北朝鮮Ⅹデーに備えて
北朝鮮の現実的脅威は、エスカレートしている。
だが、その割には、日本の政治家も、悠長に構えていたように思う。
野党の国会質疑は、「森友学園」疑惑問題に集中し、「100万円」を渡した?渡さなかった?という総理夫人の「道義上」の責任追及(証人喚問)に時間を割いていた。
メデイアも、ワイドショーで連日取り上げ、「視聴率競争」に興じていた。
だが、今の野党には、「真実」を探求し、「不正を正す」だけの力量・見識は無い。
・・・それ故、「ネタ」キレの感があった。
米中首脳(トランプ大統領vs習主席)会談の晩餐会の終わり頃、米軍によるシリア(アサド政権)空爆のニュースが飛び込んだ。
「化学兵器を使用した」事に対する、トランプの強い意思表示であり、それは北朝鮮を想定した警告である事は間違いない。
トランプは、オバマと違って、やるべき時にはやる。
安倍総理は、直ちに「米国の強い意思」に対して、「理解」を示した。このタイミングで、このコメントは、見事である。
日曜日の『サンプロ』(TBS)で、関口宏が「北朝鮮をあまり刺激してはいけない・・・」とボソボソ呟いていたが、頓珍漢である。
トランプ大統領と、安倍総理が綿密に連絡を取っていた。日米同盟は、十分に機能しているようだ。
少なくとも、「森友問題」で国会質疑が集中している間も、安倍総理と日本政府は、日本国と日本国民を守るために、細心の注意を払っていた筈だ。
我が国の総理大臣は、誠に頼もしい政治家である。
ここにきて、北朝鮮Ⅹデーが、取り沙汰されている。
Ⅹデーが何を意味するか、またどうなるか?誰にも分からないが、我々には覚悟が必要だ。
日本政府は、北朝鮮Ⅹデーに備えて欲しい。
それは、日本政府においては、密かに準備を進めていると思うが、その際、(拉致被害者の救出も含めて)日本国民の生命を守ることが<最優先>でなければならない。
有事の際には、「憲法」解釈の議論は後回しにしても、日本国民の生命を守ることが最優先である。
その事だけを、今、申し上げたい。
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