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2012年5月 3日 (木)

「家族とともに米国に行きたい」(中国人権活動家・陳光誠氏の本音)

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◆独裁国家に「人権」はない

中国に「人権」という価値観は一切無い。

中国は、中国共産党による一党独裁国家である。軍隊も、人民解放軍即ち共産党の軍隊である。

そのため共産党の方針に反対する人物、あるいは党にとって好ましくない人物は、強制的に連行され、拷問されあるいは抹殺される。

そこには、「人権」は一切無い。

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◆家族とともに

中国の人権活動家・陳光誠氏が、家族とともに米国へ行きたいと語り、米国に助けを求めている。

「家族とともに」というのは、陳氏の本音である。

陳氏は病院で妻や子供と再会した時、自身の脱出後に妻は、治安警察によって拷問・強要等の苛酷な状況下に置かれていたことを知った。

「このまま中国にいては命が危ない、また自分だけで米国に行っても家族の命が危ない」と感じたのは当然である。

陳氏は、「家族とともに・・・米国へ行きたい」と、米国に助けを求めているのである。

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◆在日朝鮮人・某氏の苦悩

亡命者の多くが、亡命先で“真実”を語ることができないのは、家族が人質に囚われているからである。

中国と北朝鮮には、「人権」は一切ない。

以前、「北朝鮮による日本人拉致問題の集会」で、在日朝鮮人の某氏が次のように話してくれた。

「北朝鮮による日本人拉致は悪いことをした。だが、金正日(体制)を批判すれば母国(北朝鮮)の家族や親族の命の危険がある。」「だから、表向き“金日成万歳・金正日万歳”と言うしかない。」と・・・。

在日朝鮮人の苦悩を垣間見た。

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◆内政(不)干渉という言い分

中国は、米国が陳氏を保護した事を、“内政干渉”と非難している。中国の身勝手な言い分である。

中国は、北朝鮮からの“脱北者”を、(それは北朝鮮の内政として)強制送還させる「血も涙も無い」無慈悲な独裁国である。

その中国が、一方では日本の総理の靖国神社参拝を非難する。

明らかに日本に対する“内政干渉”である。

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◆不偏の価値=人権

数年前、麻生太郎さんが外相当時、“価値観外交”を提唱していた。

外交の“共通項”に、①民主主義、②自由主義、③法治主義、④人権の4つの価値観を上げていた。

中でも、「人権」は不偏の価値観であるし、そうでなければならない。

中国と北朝鮮には、4つの価値観のどれ一つとして存在しない。

日本の最大の敵は共産党独裁国家・中国である。4つの価値観を共有する国にとっては、中国は最大の敵である。

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