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2018年4月30日 (月)

日本の起源について~漢詩『山海経を読む』(陶淵明より

山海経とは
山海経は、洛陽を中心に東西南北にわけ、それぞれの地名・産物・生き物・神々が描かれた地理書となっている。
倭(wa)という名前が中国で初めて登場するのは、山海経である。
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記紀時代
因みに、日本に於い、古事記では倭建命(ヤマトタケル)だが、日本書紀では日本武尊(ヤマトタケル)と表記されている。
大和(ヤマト)とは、天皇が住まわれる土地を意味するのである。
(それ以外は、蝦夷地(エゾ)と呼ばれていた。
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建国記念の日
『建国記念の日』が、2月11日に決まった時、当時の歴史学者が挙って反対したて。
「神話の世界と歴史的事実は違う」という主張である。
確かに、神話の記述を歴史の時間軸に当てはめて説明のつかない荒唐無稽な話である。
それは、中国の地理書『山海経』も、同じである。
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古代人の世界観
しかし、荒唐無稽だからと言って、『山海経』や『古事記』『日本書紀』を完全に無視してよいのだろうか?
少なくとも、当時の古代人が、どのような世界観を持っていたかが表れている。
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歴史学とは?
神話とは、そういうもので、それぞれの国・民族のアイデンテイテイの源泉である。
それを知る事も、歴史学である。
2月11日の『建国記念の日』に、イチャモンをつけるのは、歴史学者のすべきことではない。
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魏志倭人伝
扨て、『魏志倭人伝』には、次のような記述がある。
・女王國東海海千餘里復有國倭種・・・
・女王国から東へ海を渡ること千余里で、また国があり、皆倭人である・・・
倭(wa)というのは、元来の意味は遠い僻地、未開の地といった蔑称である。
その後、倭人は和人となり、倭(ヤマト)の国は大和(ヤマト)の国へと変化していった。
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陶淵明も愛読した『山海経』
『山海経』については、荒唐無稽な話が延々と続き、各地の伝承や噂が集められた、架空の世界を描いたものである。
このような神仙思想は、陶淵明(東晋365~427)を始め、古代中国の知識人が愛読した。
中国のドラマ『班淑』(はんしゅく)でも、主人公の宮廷女性教官が、『山海経』の講義をやると、『論語』などよりも喜ばれたという場面があった。
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山海経を読む
孟夏草木長じ
屋を繞(めぐ)りて樹扶疏(そふ)たり
衆鳥託する有るを欣(よろこ)び
吾も亦吾が廬を愛す
既に耕して亦已に種え
時に還た我が書を読む
窮巷(きゅうこう)深轍(しんてつ)より隔たり
頗(すこぶ)る故人の車を回(めぐ)らす
歓言(かんげん)して春酒を酌み
我が園中の蔬(そ)を摘む
微雨東より来り
好風之と倶(とも)なう
汎(あまね)く周王の伝を見て
俯迎(ふぎょう)して宇宙を終う
楽しからずして復何如(いかん)ぞや
 

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