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2017年12月 3日 (日)

権力者とは何か?(憲法の意義)

憲法に対して、いろいろな議論がある。
民主党→民進党→立憲民主党(枝野党首)の底流にある憲法観は、一口で言うと「自民党による改憲に反対」というものだ。
一部マスコミも同様である。
彼らは、「改憲に反対」の理由を、次のロジックを用いる。
◆権力は暴走する。
◆憲法は権力者を縛るもの。
此処で云う「権力者」とは、内閣総理大臣を指す。
しかし、憲法を論じている時に、権力者=内閣総理大臣というのは、三権分立の精神に反する。
三権とは、行政(内閣)・司法(最高裁判所)・立法(衆議院・参議院)である。
従って、「権力は暴走する」として、「権力者を縛るのが憲法」というロジックは、中学生が聞いても奇異に感じる。
つまり、上記のロジックは、憲法そのものを恣意的に解釈した考えである。
それでは、権力者とは何か?
私は、次の様に「権力者」を規定する。
①自身の考えで物事を判断し、決定できること。
②そのことが、社会的に多大な影響を及ぼす。
つまり、権力者とは、三権(行政・司法・立法)だけでなく、自身の役割の中で、他者から独立した存在である。
「自身の考えで物事を判断し」「社会に多大な影響を及ぼす」という意味では、マスコミ各社も権力者である。
権力者が暴走する事はある。(戦前の朝日新聞の様に・・・)。
その事の深い反省が無ければ、憲法を論じるべきではない。
権力者がそれぞれ道理をもって、それぞれの役割を果たすことが重要である。
それが、憲法の意義であると私は思う。
 
 

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