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2016年9月 5日 (月)

天皇の「お気持ち」と国民の「理解」~此処に日本人の日本人たる所以がある

日本史を理解するには、天皇を理解することである

と昔、大学の古代日本史の教授が云っていた。

即ち、天皇と日本人との関係を解明することが、学問としての『日本史』の、最大のテーマである。

、平成28年8月8日午後3時、天皇陛下の「お気持ち」をテレビの前で拝聴した。

その「お気持ち」は、最後に、次のようにまとめられていた。

☆……☆……☆……☆……☆……☆

このたび我が国の長い天皇の歴史を改めて振り返りつつ、

これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり、

相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう、

そして、象徴天皇の勤めが常に途切れることなく、

安定的に続いていくことをひとえに念じ、

ここで私の気持ちをお話しいたしました。

国民の理解を得られることを、

切に願っています。

☆……☆……☆……☆……☆……☆

安倍総理大臣は、「重く、受けとめる」とした。

此の言葉は、正しい。

全身全霊をもって天皇としての大切な務めを果たしてこられた陛下の「お気持ち」を拝察すれば、総理大臣と雖も、これ以上の言葉は発せられないからである。

私は、天皇陛下の「お気持ち」に対して、「恐れ多い」と思った。

「恐れ多い」とは、「感謝」「尊敬」を遥かに超えた受けとめ方であり、「重く」受けとめなければならない、という事である。

「重く」とは、そのまま、素直に受け止めることでもある。

だが、「お言葉」放送の後、マスコミと政界に、妙な議論があった。

「お気持ち」の内容に、憲法違反があるのか?

というものである。

天皇陛下の「お気持ち」を、憲法という枠内での法律議論で判断するなんて、誠に、「日本の歴史、皇室の伝統」を否定した議論である。。

憲法は、法的世界に最高法規として君臨する。

だが、憲法は、「日本の歴史、伝統」には及ばないのである。

憲法を以って、「日本の歴史、伝統」を否定することは許されないのである。

自民党の二階幹事長は、女系天皇について言及した。

これも、「男女同権の世の中だから」という理屈を用いた・・・「日本の歴史、皇室の伝統」の否定である。

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