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2013年7月19日 (金)

晩節を汚す、正木萬平氏

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◆正木萬平氏の「経営術」

昨日に続いて、埼玉県民共済の話題である。

理事長の正木萬平氏(88歳)は、優れた経営者である。

だが、その「経営術」とは、「自由競争」「競争原理」の“資本主義”のそれではなく、「相互扶助」「非営利主義」と言った“社会主義”の色彩が強い。

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◆マッカーサーの置き土産

その源泉が、<マッカーサーの置き土産>である。

マッカーサーは、戦後日本に『二つの価値観』(資本主義&社会主義)を認めた。

それによって、生協(農協も含む)などの“社会主義的”経済活動(「相互扶助」「非営利主義」)を、資本主義(「自由競争」「競争原理」)から隔離し、治外法権とした。

正木萬平氏の「(立志伝的)成功」は、<マッカーサーの置き土産>のお陰である。

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◆晩節を汚す、正木萬平氏①

経営の「基本理念」を、“資本主義”ではなく“社会主義”に見出したことは、正木氏の優れた“先見性”である。

だが、「株式会社だったら、私が(退職金を)100億円もらっても足りないくらい」という正木氏の発言は、極めて独善的である。

それは、“社会主義”をも逸脱している。

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◆晩節を汚す、正木萬平氏②

生協運動の大先輩、(故)井堀繁雄先生の“社会主義”には「一人は万人の為、万人は一人の為」という“ヒューマニズム”があった。

だが、正木萬平氏は、“経営理念”を盾にして“(個人的)蓄財”に励んだ人にしか見えない。

“晩節を汚す、正木萬平氏”というしかない。

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