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2012年11月11日 (日)

≪漢詩鑑賞≫諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ(陶淵明)

Taoyongming

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陶淵明は、故郷に帰って隠遁詩人として活躍する。

この詩は、その頃の生活の一コマを詠ったものである。

“楽しむべき時は楽しむ”という、陶淵明は正に人生の達人といえる。

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諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ

  陶淵明<五言古詩>

今日天氣佳  今日天気佳し

淸吹輿鳴彈  清吹(せいすい)と鳴弾(めいだん)

感彼柏下人  彼(か)の柏下の人に感じては

安得不爲歉  安くんぞ歓(かん)を為さざるを得んや

淸歌散新聲  清歌(せいか)に新声(しんせい)を散じ

綠酒開芳顏  緑酒(りょくしゅ)に芳顔(ほうがん)を開く

未知明日事  未だ知らず明日の事

余襟良以彈  余(むね)(まこと)(すで)(つ)きたり

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今日は天気もよいし、

清々しい笛と(清吹)、美しい琴(鳴弾)の音も奏されている。

あの柏の木の下にねむる人々のことを思えば、

どうして、今生きているこの瞬間を充実させて楽しみをなさないだろうか。

澄んだ歌声(清歌)で新曲(新声)をあたりに響かせ(散じ)、

緑の酒に若やいだはればれした顔(芳顔)をほころばす。

明日の事などわからぬが、

今の私の胸の内(襟)は、充分発散させて、もはや何も思いわずらう事はないすっきりした気分である。

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