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2013年9月24日 (火)

≪漢詩鑑賞≫山居秋瞑(王維・五言律詩)

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◆早熟な大詩人

王維は、大詩人だが、それだけではない。

子供のころから、画にも書にも、さらには音楽にも才能を発揮していた。

15歳の時、科挙の準備のため都へ出た。

21歳の若さで進士に及第する。

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◆マルチタレント

王維は、現在でいう“マルチタレント”である。

役人になった王維は、官僚生活の合間に山の麓の別荘(「輞川荘」)で心を休めた。

この詩は、輞川荘での秋の夕暮れの情景を、描くように(奏でるように)詠っている。

まるで映画のような漢詩である。

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山居秋瞑(さんきょしゅうめい)

空山新雨後  空山新雨の後

天氣晩來秋  天気晩来秋なり

明月松閒照  明月松間に照り

淸泉石上流  清泉石上に流る

竹喧歸浣女  竹喧しくして浣女帰り

蓮動下漁舟  蓮動いて漁舟下る

随意春芳歇  随意なり春芳の歇むことを

王孫自可留  王孫自ら留まる可し

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秋の静かなもの寂しい山(空山)に、サアーッと雨が降り(新雨)、そして上がったばかり。雨上がりのあと、澄んだ気配(天気)は夕暮れにいよいよ清らかに、秋らしくなる。

松の葉ごし(松間しょうかん)に照る月の光(明月)。石の上(石上)をサラサラ流れる清らかな泉の(清泉)流れ。

竹林の向こうににぎやかに(喧しく)話し声が聞こえて院女(かんじょ・川で洗濯する娘)が帰ってゆき、入江の蓮(はす)が動いて、漁舟が川を下ってゆく。

此の山居の様はかくのごとくすばらしいから)春の花は勝手に(随意なり)散ってしまうがよい。王孫は春の草花(春芳しゅんぼう)が枯れ尽きよう(歇む)と、そんなことはかまわずここに留まるだろう。

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