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2019年3月 5日 (火)

米国の戦略は?朝鮮半島からの撤退か?

トランプ大統領とは、どんな性格の持ち主か?

巷間、“粗暴な熱血漢”という評価がある。だが、私はそうは思わない。彼の言動を偏見なく見れば、余りにも正直過ぎるが、「ノーベル平和賞を期待する」善良な平和主義者”である。

それは、重要な人格の一部である。その上で、政治家としては、トランプ大統領の基本戦略は、首尾一貫して“米国経済優先・アメリカファースト”である。トランプは、北朝鮮の若き独裁者・金正恩を、「ナイスガイ!」「頭が良い!」と見事に手のひらに乗せていた。恰も、親爺が悪ガキをしっかり諭すように、「ナイフを棄てたら、オヤツをあげる」と言っている姿だ。

米朝会談の様子は、≪風刺画≫として見るならば、尊大な虎に睨まれた狡猾な狐というところであろう。

而して、米朝会談が「物別れ」になった後、「米韓合同軍事演習が中止」というニュースが這入った。軍事演習の「継続こそ軍事抑止力」という軍事一般常識からすれば、意外なニュースである。

米国は、在韓米軍の軍事費軽減を「理由」に挙げている。韓国の基地負担への不協力が「裏の理由」である。然し乍ら、「経済」だけが「軍事演習中止」の理由ではない筈。本当の理由は何か?

戦略的には、「朝鮮半島から引いた方が」イザ!の時、北朝鮮を攻撃しやすいという逆の意味で其れは軍事的「常識」でもある.。

ほんの少し前、北朝鮮の挑発が高まり、米軍との軍事衝突の危機が高まった。その時、「北朝鮮に圧倒的に勝利する事は可能だ。だが、在韓米軍とその家族にも被害が及ぶのは必至」と、米国国民の生命・安全を優先した。それは、軍事シュミレーションの結果である。何度も戦争をしているからこそ、その米国の結論にはリアリテイがある。

今回の、「米韓の軍事演習中止」の本当の理由は何か?

それは、「日本の自衛隊機に対するレーダー照射」などの事実から、韓国軍には軍事常識がない。軍事機密が韓国を通じて流出する恐れ。約束を守らない韓国、などの理由で、結局は「韓国を信用できない」という疑念が重厚に蓄積された、されてしまったのである。心底の「疑念」は、民主党鳩山総理の時のように、同盟国にとって「致命的」である。

トランプは、前述したように「アメリカファースト」である。

米国民の生命・安全の優先」が米国大統領の思考回路の主流である。さらに、「経済重視」と「平和主義者」の要素が加われば、何時までも朝鮮半島で無駄な軍事費を使う理由がない。情勢が許されれば、又米国の安全が保証されるなら、明日にでも半島を退却して、対馬半島を防衛最前線としたい。論理的帰結である。

「米韓合同軍事演習の中止」は、その為の布石でもある。と考える。

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