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2012年4月25日 (水)

小沢一郎は、推定「有罪」

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小沢一郎被告の判決公判が明日(4月26日)である。

素人の私には釈然としないこと(疑問点)が多い。

以下、述べる。

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◆朝、雪が積もっていたら・・・

少し前の事であるが、男性3人に対する殺人罪などに問われていた木嶋佳苗被告に対して裁判所は“死刑判決”を下した。

この事件は、状況証拠を積み上げると限りなくクロに見えるが、「自白」と「決定的証拠」が無い事件だった。

求刑の際、検察官は次のように述べて、推定「有罪」を主張した。

朝、雪が積もっていたら、夜に降ったと考える他ない。たとえ夜に降っているのを見なくても、だ。

<非常に、説得力のある例えである>

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◆小沢「無罪説」の根拠?

話を戻すが・・・小沢氏の「無罪説」の根拠になっているのが、“証拠”がないと言う事である。

元秘書の石川知裕衆議院議員(=1審有罪、控訴中)が捜査段階で「政治資金収支報告書への虚偽記載を小沢氏に報告し、了承を得た」と認めた供述調書が証拠として採用されなかった事である。

つまり、「小沢氏が関与した≪証拠≫が無い」と言うのが「無罪説」の根拠になっている。

だが、小沢事務所の秘書の1日は、事務所経費などのカネの出入りについて小沢氏に報告することから始まるのに、「秘書に任せている」(小沢)というのは真っ赤なウソである。

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◆アメリカの謀略説?

一方、小沢「無罪説」の背景には、アメリカの謀略説がある。

陸山会事件をめぐり、政治資金規正法違反罪で強制起訴された「小沢裁判」のことを小沢信者は、「アメリカ=検察の謀略」と呼んでいる。

小沢が日本のトップに立てば、アメリカの利権を脅かす。だから、それを潰すため仕組んだ「アメリカ=検察の謀略」であるというものだ。

「アメリカの利権を脅かす」とは、“利権政治家・小沢一郎”なら、ありそうな推論である。しかも悪いことに、それは「中国の利権」を背景にした国益を損ねる小沢個人の利権でしかない。

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◆推定「有罪」

秘書なら、「小沢先生」を護るために、どんなウソでも平気でつく。

それが政治の世界では、<秘書の美徳>と言われている。

だから、「証拠」や「自白」がなくても、「朝雪が積もっていたら」「夜に降ったと考える他ない」というように、(秘書には、詳細報告を義務づけていた小沢一郎が)「秘書に任せている」というのは考えられない事である。

「朝雪が積もって」いるのに、「(雪は)降らなかった」と同じである。

小沢一郎は、推定「有罪」と言うべきだろう。

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◆小沢一郎の復権(?)

小沢一郎は、「みなさんの真心や声が天に通じ、もう一度、最後のご奉公ができるようにしたい」と語った。

まるで「無罪判決」を確信したような発言である。

秋の民主党代表選で、「総理大臣」を目指しているようだ。

問題の本質は、小沢氏が(裁判上)有罪か、無罪か?ではない。小沢一郎という政治家に日本の未来を託して良いかという事である。

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