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2018年9月20日 (木)

≪漢詩鑑賞≫漁翁(柳宗元)

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漁翁(ぎょおう)夜西巌(せいがん)に傍(そ)うて宿し
暁に清湘(せいしょう)に汲み楚竹を然(た)
(もや)(き)え日出てて人を見ず
あいだい一声山水緑なり
天際を廻看(かいかん)して中流を下れば
巌上無心雲相い逐(お)
漁夫のおやじは西岸の岩のもとに舟をとめて夜を過ごし
曙に、清らかな湘水(しょうすい)の水を汲み楚の竹を燃やして朝餉(あさげ)の支度をする
えいおうと舟こぐかけ声が一つ響けば、山も水も緑に染まる
はるかな水平線の彼方を振り返りつつ川の中ほどをこぎ下れば
昨夜舟を止めた岩の上のあたりに、無心の雲が互いに先になり後になりつつ流れていく

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