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2013年11月 7日 (木)

≪漢詩鑑賞≫山中問答(李白)

Libai_touxiang

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李白53歳の作。

形は違うが、問答体を用いている点で、陶淵明の漢詩『飲酒』にも通じるものがある。

どちらも悠然とした人生観をうたっている。

『飲酒』(陶淵明)では、「弁ぜんと欲すれば已に言を忘る」とあるが、『山中問答』(李白)では、「笑って答えず心自ずから閑なり」とある。

其処には、俗人には説明の出来ない趣があると云う事だろう。

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山中問答  李白

問余何意棲碧山  余に問う何の意ありてか碧山に棲むと

笑而不答心自閑  笑って答えず心自ずから閑なり

桃花流水窅然去  桃花流水窅然(ようぜん)として去る

別有天地非人閒  別に天地の人間(じんかん)に非ざる有り

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ある人が、私に、どんな考えで緑の山の中などに閉じこもるのかと尋ねても、笑って答えず、私の心は落ち付いて、のどかである。

桃の花びらが水に散って、はるかに流れ去っていくが、ここは俗世間と違う別の世界がある。

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