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2012年3月16日 (金)

民主党政権という幻影

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◆「消費税」意見集約は難航

「消費税法案」を巡って、民主党内がゴタゴタしている。

意見集約は難航している。

野田総理は、「51対49でもやる」と公言していた。

しかし、自民党との「連携」に失敗した事、財務省も「野田内閣では無理?」と半ば諦めた事、それに「選挙の足音」が聞こえてきたことから、「消費税反対」が勢い付いている。

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◆「選挙が第一」の民主党

彼らにとって、最大の関心事は選挙に勝つ事である。

しかし、ゴタゴタしているからと言って、民主党はそう簡単には“分裂”しないだろうと私は思っている。

何故なら、民主党とは理念の異なる人間が集まった≪選挙互助会≫だからだ。

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◆民主党は“分裂”すべきだ!

マスメディアは、民主党内のゴタゴタや「分裂」騒動を、「そんなことをやっている場合か!」と批判するが、何かポイントがずれている。

理念・政策が全く違う者が、『民主党』と言う政党に寄り集まって政権を執っていることが、政治の停滞を招いている。

およそ、細胞分裂をしない「生物」は、世の中に存在しない。

民主党が分裂しない事は、自然の摂理にも反していて、日本にとって不幸な事である。

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◆政党とは何か?

民主党は政党ではない。民主党は幻影である。

それでは、政党とは何か?

憲法上は、政党の届け出をすれば政党と認められる。(憲法21条)

しかし法律上は、「政党交付金」を受ける事ができるのが「政党の定義」である。(政党助成法2条)

※「政党の要件」

1.国会議員が5人以上所属していること。

2.直近の衆院選または参院選で、選挙区か比例代表の選挙で有効投票総数の2%以上の得票を得ている事。

以上の1、2のいずれかを満たしていることが「政党」要件となる。これが、法律上の政党である。要するに、カネを貰えるかどうかである。

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◆民主党と云う幻影

確かに・・・、民主党は、「政党の要件」を満たしているから、法律上は政党である。

しかし、理念・政策がバラバラな以上民主党を「政党」とは呼べない。

「政党」と呼ぶには分裂しなければならない。

“細胞分裂をしない「生物」は、世の中に存在しない”と述べたが、「生物」とは何か?次に書き記す。

※「生物」の生物たる所以

①自己増殖能力を持つ

②エネルギー変換能力を持つ

③恒常性維持能力を持つ

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◆野田代表、輿石幹事長

私は、野田佳彦氏が民主党の代表に選ばれた瞬間(トキ)は、期待を込めて「頑張れ野田さん!」とエールを送った。

しかし、党ナンバー2の幹事長に輿石東氏を起用した途端に、「(やっぱり)民主党は幻影だ」と思った。

輿石氏は、日教組傘下の山梨県教組委員長だった人で、国家斉唱・国旗掲揚に“反対”の国家観を持っている旧社会党の民主党員である。

「教育の政治的中立はありえない」と公言する輿石氏を、“党内融和”の名の下に幹事長に起用したことで、野田総理への期待は失望に変わった。

「(やっぱり)民主党は幻影だ」と思ったのである。

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民主党は政党ではない。派閥(=カネとポストを配し、集約する機構)の均衡の上に成立する「選挙互助会」である。今我々が見ているのは、民主党政権と言う名の幻影に過ぎない。

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