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2013年2月25日 (月)

日韓「未来志向」の幻想

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◆最大の敵は中国

今日(25日)は、韓国の朴大統領就任式がある。

日本からは、麻生副総理、森元総理、福田元総理らが出席するという。

多分、この認識は正しいと思うのだが・・・、(日本国にとって)「最大の敵(=脅威)は中国」である。

対中防衛戦略上、(日本国が)ロシアや韓国と“上手くつき合う”事は重要である。

だから、安倍総理が朴氏の大統領就任を機に、「日韓関係の改善」に期待を寄せるのは当然の事である。

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◆日韓関係は、未来志向

麻生副総理は、l「日韓関係は、未来志向で・・・」とコメントした。

「未来志向」とは、誰もが使う(ある意味)便利な言葉だ。

日本の新旧総理(安倍・野田)ばかりでなく、韓国の新旧大統領(朴・李)も使用する。

“現状”が上手くいっていないから、「未来志向で・・・」と言うのである

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◆言葉の「期待感」①

言葉には、時々「期待感」が込められる。

「未来志向」、「戦略的互恵関係」などの言葉はそれである。

こうありたい・・・という「期待感」である。

韓国側の云う「未来志向」というのは、そもそも・・・「領土と歴史問題では妥協できない」という“前提条件”がある。

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◆言葉の「期待感」②

中国では、安倍総理の訪米・日米首脳会談について、次のように論評している。

「安倍(日本)は、オバマ(米国)に冷遇された」

これは、「日米同盟は完全に復活した」(安倍総理)ことへの焦りであり、「日米同盟の亀裂」への中国側の「期待感」の証しである。

(儀礼的な晩さん会も、「友好親善」「熱烈歓迎」という「期待感」の言葉も、今の日米関係には必要ないのである。)

「日韓関係は、未来志向で・・・」という言葉に、特別な幻想を持つ必要など無いのである。

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