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2013年5月23日 (木)

≪漢詩鑑賞≫「山中にて幽人と対酌す」(李白)、「春望」(杜甫)

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◆李絶杜律

李白と杜甫は、中国を代表する大詩人である。

李白は、「李白一斗詩百篇・・・李白は一斗の酒を飲めば、詩を百編もつくってしまう」(『飲中八仙歌』杜甫)とあるように、豪放な天才詩人で、詩仙と称された。

一方、杜甫は、「杜甫一生を憂う」と称されるように沈痛・憂愁、ヒューマンな正義感を基調とし、詩聖と称されていた。

二人は、李絶杜律と称され、李白の即興的な「絶句」に対して、杜甫は重厚な「律詩」に秀でていた。

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◆「絶句」と「律詩」

四句からなるものを絶句、八句からなるものを律詩という。

律詩の八句は各々二句一組で一聯(れん)とし、四聯(首聯・頷聯・頸聯・尾聯)の構成をとる。

頷聯と頸聯は必ず対句(例:花-鳥)にするのが律詩のきまりである。

次の詩は、『李絶杜律』を代表する詩である。

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山中にて幽人と対酌す(李白)<七言絶句>

兩人對酌山花開  両人対酌して山花開く

一杯一杯復一杯  一杯一杯復た一杯

我醉我眠卿且去  我醉うて眠らんと欲す卿且く去れ

明朝有意抱琴來  明朝意有らば琴を抱いて来たれ

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春望(杜甫)<五言律詩>

國破山河在  国破れて山河在り

城春草木深  城春にして草木深し

感時花濺涙  時に感じては花にも涙を濺ぎ

恨別鳥驚心  別れを恨んでは鳥にも心を驚かす

烽火連三月  烽火三月に連なり

家書抵萬金  家書万金に抵る

白頭搔更短  白頭搔けば更に短く

渾欲不勝簪  渾べて簪に勝えざらんと欲す

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