金正恩とⅮトランプは酷似、外交は「文書」ではなく「力」である
◆歴史的出来事
米朝首脳会談(6月12日)は、間違いなく歴史的出来事だろう。
トランプ大統領は、記者単独インタビュウーで、次の通り答えていた。
「私は金正恩を信じる」
「だが、1年後、間違っていたかも知れない」
☆……☆……☆……☆
◆トランプの賭け
私は、これはトランプの賭けなのだと思った。
昨日、合意された文書は、内容的には大雑把で、抽象的である。
つまり、二人の合意というより、意思表示である。
意思表示に過ぎないのである。
☆……☆……☆……☆
◆従来の外交交渉とは違う
CVIDの内、検証可能と不可逆的の文言が抜け落ちている。
これでは、何のための米朝首脳の合意かという批判が多い。
「譲歩したのか?」という記者の質問に、トランプ大統領は答えていた。
☆……☆……☆……☆
◆私は違う!
「過去の大統領は、何度も約束を破られた」「
だが、私は違う」
更に続けて、「文書が重要なのではない」「要は、100の約束よりも、一つの確実な実行だ」と答えた。
あの冗舌さには、驚いた。
☆……☆……☆……☆
◆外交は力
トランプの言葉に、彼の外交思考が垣間見える。
それは、外交とは「文書」よりも「力」を示す事だ!というものである。
それは、圧倒的な軍事力を持つアメリカに対して、金正恩が「核」にこだわった事にも通じる。
即ち、外交とは「力」である。
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