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2012年7月 5日 (木)

「ヒッグス粒子」発見~科学の過去・未来

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◆ヒッグス粒子の発見

CERN(欧州合同原子核研究機関)は4日、「ヒッグス粒子とみられる新粒子を発見した」と発表した。

今朝(7月5日)の読売新聞の1面記事は、『ヒッグス粒子発見~質量の源探索40年』だった。

久しぶりに、新聞1面から“小沢一郎”の名前が消えていて、清々しい気分で記事を読んだ。

※ ヒッグス粒子とは、英国の物理学者・ヒッグス博士が、南部陽一郎の博士の理論を基に、素粒子に質量をもたらす存在として1960年代に提唱していた。「神の粒子」とも呼ばれている。

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◆30年~100年先の科学

今までに、1000兆回を超える衝突実験のデータをを分析した結果、99.9999%を超える確率で、新粒子「発見」と結論付けた。

凄いことだ!科学者たちを称賛する。

ヒッグス粒子の発見は、「すぐに私たちの生活に影響をもたらす成果ではない」というが、科学の“発展”と、生活への“実用性”とは別である。

30年~100年先には、“ヒッグス粒子の発見”が、歴史的偉業となっているだろう。

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◆科学の過去・未来

スウェ―デンの化学者ノーベル(1833-1896)は、ニトログリセリンを改良してダイナマイトを発明した。

ダイナマイトの発明は、鉄道の開発、土木技術の上で有用だったが、同時に戦争のために使用された。

科学技術の「平和」利用と「軍事」利用は、表裏一体である。

※ ウラン化合物以外にも放射線を出す元素があることを発見したキュリー夫人(1867-1934)、「相対性理論」で名高いアインシュタイン(1879-1955)など、科学は、直接・間接に「平和」と「軍事」に影響を与えているのである。

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◆3・11後の“原子力”科学・技術

「ヒッグス粒子」発見のニュースを知った時、研究者の『科学技術に対する謙虚さ』『諦めない粘り強さ』を感じた。

と同時に次のニュースを思い出した。

原子力科学技術委員会(4月17日)の「文科省資料」では、「原子工学」のある大学・大学院の入試志願者は減り、合格しても入学辞退しているというニュースである。

昨年の3・11後、菅直人総理(当時)は、「原発(原子力発電)は、もはや人間の力では制御不可能」と、『脱原発』宣言した。

原子力科学・技術に対する冒涜である。

30年~50年先の原発の“安全性”を見据えて、原子力科学・技術に「誇りを持って」欲しいものである。

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