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2019年11月15日 (金)

言葉のチカラ

◆言葉が見当たらない

最近の国内政治ニュースだが、

「桜を見る会」への安倍後援会の大量招待枠の問題がある。

その他は「台風時」の森田千葉県知事の「(別宅)視察」問題・・・。

どちらも違法性の問題ではない。

敢えて言うなら政治家の「資質」の問題である。

と自称ジャーナリストが解説する。

どちらもワイドショー番組としては面白いのだろう。

野党は、「桜を見る会」については「第二のモリカケ」を狙っているのかもしれない。

また検察ごっこが始まるのか。

政治家にとって、一番恐ろしいのは、政敵ではない。

家族と秘書とマスコミである。というのが定説である。

つまり、安倍総理の昭恵夫人のように、政治家本人を追い詰めることもある。

某大臣のように秘書が、政治家本人を裏切ることだってある。

私は失望する。

謀略は有るが、そこには言葉がない。

政治の葛藤に「言葉が見当たらない」のである。

◆言葉のチカラ

本題に入るが、数年前、こんなコピーが朝日新聞から宣伝された事がある。

言葉は

感情的で

残酷で

ときに無力だ。

それでも

私たちは信じている

言葉のチカラを。

ジャーナリスト宣言。

朝日新聞

・・・・・・・・・・

恐らくプロのキャッチコピーだろう。

だが、何の感動もない。理由は簡単だ。

朝日新聞の広告だからである。

次の文章を読めば、恐らく説明は不要だろう。

◆言葉の力 (大岡信)

人はよく美しい言葉、正しい言葉について語る。

しかし、私たちの用いる言葉のどれをとってみても、単独でそれだけで美しいと決まっている言葉、正しい言葉はない。

ある人があるとき発した言葉がどんなに美しかったとしても、別の人がそれを用いたとき同じように美しいとは限らない。

それは言葉というものの本質が、口先だけのもの、語彙だけのものではなくて、それを発している人間全体の世界をいやおうなしに、背負ってしまうところにあるからである。

人間全体が、ささやかな言葉の一つ一つに反映しまうからである。

(以下略)

中学校『国語2』(光村図書出版)より抜粋

最近の国会論戦を見れば、「言葉狩り」はあるが「言論戦」はない。

だから、失望しているのである。

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