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2018年2月10日 (土)

≪漢詩鑑賞≫不出門(門を出でず)菅原道真

菅原道真は、醍醐帝の退位を計画したという罪で、大宰府に左遷された。
これは、冤罪であるが、大宰府の地で三年ほどで病死した。
それ故、後世の人は、菅原道真を、畏敬の気持ちを込めて「学問の神様」と、崇めている。
大宰府での深い嘆きが伝わる詩である。
彼は無実であったものの、この詩にあるように、受けた罪を恐れ、外出もせず謹慎したのである。
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一たび謫落(たくらく)せられて柴荊(さいけい)に就きしより
万死兢兢(きょうきょう)たり跼蹐(きょくせき)の情
都府楼(とふろう)は纔(わず)かに瓦色(がしょく)を看
観音寺は只鐘声を聴く
中懐(ちゅうかい)は好し遂(お)わん孤雲の去るを
外物(がいぶつ)は相逢う満月の迎うるに
此の地身は検繁(けんけい)無しと雖も
何為(なにすれ)ぞ寸歩も門を出でて行かん
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ひとたび左遷され、配所の司馬の戸を入ってからは
我が罪は万死にあたるを思い
戦々兢々(跼天蹐地)天地の間に身の置きどころのない思いでいる。
大宰府の高楼(都府楼)は、その瓦の色を委託から望見するだけ、府庁の隣の観音寺も、ただその鐘の音を聞くのみ。
いづれも出かける事はない。
旨の思いは、ままよ、ちぎれ雲のゆくのを追う。
外物については、満月が自分を迎えるように空に出るのを見るばからである。
この地ではわが身を束縛されるわけではないが、どうして、一寸たりとも門を出ることなどしようか。
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