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2016年8月21日 (日)

≪漢詩鑑賞≫舟中、元九の詩を読む(白居易)

長安から左遷され、任地の江州の司馬に赴く途中の作品。

時に、白居易44歳。

未明の暗がりの中に親友・元槇の詩集を読む白居易の姿。

そこには孤独感が満ちている。

☆……☆……☆……☆……☆……☆

舟中、元九の詩を読む  白居易(七言絶句)

把君詩巻燈前讀  君が詩巻を把(と)って燈前に読む

詩盡燈残天未明  詩尽き灯残りて天未だ明けず

眼痛滅燈猶闇座  眼痛み灯を滅して猶お闇座(あんざ)すれば

逆風吹浪打船聲  逆風浪を吹いて船を打つ声 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

君の詩集(詩巻)を手に取って、灯の前で読む 

詩を読み終えた(詩尽き)時に、灯はわずかに消え残っていただけ(灯残りて)だが、空はまだ夜の暗さのまま(天未だ明けず)

眼に痛みを覚え、灯を消し、そのまま暗がりに座っている(猶お闇座すれば)と

聞こえてくるのは、逆風が波を吹きあげて、船にたたきつける音ばかり

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