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2017年8月19日 (土)

米国の人種差別は、歴史の中にある

アメリカの南北戦争は、北軍の勝利に終り、南軍のリー将軍は敗北した。

それは、ドラマでは無く、歴史の事実である。

リンカーン大統領(共和党)が、ゲチスバーグで「奴隷解放宣言」を行った事は、日本人の中高校生でも知っている。

人種差別は、「奴隷解放宣言」では終わらず、キング牧師らの「公民権運動」へと発展した。

南アフリカでは、マンデラ氏がアパルトヘイトを打ち破り、黒人初の大統領に就任した。

映画『インビクタス』は、感動的だった。

このように、21世紀になって、人種差別撤廃の動きは、世界の潮流になった。

しかし、それは飽くまでも「政治制度」上の事である。

(道徳的には理解していても)心の奥底までの人種差別撤廃には至っていない。

「政治制度」上の建て前であり、心の奥底まで差別が撤廃されるには、時間がかかる。

それは、心の問題であり、特定の人種への憎しみという「嫌な記憶」が消えるには、偏見を取り除く教育が必要となる。

「政治制度」は簡単に出来るが、「心の問題」を解決する事は、難しい問題である。

最近、トランプ大統領が、「白人至上主義者」を、その反対派と同等に扱ったとし非難されている。

今朝の『ウエークアップ』(日テレ)では、タブーに触れる「慎重な言い回し」で、トランプ大統領を異口同音に非難していた。

しかし、トランプ大統領は、白人至上主義者もその反対派も、「暴力」で相手を攻撃してはいけないと言っているのであって、「同等」ではなく双方に「非暴力」を呼びかけているのではないか?

何故、トランプ大統領が非難されるのか?私には理解できない。

又、ワシントン大統領も、奴隷を「所有」していたと、彼は言っているが、その通りである。

今は、人種差別撤廃の世の中であっても、過去の歴史は書き換えることはできないのであり、歴史を学ぶとは、ありのままの歴史を学ぶことである。

南軍のリー将軍の銅像を、撤去することは、決して歴史から学ぶことではない。

その銅像には、南部地主の支持を得て、北軍と戦ったリー将軍への敬愛があることも歴史の一部である。

今現在の「価値観」を以って、過去の歴史の「事象」を断罪する事は、正しい歴史の学びではない。

法律制度も、(戦後の東京裁判や、韓国の反日政策の様に・・・)現在の「価値観」を過去に遡って適用するような「遡及効果」を認めていない。

米国の人種差別は、歴史の中にある。

それを、今「掘り起こして」書き換えることは間違っている。

トランプ大統領へのステレオタイプのマスコミ批判を聴きながら、私は違和感を覚えた。

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