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2015年10月

2015年10月31日 (土)

中国にどう対抗するか?これがわが国安全保障の要点だ

先の安保法制に、多数の憲法学者が反対した。

その理由は、「憲法違反」というものだった。

さらに、「法的安定性」「立憲主義」を破壊するというものだった。

「安保法制は違憲か、合憲か?」という論争は、「大学の憲法学教室」でのテーマとしてはあるだろうが、「日本の安全保障をどう確立するか?」という現実問題とはかけ離れたテーマである。

中国が南シナ海で主張する「九段線」と、米軍の哨戒活動について、「安保法制」反対してTVに登場した憲法学者たちは、何をコメントしているのか?

少なくとも、沈黙している様に、見える。

南シナ海での出来事は、中国が国際法に違反している事は明々白々である。

にも拘らず・・・「(国際法は)憲法学者にとって専門外である」とでも言いたいのだろうか?

法律は万能ではない。

だが、(憲法学者も)法律家らしくコメントすべきである。

米軍が撤退すれば、(その空白に)中国が進出することは、南シナ海の出来事を時系列で検証すれば明らかではないか。

「法的安定性は問題ではない」と政府要人が言ったが、私もそう思う。

「安保法制」に反対した輩(野党政治家・マスコミ)は、何故、“中国の国際法違反”には反対の声を挙げないのか?国会周辺での喧騒は、「祭りの後」のように静かになった。

既に、彼らの関心事(闘争目標)は、「次の選挙をどうするか?」という事に移っている。

彼らが黙ることで、安保法制は、(沖縄県を含めて)我が国にとって、重要な法整備であることが、ますますハッキリした。

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2015年10月30日 (金)

我が国の安全保障を俯瞰すれば、辺野古は、法的手続きあるのみ

我が国のメデイアは、①南シナ海での米イージス艦ラッセンの「航行の自由作戦」と、②沖縄県の米軍辺野古基地建設のニュースを、バラバラに報道している。

だが、この「航行の自由作戦」と「辺野古基地建設」は、わが国の安全保障上、密接に関連する問題である事は、中学生でも分かる。

これは、空理空論ではなく、わが国の安全保障について突き付けられた現実的な課題である。

ところが、メデイアは、「航行の自由作戦」を“米中軍事衝突の危機”とまとめ、「辺野古基地建設」を“国と沖縄県の対立”とまとめている。

どこか他人事のようにも聞こえる極めて、歪曲した報道である。

「航行の自由作戦」に対する中国の対応を見ればわかるように、普天間の辺野古基地への移設は、わが国の抑止力に於いて死活的な問題だ。

バラバラに報道する問題ではない。

沖縄県知事は、「国は強権的」「絶対、許さない」と言っている。

だが、もはや中国共産党政権の傀儡とも思える翁長知事の言辞に、何一つ正当性は無い。

安倍政権は、法的手続きを粛々と進めれば良い。

我が国の安全保障を、俯瞰すれば、辺野古は法的手続きあるのみである。

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2015年10月28日 (水)

米海軍の南シナ海での哨戒活動をどう報道したか?

中国は、一方的に南シナ海の海域で、領有権を主張している。

「赤い舌」と呼ばれる海域の岩礁(満潮時には水没する岩で、島ではない)を埋め立て軍港と滑走路建設を急ピッチに急いでいる。

国際法上認められない中国の傍若無人な行為に対して、米海軍は哨戒活動(自由な海作戦という)を行なった。

これに対する日本メデイアの報道には、疑問を感じる。

NHKの報道では、「米海軍の照会活動の様子」と共に、「中国が激しく反発」と伝えた。

まるで、アメリカ軍の挑発で「南シナ海が軍事衝突の危機」かのような報道である。

ハッキリしているのは、国際法に違反しているのは中国で、公海上を米海軍が哨戒活動するのは正当な行動である。

何が正しく、何が間違っているかの報道はせず、ご丁寧に「中国報道官」のプロパガンダをそのまま報道するのは、日本の報道機関として「公平性」にも欠け間違っている。

それ以上に違和感を感じたのは、夕方のテレビ朝日の報道番組で、自称ジャーナリスト大谷某のコメントである。

「南シナ海」での、軍事衝突の危機感を煽りながら、それに絡めて「安倍総理が国会を開催しないのはケシカラン」と結んだ。

風が吹けば、桶屋が儲かる式の、「悪いのは全て安倍総理」的発想である。

米海軍の活動は、戦争では無く、平和のための活動(平和の海作戦)であることを無視して、中国側のプロパガンダに乗っかったコメントである。

昼間の『ひるおび』(TBS)では、ゲストの宮家氏の解説で、間違っているのは中国であることが明快であるが、他の報道番組は「どちらが正しいか、間違っているか」をコメントしない。

あるいは、さらっと「米海軍の哨戒活動」を報道するだけであるか、報道すらしない番組もあった。

報道のあり方に疑問を感じる。

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2015年10月26日 (月)

日本国憲法を、神格化するな!

野党五党が(内閣改造があった事、TPPの説明などを理由に)国会開催を求めている。

与党は、安倍総理の外交日程がタイトな事を理由に「難しい」と拒否しているが、野党は、開催拒否は「憲法違反」と、反発している。

最近やたらと、野党には〝憲法違反″という主張が多い。

したり顔した「憲法学者」「評論家」がメデイアに登場して、「権力の暴走」を指摘する。

例えば・・・安保法制の時も、国防議論に値する≪対案≫は無く、「戦争反対」「憲法違反」を反対理由にしていた。

野党議員が「憲法違反だ!」と主張している姿は、奇妙であるし、違和感を感じる。

〝日本国憲法の神格化”とも言える。

そもそも憲法に関する認識が、「憲法は権力者を縛るもの」という発想は、階級闘争史観(権力者vs国民)によるものである。

日本国憲法は、GHQが「日本国の(完全なる)武装解除」を意図したものであった。それは、「権力者だけ」の武装解除ではなく、「日本国民すべて」の武装解除が目的だった。

米国は、間もなく「占領政策の誤り」に気付いて、日米安保条約を締結した。

だが、ソ連に北方領土を奪われ、韓国に竹島を奪われ、中国には南西諸島の領海侵犯が繰り返されているが、憲法の平和主義は効力を発揮しない。

「日本国憲法」を良いことに、周辺国は好き勝手に振舞っている。

憲法は、「権力者だけを縛るもの」という理屈は、周辺国(ロシア・中国・韓国・北朝鮮)にとって都合のよい理屈である。

「権力者」だけでなく、「国民」すべてに適用されるのが日本国憲法である。

それに・・・日本国憲法を、神格化すべきではない。

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2015年10月25日 (日)

「綱領はさておいて」共産党・小池発言に噛みついた公明党議員(今朝のNHK日曜討論より)

久しぶりにNHK日曜討論を観たが、(維新の党が分裂した事を受けて)与野党出席者の顔ぶれが若干違う。

今朝は、(与党の)自民・公明、(野党の)民主・維新・共産・大阪維新・社民・次世代の8党の議員だった。

NHK「討論会」の特徴は、与野党に平等に発言時間を配分していることである。

出席者が「多数」であれば、ひとりの「発言時間」は、中味に関係なく制限される。(これは、NHK「討論会」がツマラナイと感じる所だ。(テレビのナマ討論だから仕方がないが・・・)

従って、短い時間で、(それぞれの党の立場で)正当性を主張しなければならないから、「決めセリフ」が重要となる。

片山虎之助(大阪維新)が、「TPPで意見がある」と言って、遮った司会者に激怒していたが、ある程度それは、「発言者」の責任でもある。

NHKという「アウェイ」での戦いと思えば良いし、(同時刻の『関口宏のサンプロ』TBSと違って)、番組に呼ばれるだけでも良いと思えば良い。

それにしても、民主党の細野氏は、相変わらず・・・「綺麗ごと」の決め台詞が多い。

共産党の小池氏は、(安保法制の議論の中で)次の様に言った。

「国民は、野党が結束することを望んでいる」「共産党の綱領(安保廃棄・自衛隊違憲)は、“さておいて”、安倍政権打倒で野党は一致すべき」

小池氏の、「綺麗ごと」の決め台詞である。

その直後、「重要な党綱領を“さておいて”とは、何事か!」・・・と、公明党議員が噛みついた。

党綱領とは、(「綱領」の無い民主党議員には理解できないだろうが・・・)政党の生命線であり、神髄である。

公明党議員のこの主張は、正しい。

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2015年10月24日 (土)

思ひやる情けの露のなかりせばおのが心も枯れはつるべし(大和山神歌集1230番)

この歌は、おみくじを引くように『大和山神歌集1396歌』(松緑神道大和山の教典)から、私が選んだものである。

私が選んだというより、大和山の大神様が(歌によって)私を諭したものと受け止めるべきであろう。

初代教主様は、「(解説で)その人独自の立場や関心によって味読味解されるべきもの」として、「信仰の伸び伸びとした成長と闊達な深まり」を奨励しておられる。

それ故、私は「座右の銘」のようにしてこの歌を大切にしたい。

1230番

思ひやる情けの露のなかりせば

おのが心も枯れはつるべし

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2015年10月23日 (金)

≪漢詩鑑賞≫楓橋夜泊(張継)

漢詩には、旅の途中に作者の感慨を詠ったものが多い。

旅は、物思いに耽る時間があるためであろう。

張継(ちょうけい・中唐)の作品『楓橋夜泊』は、その一つである。

☆……☆……☆……☆……☆……☆

楓橋夜泊(ふうきょうやはく)  張継

月落烏啼霜滿天  月落ち烏啼いて霜天に満つ

江楓漁火對愁眠  江楓漁火愁眠に対す

姑蘇城外寒山寺  姑蘇城外の寒山寺

夜半鐘聲到客船  夜半の鐘声客船に到る

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2015年10月22日 (木)

野党五党(民主・維新・共産・社民・生活)は烏合の衆

秋色が濃くなる中、野党の存在感がすっかり薄くなったネエ。

野党五党(民主・維新・共産・社民・生活)は、安保法制に「仲良く反対」して以来、取り敢えず国会内では<共闘>することを確認し合っている。

即ち、安保法制に「仲良く反対」して以来、「野党五党=民主・維新・共産・社民・生活」という括りが定着した。

リードしているは「マスコミ」であるが、実態は主義主張バラバラの<烏合の衆>である。

「野党五党」が、一致しているのは、唯一「安倍政権に反対する」だけ。

野党は、「反対野党」(民主・維新・共産・社民・生活)と、次世代の党(中山恭子党首)などの「建設的野党」に大きく分類される。

今後は、橋下徹氏の動向が注目される。

マア兎も角・・・存在感を示そうと「反対野党」の野党五党は、国会開催を要求している。

それを「マスコミ」が後押ししている。

TPPなど、「国民への説明」など、理由は尤もだが、安倍総理の外交日程はタイトである。

私の目には、「国民への説明」を妨害しているのが、「野党五党」であり、マスコミであるように映る。

兎も角、国会の開催も大切だが、安倍総理には国際舞台での外交を、日本国の為にもっともっと頑張って頂きたい。

優先順位から言えば、「国益のための外交」が優先されるべきだ。

烏合の衆の「野党五党」には、何も期待できないというのが、率直な私の感想である。

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2015年10月16日 (金)

≪漢詩鑑賞≫劉景文に贈る(蘇軾)

劉景文に贈る   蘇軾<七言絶句>

荷盡已無擎雨蓋  荷(はす)は尽きて已に雨に擎(ささ)ぐる蓋(かさ)無く

菊殘猶有傲霜枝  菊は残(おとろ)えて猶お霜に傲(おご)るの枝有り

一年好景君須記  一年の好景(こうけい)君須(すべから)く記すべし

最是橙黄橘緑時  最も是れ橙(とう)は黄に橘(きつ)は緑なる時

☆……☆……☆……☆……☆……☆……☆……☆

はすの葉(荷)は枯れつきて(尽きて)、もう雨にむかってさしひろげた(擎ぐる)傘(蓋)の姿はない。

菊の花は咲きおとろえて(残えて)、見る影もなくなったが、それでも(猶お)霜の寒さにめげぬ(霜に傲る)一枝はある。

一年のうちのよいながめ(一年の好景)を、あなたはぜひとも(須く)覚えておいてほしい(記すべし)。

何よりも(最も是れ)、ゆずの実(橙)は黄色く、みかん(橘)はまだ緑色の、この時を。

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2015年10月15日 (木)

マスメデイアによる世論誘導の手法

最近、やたらと「世論調査」が多い。

見るとほとんどが、調査せずとも・・・「結果ありき」の内容である。

マスメデイアによる世論誘導が目立つ昨今である。

特に、『報道特集』(TBS)を観て感じる事がある。

司会者が、ゲストの意見を求めるときに、必ず最初に「答えの枠」を決める。

即ち、次のような振り方がある。

≪例1≫ 安保法制について、「安倍総理は十分な説明をし尽くしていない、という国民の声がある中、審議を打ち切って採決したことを、○○さんはどう思うか?」

≪例2≫ デモ参加者の「声」を映像で紹介しながら、「○○さんはどう思うか?

例1について・・・これは、「安倍総理は十分な説明を尽くしていない中、強行採決した」「けしからん」という答えを期待する(誘導する)質問である。

「十分な説明を尽くしていない」というのは、世論調査の結果を踏まえたものである。即ち、「説明は十分になされたか?」と問えば、「十分ではない」と答えるに決まっている。

例2について・・・番組が事前に編集した「街の声」を、「国民の声」として登場させる。登場するのは、「反対」あるいは、「よく分からない」という「声」だけである。

これらは、マスメデイアによる世論誘導の典型例である。

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2015年10月14日 (水)

翁長知事は「国賊」、第二の鳩山由紀夫だ!

『米軍辺野古沖工事の取り消し』を決定した翁長知事は、罪が重い。

翁長知事は「国賊」と言って良い。

完全な人間などこの世にいない。それは、政治家とて同じである。

だが、政治家の誤った言動は、一般人よりも罪は重い。

「国賊」という言葉は、あまりに強烈で、滅多に使うべきではない事は、承知している。

それを使用した政治家は、鳩山由紀夫総理がいる。

誤りを改めることなくその後も迷走した鳩山由紀夫という人間は、政治家というより「国賊」そのものであった。

積年の日米両政府と沖縄県の交渉の結果、普天間の移設先は、辺野古沖しかないことがハッキリしたはずであるが、展望もなく「ちゃぶ台返し」をしてしまった。

その張本人が鳩山由紀夫である。

一般人が、「○○反対」と意思表示するのは自由である。

だが、翁長知事は県民を扇動し、国と県を分断した。

デモ等で意思表示をする事と、知事の権限で「強行」するのとは異次元の問題である。

翁長知事は、鳩山由紀夫に次ぐ「国賊」というべきである。

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2015年10月13日 (火)

文化大革命時の紅衛兵と、「戦争反対」「安倍打倒」の学生との類似点

◆落選運動=撃破の呼びかけ

安保法制が衆議院を通過した直後、東大大学院の某教授が次の様に「(来年夏の参議院選挙での特定候補者の)落選運動」を呼びかけた。

「ぜひ皆さんに考えて欲しいのですが、落選運動をしませんか」

「具体的には、①安保関連法になぜ賛成したのか、②憲法違反との指摘にどう考えるか、③立憲主義に反するとの指摘にどう考えるか、この3点を基本に公開質問を行う。その結果をインターネットで公開する」

「安保関連法を廃止するためには落選運動だけで十分ではありませんが、まずは賛成した議員一人一人を“撃破”することから始めたらいい」

◆シールズが同調?

これに対して、学生が中心の「SEALDs(シールズ)」も同調する姿勢をみせた。

落選運動を呼びかけた某教授は、自分で堂々と主張し、来年夏の参議院選挙に立候補すれば良いではないか。

教授は卑劣である。

若者はバカだ。

◆文化大革命時の中国

それは兎も角として、某教授の呼びかけに気分が高揚する若者の姿を観て、数十年前の中国を思い出した。

文化大革命と紅衛兵の姿である。

中国文化大革命とは、独裁者・毛沢東の指示により「紅衛兵」を動員して、人民を“撃破”したものである。

紅衛兵たちは、「資本主義の犬」「反革命」などというレッテルを用いて、『毛沢東語録』を手に持ち、徒党を組んで多数の人民・政敵を抹殺した。

◆類似点

文化大革命時の紅衛兵と、「戦争反対」「安倍打倒」の学生は、幾つかの類似点がある。

第一に、「レッテル張り」で相手を打倒する。

第二に、論争ではなく、「異論」を排除する。

第三に、若者を中心に、気分が高揚している。

だが、今のとこと某教授の呼び掛けた「落選運動」は公職選挙法違反の疑義もある為、広がりを見せていない。

多くの日本人の若者は、「レッテル張り」に走る「シールズ」とは違い、冷静だ。

私はホッとしている。

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2015年10月12日 (月)

中国共産党による膨大なデマ・歴史捏造

歴史とは何か?

英語ではヒストリーという。

歴史を知るには、史料(史実)を理解する事が第一歩であう。即ち、客観的史料を基にして、人の動きを解明する事である。

如何なる国でも、自国を中心とした<国史>がある。当然、<国史>は、神話時代から始まる<国史>を編纂し、民族のアイデンテイテイーを誇示する。

それは、伝聞によって成立する神話も含めて・・・容認すべきであると、私は考える。

だが、基本となる史料が、捏造では全く話にならない。特に、近代における歴史とは、厳密に史料によって論及されるべきである。

だが、中国共産党の場合は、マッタク逆である。

中国にとっては、国家は無く、あるのは中華思想に基づく天下(天下国家)だけである。従って、中国には<国史>というものが存在しない。

中国の歴史は、「(毛沢東が中華人民共和国樹立を宣言した)建国70年」であり、「(ジョージ・ワシントンらが独立宣言した)アメリカ合衆国」よりも短い。

中国にとっては、歴史とは・・・深淵なる「国史」ではなく、中国共産党独裁政権を正当化するためのプロパガンダに過ぎないのである。

中国が喧伝する「南京大虐殺」という膨大なデマ・歴史捏造は、そういう背景から生じる。

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2015年10月11日 (日)

「一億総活躍社会」へのクレーム?

≪一億総活躍社会≫というネーミングに、クレームをつける人がいる。

クレーマーは、何に対してもクレームをつける。

否、正確に言えば、「安倍総理が言うからクレームをつける」に過ぎない。

「意味不明」(民主党・岡田)「論評に値しない」(民主党・枝野)というのは、単に言葉に窮しているに過ぎない。

両人とも、悲しいかなクレーマーの類である。

一億総活躍社会とは?

文字通り素直に受け取れば良く、クレームをつけることではない。

「意味不明」は、想像力の欠如であり、「論評に値しない」は、逃げ口上である。

「一億総・・・」というのは、<全国民が力を合わせて頑張ろう!>という意味で、それ以上でもそれ以下でもない。

ところが、今朝、「関口宏のサンデーモーニング」(TBS)では、誰かが「戦前の(暗黒)社会を思い出す」と言っていた。

安倍内閣=戦前回帰という印象操作・・・、即ち。「一億総・・・玉砕!」と同じ響きを持つというクレームだ。

「反対論」なら良いが、ここまで言論内容が劣化するとは・・・驚くばかりだ。

安保法制を「戦争法案」「徴兵制」と言ったと同じように、「誇大妄想」でしかない。

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2015年10月10日 (土)

≪漢詩鑑賞≫晁卿衡を哭す 李白

阿部仲麻呂は、20歳で遣唐留学生として入唐した。

当時の中国・唐は、世界最高峰の文化水準であり、漢詩教養は政治家・官僚の必須科目であった。

それ故、古代中国に於いても、その影響を受けた日本でも、文学と政治は不可分の関係にあった。

入唐後の仲麻呂は、名前を晁卿(ちょうこう)と改め、大学に学んだ。

唐に於いての仲麻呂は、(例えるならば)日本文化に造詣が深く帰化したドナルド・キーンさんのような存在だろうと想像する。

同い年の李白らと交際があったのだろうが、この時期が≪日中文化交流史の源泉≫とも言える。

52歳の時、遣唐使の藤原清河に従って帰国の途につくが、仲麻呂の乗った船は、暴風雨に遭い安南(ベトナム)に漂着する。

再び長安に戻るが、帰国できぬまま異国の地で没した。

この詩は、死の知らせ(実は誤報だったが)を聞いた李白が悲しんで作ったものである。

尚、帰国の途につく出発前に阿部仲麻呂が詠じた歌が次の歌である。

あまの原 ふりさけ見れば 春日なる 

三笠の山に 出でし月かも

晁卿衡を哭す  李白<七言絶句>

日本晁卿辭帝都  日本の晁卿(ちょうけい)帝都を辞し

征帆一片遶蓬壺  征帆(せいはん)一片蓬壺(ほうこ)を遶(めぐ)

明月不歸沈碧海  明月(めいげつ)帰らず碧海(へきかい)に沈み

白雲愁色滿蒼梧  白雲(はくうん)愁色蒼梧(そうご)に満つ

日本の晁卿(仲麻呂の中国名)は、唐の都・長安を辞去し

一片の去りゆく帆影は、蓬壺(東の海上にある仙人の住む島。蓬莱山。)をめぐって行った。

明月のように輝かしかった君は、深い緑色をした大海原(碧海)に沈み

白い雲(白雲)と深い悲しみの色(愁色)が蒼梧(中国東南部の海岸)の空に満ちわたる。

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2015年10月 9日 (金)

王道を行く安倍総理

安倍総理を正当に評価するならば、王道を行っている。
王道とは、何か?
王道とは、多数の最大幸福を実現することである。
だが、全ての人が100%満足することはない。
TPPのような「国際交渉」では、多国間で最大多数の最大幸福を実現する事である。
それがTPP大筋合意の意味である。
そういう意味で、大筋合意を実現できたことは喜ばしい事である。
更に、それを受けて、第三次安倍内閣がスタートした。
安倍政権に大いに期待する。(安倍総理以外に考えられない)
民主党などは、「論評に値しない」(枝野)などと、批判しているが、弁護士なんだから「少しは、論評くらいしろよ!」と言いたい。
現在の野党は、「夢遊病者」の如く、「目的地」も解らず徘徊しているようだ。
目的地が明確なのは、共産党だけである。
何を言っていいか分からず「論評に値しない」では、説得力に欠ける。
安保法制以来、反対の為の反対で・・・これでは、旧社会党に先祖帰りだ。
だから、今後、橋下新党に期待したい。
ホンネで論争する保守政治家に期待したい
その中で、王道を行く安倍総理に、最も期待する。

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2015年10月 7日 (水)

安保関連ニュースが消滅(?)した≪続≫

二日連続で朗報・・・。
「ニュートリノに質量がある事」を発見した日本人学者が、今度はノーベル物理学賞を受賞した。
凄い事だ。
「科学の地平線を広げた」というが、夢のある話題だ。
連日のノーベル賞受賞の話題に、メデイアは集中している。
ひとつのニュースを消すのは、新たなニュースという。
本来ならTPP、マイナンバーなどが、次の話題のはずだ。
だが、二番煎じとなり霞んだ。
二番煎じならまだ良いが、「安保法制」の話題が完全に消えた。
あれ程、「戦争法案反対!」と、大騒ぎした『話題』がどこに行ったのか?
「廃案まで戦いを続ける」と決意を語っていた若者たちは、一体どうしたのか?
「続ける!」と言っても、ひと月も続かないのは、所詮はその程度の「信念」だったということだろう。
要するに中味の無い「反対」運動だった訳だ。
反対派の「信念」は、何十年も「研究に没頭する」学者のそれには、遠く及ばない。
私のライフワークの一つである・・・『拉致被害者の救出運動』を継続することを誓う。
☆☆

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2015年10月 6日 (火)

これは朗報!TPP大筋合意、ノーベル賞受賞

喜ぶべきニュースである。
ひとつは、TPP大筋合意のニュース。
TPPは、メリット・デメリットが色々あるが、国益の観点からは遥かにメリットが大きい。
参加国(12ケ国)全ての勝利といえる。
これによって、共通の価値観(自由、民主主義、公正、法の支配)を共有する自由貿易圏が形成される。
もっと言えば、覇権主義の独裁国家中国に対する包囲網であり、“集団的安全保障”にも貢献する国際協調・自由貿易圏がTPPである。
一時はどうなるかと心配したが、甘利大臣は粘り強く頑張ってくれた。
大筋合意に至った背景には、民主党政権に替って自民党政権が誕生したことにある。
特に、積極的平和主義の理念で努力した安倍総理の働きは大きい。
日本という国は、国際世界に貢献する一流国である事を示した。
もう一つは、日本人のノーベル医学・生理学賞の受賞のニュース。
受賞した大村智先生(北里大学)のコメントは素晴らしい。
「細菌は人類に多大な貢献をしてくれる」
「私ではなく、細菌が素晴らしい働きをしてくれた」
さらに、次の様にコメントした。
「(祖母から)人の為になれ、と教えられた」
私はこの言葉を聴いて、忘れかけていた≪教育勅語≫を思い出した。
≪教育勅語≫は、日本人の精神の中に脈々と流れる不偏的な道徳観である。
二つのニュースに共通しているのは、『国際貢献』というキーワードだと思った。
☆☆☆

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2015年10月 5日 (月)

≪漢詩鑑賞≫旅夜懐を書す 杜甫

旅夜書懐  旅夜懐(おもい)を書す
 ☆     
細草微風岸  細草(さいそう)微風(びふう)の岸
危檣獨夜舟  危檣(きしょう)独夜(どくや)の舟
星垂平野濶  星垂(た)れて平野濶(ひろ)
月湧大江流  月湧いて大江(たいこう)流る
名豈文章著  名は豈(あに)文章にて著われんや
官應老病休  官は応に老病にて休むべし
飄飄何所似  飄飄何の似たる所ぞ
天地一沙鷗  天地の一沙鷗(いちさおう)
 ☆
杜甫54歳の作。
揚子江を下って重慶に向かう船の中で感慨をうたった詩である。
 ☆彡
小さな草(細草)が、かすかな風(微風)にそよいでいるこの岸辺
わたしは、帆高が高くそびえた(危檣)船で、独り眠られぬ夜(独夜)をすごす
星は広々とした平野(平野濶)に、低く垂れるように輝き(星垂)
人の名声(名)というものは、文字などによってあらわれるものではない
そうとはいえ、官吏としての勤めも、年老いては辞めるのが当然のことなのだ
飄々と漂泊の身(飄飄)はいったい何に似ているのだろう(何所似)
果てしない天地の間を飛び回る一羽の砂浜の鷗のようなものだ
 

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2015年10月 4日 (日)

中国のスパイ取締りと、日本のスパイ防止法を同列に置く青木理

 ◇
メデイアで政治・社会問題を議論する時に、報道局の政治的立場が色濃く反映される。
それと同時に、二つの傾向がある。
即ち、政治・社会問題に関する報道局の立場に賛同するゲストだけを迎えて淡々と議論するメデイア。
賛否双方のゲストを迎えて争点を明らかにしながら議論するメデイア、の二つの傾向がある。
 ◇
前者の場合は、『関口宏のサンデープロジェクト』(TBS)、『古舘伊知郎の報道ステーション』(テレビ朝日)がある。
通常、これを『偏向報道』という。
後者の場合は、数少ないが、『新報道2001』(フジテレビ)などがある。
因みに、NHKの場合は、司会者が「中立」を装いながら、偏見に満ちた「解説」「議論誘導」をする。
 ◇
今朝、『新報道2001』(フジテレビ)を観ていた。
マイナンバー制度が話題になっていたが、自称ジャーナリストの青木理氏が、中国の「スパイ防止法」と、日本の「秘密保護法」を"同列″に置いて「懸念」を表明していた。
産経の古森氏が「独裁国家中国の人治主義と、民主的手続きで制定された秘密保護法は、全く違う」と批判していた。
 ◇
「秘密保護法」に反対していた青木理氏としては、私にとっては想定通りの発言である。
反対派の思惑を深く掘り下げれば、「安倍政権打倒」に行きつく。
マイナンバー制度もそうだが、「秘密保護法」「安保法制」「米軍基地の辺野古移転」「原発再稼働」・・・すべて反対するのが、反対派の特徴である。
その隠された理由は、(例えば、「朝日新聞の社是」の如く)その先に「安倍政権打倒」という政治目標があるからである。
 ◇
それ故、青木理氏が、マイナンバー制度の話題で、わざわざ「秘密保護法」と絡めて、「国家統制」「暗黒社会」を連想させるプロパガンダをするのである。
要するに、最終的な闘争目標は「安倍政権打倒」であり、闘争スローガンは、「安保」でも、「原発」でも、「沖縄」でも、何でも良いのである。
場合によっては、スキャンダルでもよいのである。
 ◇
そういう風に『新報道2001』(フジテレビ)を観れば、分かり易い。
反対派の「論客」青木氏を番組に登場させるのは、良い事である。
逆に、『関口宏のサンデープロジェクト』(TBS)、『古舘伊知郎の報道ステーション』(テレビ朝日)は、一方的である。
反対派の「広報番組」でしかなくツマラナイ。
賛否両論が無いから、議論は深まらないのである。
◇◇◇

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2015年10月 2日 (金)

戦没者の遺骨収集に参加する大学生たち

数日前にテレビで観たのだが・・・。
旧日本軍兵士の遺骨収集の話である。
戦後70年経って、旧日本軍の遺骨収集は終わってはいない。
南方の島々の深いジャングルの中、遺骨が埋まったままだ。
  ◇
日本人のボランテイアグループが、ニューカレドニア島のジャングル奥で遺骨収集活動をする姿が放映された。
リーダーは、寺の住職で、参加者は大学生だった。
若い女性もいる。
遺骨が発見されると、住職がお経をあげて、供養する。
収集した遺骨は千鳥ヶ淵に埋葬される。
  ◇
若い大学生が、ジャングルの奥深く行くには、軽い気持ちでは実行できない。
遺骨は、きっと故郷・日本に帰りたいはずだ。
そういう思いから、ボランテイア活動に参加したという。
若者の想像力の豊かさに敬服する。
  ◇
日本には、「戦争反対」とデモをする若者もいる。
一方、黙々と遺骨収集に参加する若者もいる。
なんとも、頭が下がる思いだ。
このような崇高な若者がいる日本は、捨てたものじゃない、そう思った。
合掌

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2015年10月 1日 (木)

そもそも、憲法とは何か?

【1】 安倍総理は、「安保法制」成立の意義を、国連で次の様に演説した。
「一国だけでは、平和は実現しない」
「積極的平和主義に基づいて、戦争防止・平和維持のために日本も国際貢献する」
「海外における自衛隊の活動を強化する」
安倍総理の演説内容は、極めて正統である。
何故なら、「国際貢献」「国際協調」は、日本国憲法の精神である事は、憲法を素直に熟読すれば誰にでも理解できるからである。
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【2】 反対派の「憲法」議論は二つある。
①憲法学者の多くは、安保法制は「違憲」と主張した。(中には、自衛隊そのものだって「違憲」と主張する学者も多い。)「憲法九条(戦争放棄)違反」というもので、条文解釈主義に立っているのが、その思考法である。
②野党・マスコミなどは、憲法の目的は「権力者を縛るもの」と主張した。(それ故、安倍内閣で、恣意的解釈改憲は憲法の「普遍性」から逸脱する、というものである。
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【3】 そもそも、憲法とは何か?
私の考えを、言うならば次の通りである。
①安保法制は、憲法の精神からして、完全に「合憲」である。
何故なら、憲法学者の「違憲」議論は、「条文解釈主義」に陥っていて憲法の精神・目的を無視したものである。
②憲法の目的は「権力者を縛るもの」という主張は、反日勢力がよく使用するロジックであるが、間違っている。
民主主義に於いて権力者とは、国民の意志で「交代」(政権交代)が可能であり、「権力者」も「反権力者」も絶対ではない。
即ち、憲法の目的は、「国民の幸福を達成する」(最大多数の最大幸福)である。
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【4】 結論
安保法制も、落ち着いた議論をしたいものである。
「戦争法案」「徴兵制復活」などというデマを流してから、反対派は「リズム」に合わせて叫ぶだけだった。
反対派は、思考停止に陥ってしまったようだ。
国際情勢を直視し、安保法制の目的を想起すべきである。
「憲法」の精神・目的を素直に学ぶべきである。
私は、一貫して「安保法制」に賛成である。
だが、これからも、(憲法改正を視野に)議論は続けるべきである。
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