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2018年8月31日 (金)

倭寇と和寇、歴史の見方

韓流ドラマに登場する倭寇
韓流歴史ドラマを観ていると、倭寇【wakou】と呼ばれる海賊が度々登場する。
海賊と云うと悪いイメージだ。
だが、この時代、「海」と「航路」があれば、どこにも登場し、交易等を行っていた。
瀬戸内海で活躍した村上水軍なども、そうである。
以前、出光石油の創始者を描いた『海賊と呼ばれた男』という映画があったが、海賊とは、海で活躍する男たちというプラスのイメージもある。
✰・・・…☆……☆……☆
◆倭寇と和寇の違い
倭寇とは、朝鮮側から観た場合だ。
だが、小生のような日本人が学んだのは,「和寇」であり、「倭寇」ではない。
『倭』(wa)という言葉が初めて登場するのが、中国『三国志』時代の歴史書である。
・・・楽浪の海中に倭人有り、分かれて百余国を為し、歳時を以って来たりて献見すという・・・
※注1. 「楽浪の海」とは、今で言う「東シナ海」の事である。
「倭」(wa)には、「辺境異郷の地」という意味があり、倭(倭人)とは、大陸から観た日本(日本人)の蔑称でもある。
※注2. 「倭」(倭←委)の表記から、「東夷」の派生とする説もある。
「中華思想」の世界観では、天子(中国皇帝)を中心として周辺属国(例:朝鮮王朝)の更に外部は、東夷・北狄・西戎・南蛮と呼んて蔑んだ。
✰・・・…☆……☆……☆
◆倭しうるわし
倭(やまと)は、国のまほろば、たたなずく、青垣(あおがき)、山隠(ごも)れる、倭しうるわし
これは、『古事記』歌謡31にある倭建の命(ヤマトタケルノミコト)の歌である。
「まほろば」とは、素晴らしい理想郷という意味である。
「ヤマト」は、「日本国」の意味であり、日本人なら”ヤマト”の表音に特別な気持ち(愛着)を感じる。
ところで、『古事記』では、倭建命だが、『日本書紀』では、大和武尊命と変わっている。
「倭」ではなく、「大和」に込められた『日本書紀』の意味がある。
即ち、日本人が自立していった足跡があるのである。
従って、倭寇と和寇の違いは、単なる表記の違いに留まらず、日本(国)に対する愛着心(愛国心)を持つかどうかの違いである。
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