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2016年9月11日 (日)

宗教と政治(4)

◆宗教団体の「政治」との距離感

1年前は、国会周辺で、「安保法制」反対のデモがある程度盛り上がった。

その中に、特定宗教団体の旗もあった。

メデイアのインタビューに、参加者は「戦争反対」「憲法違反」などと、躊躇なく答えていた。

宗教者が、政治活動に参加するのは、自由であるし否定しない。

だが、宗教団体の旗を掲げて、平和運動の名の下に、「政治参加」することには、大いに疑問を感じた。

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◆平和運動と政治活動

安保法制は、正式には「平和と安全の関する法制」と言う。

安保法制は、共産党や社民党が声高に叫ぶ「戦争法案」ではない。

それを、平和運動の名の下に「反対」するのは、思考停止に過ぎない。

「憲法違反」だから「反対」という「理由」もあった。

憲法学者の大半が「憲法違反」と云うから反対という事だった

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◆法治主義とは何か?

だが、そもそも憲法学者の過半数は自衛隊も「憲法違反」と考えている。

学者の立場からすれば、警察予備隊の時から自衛隊は、憲法9条違反という事になる。

自衛隊は、どう見たって憲法9条で否定している「戦力」に当たる。

(これは、あくまでも、法理論上の事である)

一方、法治主義の立場からは、憲法違反かどうかは、最高裁が「判断することで、学者が決める事でも、その時の「世論」が決める事でもない。

完全に思考停止である。

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◆政治には政治のルールがある

宗教者が、政治参加するのは自由である。

だが、宗教者は、概ね政治についてはシロウトである。

参加する場合、あくまでも、政治(法律)のルールに従うべきである。

宗教団体の「旗」を掲げて参加することは、間違いである。

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◆何故、靖国参拝に反対するのか?

私は、もう一つ疑問に感じることがある。

それは、「総理大臣の靖国参拝に反対」という宗教団体名での「声明」である。

私は、勿論、普通の日本人として、英霊を祀る靖国神社に参拝する側の人間である。

だが、この行為は、私の自由意思であって、誰にも強制したくないし、誰からも(参拝中止を)強制されたくない。

内閣総理大臣と雖も、それは自由であり、特定の宗教団体の名で「制限」されるべきでない。

このような、「声明」には、大いに疑問を感じる。

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