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2015年12月22日 (火)

≪漢詩鑑賞≫除夜の作(高適)

旅先の旅館で大晦日を迎え、その夜、ひとり眠れぬまま過ごす。

晩年になって未だ志が遂げられず、望郷の念が込み上げてくる孤独感。

寒々とした情景、暗愁(あんしゅう)という言葉がピッタリくる詩である。

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除夜作(除夜の作) 高適(こうせき)

旅館寒燈獨不眠  旅館の寒燈独り眠らず

客心何事轉凄然  客心(かくしん)何事ぞ転た凄然(せいぜん)たる

故郷今夜思千里  故郷今夜千里を思う

霜鬢明朝又一年  霜鬢(そうびん)明朝又一年

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旅館の寒々とした燈火のもと、独り眠られぬ夜を過ごす

そうしているうちに、旅人の心(客心)はいよいよ(転)寂しさを増すばかり(凄然)

今夜は大晦日で、故郷では家族が、遠い旅先の私の事を思っているだろう。

夜が明けると、白髪(霜鬢)の老いの身に、また一つ年をとる。

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