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2012年6月29日 (金)

≪漢詩鑑賞≫ 遊子吟(孟郊)

Poet2e

作者・孟郊(もうこう)は、中唐の詩人。科挙の試験に何度も落第したが、45歳にしてようやく苦労の末、進士に及第した。4年後に溧陽の尉となり、母親を呼び寄せた時の作品である。

「母の手の糸」「旅立つ子の衣服」・・・夜遅くまで子の旅行着を仕立てている母親。「密密」「遅遅」・・・旅立ちの前に一針一針縫い上げて、一日一日と指折り数えて子の帰りを待つ母親の様子が浮かんでくる。

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遊子吟 孟郊<五言古詩>

慈母手中線  慈母手中の線

遊子身上衣  遊子身上の衣

臨行密密縫  行くに臨んで密密に縫う

意恐遅遅歸  意は恐る遅遅たる帰りを

誰言寸草心  誰か言う寸草の心の

報得三春暉  三春の暉に報い得んとは

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★遊子吟  楽府題、故郷を離れているものの歌

いつくしみ深い母の手の中にある糸(※線)、旅に出る子(※遊子)が身につける衣服、出発する時に、母は一針一針縫い目こまかく(※密密)縫っていた。

そして心の中では、帰りがのびのびになることを心配していた。一寸の草のように愛を受けて成長した子(※寸草心)が、春の日ざし(※三春暉)のような母のいつくしみに報いることができると、誰がいうだろうか。

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