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2015年10月28日 (水)

米海軍の南シナ海での哨戒活動をどう報道したか?

中国は、一方的に南シナ海の海域で、領有権を主張している。

「赤い舌」と呼ばれる海域の岩礁(満潮時には水没する岩で、島ではない)を埋め立て軍港と滑走路建設を急ピッチに急いでいる。

国際法上認められない中国の傍若無人な行為に対して、米海軍は哨戒活動(自由な海作戦という)を行なった。

これに対する日本メデイアの報道には、疑問を感じる。

NHKの報道では、「米海軍の照会活動の様子」と共に、「中国が激しく反発」と伝えた。

まるで、アメリカ軍の挑発で「南シナ海が軍事衝突の危機」かのような報道である。

ハッキリしているのは、国際法に違反しているのは中国で、公海上を米海軍が哨戒活動するのは正当な行動である。

何が正しく、何が間違っているかの報道はせず、ご丁寧に「中国報道官」のプロパガンダをそのまま報道するのは、日本の報道機関として「公平性」にも欠け間違っている。

それ以上に違和感を感じたのは、夕方のテレビ朝日の報道番組で、自称ジャーナリスト大谷某のコメントである。

「南シナ海」での、軍事衝突の危機感を煽りながら、それに絡めて「安倍総理が国会を開催しないのはケシカラン」と結んだ。

風が吹けば、桶屋が儲かる式の、「悪いのは全て安倍総理」的発想である。

米海軍の活動は、戦争では無く、平和のための活動(平和の海作戦)であることを無視して、中国側のプロパガンダに乗っかったコメントである。

昼間の『ひるおび』(TBS)では、ゲストの宮家氏の解説で、間違っているのは中国であることが明快であるが、他の報道番組は「どちらが正しいか、間違っているか」をコメントしない。

あるいは、さらっと「米海軍の哨戒活動」を報道するだけであるか、報道すらしない番組もあった。

報道のあり方に疑問を感じる。

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