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2012年5月20日 (日)

≪漢詩鑑賞≫邙山(沈佺期)

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◆沈佺期(しんせんき)

沈佺期は初唐の則天武后朝の宮廷詩人であった。

同期には、「代悲白頭翁」の作者・劉希夷、“沈・宋”と並び称された宋之問がいる。

この詩は、生(洛陽の町)と死(北邙山上)の世界を対比した、沈佺期の傑作である。

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邙山(ぼうざん)  <七言絶句>

北邙山上列墳塋  北邙山上墳塋(ふんえい)を列(つら)

萬古千秋對洛城  万古(ばんこ)千秋(せんしゅう)洛城に対す

城中日夕歌鐘起  城中日夕(にっせき)歌鐘(かしょう)起る

山上惟聞松柏声  山上惟(ただ)聞く松柏(しょうはく)の声

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

北邙山の上には、累々と墓(墳塋)が並んでいる。

それらは、遙かな昔から(万古千秋)洛陽の町と向かい合って、永遠に変わることが無い。

夕暮れ(日夕)になると、洛陽の町はにぎやかな歌や鐘の音でわき立つが、

この山上では、松や柏の寂しい葉音が響きわたるばかりだ。

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