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2018年3月24日 (土)

≪漢詩鑑賞≫烏江亭に題す(杜牧)

垓下の戦いで、漢の劉邦と戦って敗れた楚の項羽が、壮絶な最期を遂げた渡し場。
それが、烏江亭である。
歴史の事実を、もし・・・あの時こうだったらという空想を楽しむことがある。
戦いの勝敗は、ちょっとした偶然の積み重ねで起こることが多い。
烏江の亭長は、長江を渡って再起を計る事を勧める。
しかし、項羽は、征西の時に連れて来た江東の子弟八千人をすべて戦死させた。
父兄に合わせる顔がない、と言って自刃した。
・・・・・・
烏江亭に題す (杜牧)
勝敗兵家事不期  勝敗は兵家も事期せず
包羞忍恥是男子  羞を包み恥を忍ぶは是れ男子
江東子弟多才俊  江東の子弟才俊多し
捲土重来未可知  捲土重来未だ知るべからず
・・・・・・
戦の勝敗の行方は、戦略家(孫子の兵法)でさえも、予測がつかない。
恥を忍び、肩身の狭い思いに耐え、再起を計ってこそ真の男子と言えよう。
項羽の本拠地である江東の若者たちには、すぐれた人物が多いというから、
もし江東の地に力をたくわえて、地面を巻き上げるような勢いで、再び攻め上ったら(捲土重来)、その結果はどうなっていたかわからない。
 

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