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2013年8月10日 (土)

熱帯夜の漢詩鑑賞

200pxruanji

阮籍(げんせき) 【魏】(210~263) 「竹林の七賢」の領袖。

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◆目が覚めた

あまりの暑さの為、未明に目が覚めた。

北海道出身のせいか?“代謝機能”が低下しているせいか?分からぬが、私は暑さに弱い。

それに、私は「クーラー」というモノは、ほとんど使わない。

だが、昨夜は「クーラー」をつけて寝たら、今度は肌寒さで目が覚めた。

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◆熱帯夜に漢詩を鑑賞する

機械オンチだから、「クーラー」のサーモ機能の調整が難しいことと、身体の“代謝機能”が、低下しているためである。

それと、目が覚めたのは、お盆の“諸霊”が呼んだせいかも知れない。

兎も角、・・・起きて色んな事を考えた。

次の漢詩を鑑賞した。

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詠懐詩  阮籍(げんせき)

夜中不能寐  夜中寐(い)ぬる能わず

起坐彈鳴琴  起坐(きざ)して鳴琴を弾ず

薄帷鑑明月  薄帷(はくい)に明月鑑(て)

淸風吹我襟  清風我が襟を吹く

孤鴻號外野  孤鴻(ここう)外野に号(さけ)

朔鳥鳴北林  朔鳥(さくちょう)北林に鳴く

徘徊將何見  徘徊して将(は)た何をか見る

憂思獨傷心  憂思(ゆうし)して独り心を痛ましむ

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夜もすっかり更けてしまったが、どうにも寝つかれない。起きて床の上に座り(起坐)、琴を弾いてみる。

薄いカーテン(薄帷)に、明るい月の光が差し込み(鑑り)、清々しい風が、私の襟のあたりを吹き過ぎてゆく。

外の荒れ野(外野)では、一羽の大きな雁が、悲しげな鋭い声をあげた(号び)。北の林では、おびただしい雁の群れ(朔鳥)が、騒がしく鳴きわめく。

外へ出て歩きまわって(徘徊)、何を見ようか、語るべき友もいない。憂いの思いに沈み、ひとり悲しくなるのだ。

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