北朝鮮の謀略に打ち勝つ為には、原則を崩さない事
◆拉致問題でファクトとは?
救う会副会長の島田洋一先生は、WILL9月号で、次の様に述べている。
「ファクトを知る上で北朝鮮当局の発表が役に立つことは皆無に近い」
北朝鮮当局の発表を額面通り受け取ることができない(裏がある)。
そのことは、何度も騙された我々日本人にとっては、もはや常識である。
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◆日米同盟は強固である!
結局、米朝首脳会談以降、拉致問題解決の進展はない。
しかし、これは表面上の事である。
米朝首脳会談で、拉致問題に関する安倍総理の伝言を、トランプ大統領は金正恩に直接伝えてくれた。
このことには、感謝するし、日米同盟の強さを示す上で、大きな成果だった。
全てにおいて、日米同盟が強固であることが大前提である。
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◆(北の)対話攻勢の意味
救う会会長の西岡力先生は、正論9月号で、次の様に述べている。
「金正恩政権内部からは、米朝会談は成功した、次は日朝会談(日本政府からカネを取ろうという番)だという話が聞こえてくる」
北朝鮮は、対話攻勢を始めているが、西岡先生は「日本から100億ドル以上のカネを取ろうと考えてる」と解説している。
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◆北朝鮮の工作に加担する言説に惑わされるな!
現在の安倍政権は、原則を崩していない。
被害者が生存しているという前提に立って、即時帰国を求めていくという原則である。
従って、北朝鮮側の謀略に乗る「合同調査」や「連絡事務所設置」の提案に迂闊にも加担する政治家もいるが、断じて受け入れられない。
今更、「合同調査」など必要なく、生きている拉致被害者を即時帰国させ、納得のいく説明をする事だけで良い。
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