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2015年11月30日 (月)

≪漢詩鑑賞≫黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る(李白)

この詩は揚州に赴く親友・孟浩然が、長江を下ってゆくのを見送ったもの。

別離の悲しみと寂しさを、詠っている。

李白の数多い名作の一つである。

☆……☆……☆……☆……☆……☆

黄鶴楼送孟浩然之廣陵

(黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る)

故人西辭黄鶴楼  故人(こじん)西のかた黄鶴楼を辞し

烟花三月下揚州  烟花(えんか)三月揚州(ようしゅう)に下る

孤帆遠影碧空盡  孤帆(こはん)の遠影碧空に尽き

唯見長江天際流  唯見る長江の天際(てんさい)に流るるを

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

わが親友、孟浩然(故人=古なじみの友人、孟浩然を指す)は、この西の黄鶴楼(揚子江のほとりにたつ高楼)に(辞し)

春、花霞の三月(烟花三月)に、揚州(=広陵。揚子江の下流にあり豪華な商業都市である)へ舟で下っていく

楼上から眺めると、たった一つの帆かけ舟(孤帆)のかすかな姿(遠影)が、青い空(碧空)に吸い込まれて消え(尽き)

あとには、ただ長江の流れが天の果て(天際)へと流れてゆくばかりである

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☆(次は、孟浩然の名作)

春暁(しゅんぎょう)

春眠不覚暁  春眠暁を覚えず

處處聞啼鳥  処処啼鳥を聞く

夜来風雨聲  夜来風雨の声

花落知多少  花落つること知んぬ多少ぞ

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