時間切れのTPP議論~新報道2001(フジTV)
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◆TPP議論
今朝、『新報道2001』(フジTV)を観た。
『TPP』が議論されていた。
「日米首脳会談直前!」「TPP交渉参加決断の行方は?」という“前フリ”・・・。
だが、情報が無いから、『TPP』の議論は、コメンテーターの「想像力」の域を出ない。
それに、今頃?「交渉参加、是か非か?」の議論・・・時間切れの感がするネエ。
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◆茶飲み話
番組出演者は、次の通りである。
「賛成派」は、自民党の「広報本部長」小池百合子氏。みんなの党幹事長の江田憲司氏。それに経済学者の高橋進氏。
「反対派」は、自民党の「農林水産戦略調査会会長」中谷元氏。「ミスター円」こと榊原英資氏。それに、「うるさい中国人ジャーナリスト」周来友氏。
TPPの「議論」は、<茶飲み話>のようだった。
それぞれが、「懸念」「希望」「未来予知」を語っていた。
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◆選挙に有利か?不利か?
メディアの常套手法だが、(TPPの交渉参加に)「賛成か?反対か?」と言うのは、ツマラン質問である。
だが、フジTV政治部長の平井氏が、(選挙と絡めて)「TPP参加は、(選挙に)必ずしも不利ではないのでは?」と、意地悪な質問をした。
実直な人、中谷氏は、「いや・・・そんなことはない(農協の票が減る?・・・)」と答えていた。
だが、果たしてそうか?
特定の利害団体(農協)が政治の前面に出過ぎると、“全体の票は減る”のは、郵政民営化の「特定郵便局長&家族の会」の事例で証明済みではないか・・・。
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