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2014年4月

2014年4月21日 (月)

≪読書感想≫歴史を考えるヒント(網野善彦著)《続》

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◆歴史とは何か?

歴史とは英語でいうとヒストリー(history)だが、中国人にとってはプロパガンダであり、韓国人にとってはファンタジーであるという。

米国の大学でのレポートであるが、お笑いのネタのようで面白い。

国柄や、人によって様々な答えが返ってくる。

面白いし、結構な事だと思う。

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◆歴史は「フィクション」である

著者の網野氏ならどう答えただろうか?

「事実に基づかない」と言う理由で“神話”を否定する著者なら、恐らく「歴史とは事実(?)」と答えるかもしれない。

だが、私は、“人が論じる様な(主観的)歴史は須らくフィクションである”と考える。

だから、「歴史とは事実」には、同意しない。

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◆歴史は「科学」ではない

左翼の歴史学者がよく使うのが、「科学的歴史観」という言葉だが、「科学的」とか「事実」などと言うのは、独善的な考えである。

小保方さんの「STAP細胞」も、第三者が実証しなければ「仮説」に過ぎない。

科学は、仮説→実験(実証)→原理という帰納法的なプロセスを経て進化するが、歴史はあくまでもフィクションである。

それ(フィクション)をふまえて、歴史に対する謙虚さこそが求められる。

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2014年4月19日 (土)

≪読書感想≫歴史を考えるヒント(網野善彦著)

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◆いつ国名が決まったか?

喫茶店で読むには、程好い“分量”なので、買って読んだ。

最初に著者は次のように述べている。

いつ「国名」が決まったか?の質問に対して、アメリカ人は「1776年」、中国人は「1949年」、と即座に答える。

正確に言えば、アメリカとは「アメリカ合衆国」であり、中国とは「中華人民共和国」のことである。

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◆有力な説

だが、日本人の「国名・日本」に対する認識は、紀元前1世紀から19世紀まできわめてあやふやである。

正解は、「浄御原令という法令が施行された689年」とされている。

中世史が専門の著者だから、有力な説なのだろう。

だが、それがどうした?と問いたい。

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◆木を見て森を見ず

著者・網野氏は、「国名=日本が決まった年も知らないくせに、よく日本の建国について議論ができる(ものだ)」と、「建国記念の日(紀元節)」に反対している。

「神話の世界の話をあたかも事実であるかのごとく扱っている」というのが反対理由である。

率直な感想としては、(歴史学者にありがちな傾向だが)「木を見て森を見ず」というものである。

即ち、個別の史料(=木)を見て、歴史(=森)を見ず、というものである。

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◆日本人のアイデンテイテイー

著者は、「神話の世界」は事実ではない、と断定するが、日本人のアイデンテイテイーの形成の源泉は、「神話」に始まる。

「元来、南九州(隼人)、沖縄、及び東北・北海道の民は、日本人ではない」と主張するが、日本人のアイデンテイテイーが共有できれば、同じ日本人である。

日本人のアイデンテイテイーの中心にあるのが、皇室の存在である。

従って、「いつ国名が決まった」というのは、「受験科目」の日本史で年号を暗記する程度の意味しかないのである。

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2014年4月12日 (土)

すべての拉致被害者をすぐ返せ!(4/27国民大集会のお知らせ)

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≪写真≫ 国連人権理事会(3月17日、於ジュネーブ)で、北朝鮮による拉致は“人道上の罪”と訴える家族会の飯塚代表。国内に「人道」問題を抱える中国などは北朝鮮とともに「反対」したが、80%の国は賛同した。

モンゴルで、横田滋・早紀江さんは、孫娘と会った。めぐみさんの話題は敢えて避けたが、それでも・・・別れ際、祖母の早紀江さんは孫娘に「お母さん(めぐみさん)は、必ず生きています!」「諦めないで!」と語ったという。

北朝鮮に対する制裁・圧力の効果が出始めた。国際的にも、北朝鮮に対する非難の機運が高まっている。拉致問題は動き出した。

人道的なフリをし始めた北朝鮮は日朝(秘密)協議を再開した。だが、二度と騙されてはならない。急ぎ過ぎず、“行動対行動”の原則を貫かなければならない。

今年こそ、国内の世論を盛り上げ、北朝鮮に対して更なる圧力とともに≪正確≫なメッセージを発信しなければならない。

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≪お知らせ≫

もう我慢できない!

今年こそ結果を!国民大集会

平成26年4月27日(日)

 午後2時~5時 日比谷公会堂

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2014年4月 7日 (月)

ヘーゲル長官の来日で、米国に対する「失望」から「歓迎」へ

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◆ヘーゲル国務長官来日

米国のヘーゲル国務長官が来日し、5日、首相公邸で安倍総理と会談した。

小野寺防衛大臣、ケネデイ駐日米大使が同席し、東アジア情勢で意見交換した。

ヘーゲル長官は、安倍政権の「集団的自衛権の行使容認に向けた」動きを「支持する」と表明した。

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◆「歓迎」から「支持」へ

従来の「歓迎する」から、一歩進めて、「支持する」と表明したのである。

ヘーゲル長官は、韓国の(歴史問題に絡めた)対日批判を抑制し、「同盟国(日本・韓国)重視」の立場を鮮明にしたのである。

さらに、「(中国を念頭に)力を背景にした領土の主張は認めない」と、東アジア地域における米国のコミットメントを明確にした。

安倍外交の素晴らしい成果である。

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◆米国のダブルスタンダード

従来、米国の対アジア政策は、ダブルスタンダードである。

「中国重視」の国務省に対して、「同盟国重視」の国防省の微妙なバランスに起因する。

最近は、安倍総理の靖国参拝に「失望」を表明する等、内向きなオバマ政権だった。

日本国民としては「失望」することが多かった。

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◆「失望」から「歓迎」へ

ヘーゲル長官の一連の発言は、同盟国としては極めて“常識的”な内容である。

米国に対する「失望」は、少しずつ「歓迎」へと変化している。

ヘーゲル氏は、大学在学中に兵役で陸軍に入隊し、ベトナム戦争下のベトナムに従軍し、机上ではなく、現実に「戦争」を体験している。

それ故、ヘーゲル氏の『国防意識』は、極めて現実的である。

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2014年4月 5日 (土)

集団的自衛権の行使は、独立国として当然

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◆自衛隊に感謝

日本周辺の情勢が、益々厳しさを増している。

そんな中、我が国の防衛は、陸海空の自衛隊が行ってくれている。

自衛隊の皆さんには、心から感謝したい。

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◆もっているが・・・行使できない(?)

そんな中、政府・与党間では、相変わらず危機感の無い「ノンビリとした議論」が横行している。

「(集団的自衛権の行使は)慎重に」「憲法改正が筋だ」等と・・・。

集団的自衛権は「もっているが・・・行使できない」という奇妙な理屈である。

「もっている」だけで「行使できない」なら、それは自衛権とは呼ばない。

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◆独立国として当然の権利

集団的自衛権の行使は、独立国として当然の権利である。

それは、国際常識であり、『日本国憲法』の改正云々とは別次元である。

前述した「ノンビリとした議論」を行っているのが、他ならぬ政権与党である。

自民党(宏池会のボス)の古賀誠であり、公明党である。

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◆「限定的容認」とは?

自民党の高村副総裁が、集団的自衛権の「限定的容認」の具体例を示して、なんとか古賀誠の「了解」を取り付けたというが、馬鹿げたことだ。

「限定的容認」は、現場の自衛隊員の手足を縛ることでしかない。

一方、公明党(山口代表)との協議は、“平行線”のままだったという。

防衛現場の厳しさを無視して、いつまで「慎重に、慎重に」と繰り返すつもりか!

腹立たしい気持ちだ。

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