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2012年1月 4日 (水)

「安全安心」の虚しき言葉

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◆政局の幕開け

今年は、政局の年になることは間違いない。

解散総選挙の年である。

マスコミは今さら「野田総理は期待外れ」などと言って、矛先を「民主党」じゃなくて「官僚」批判に転じている。

(枕詞のように「自民党も」批判するが・・・)

野田さんに「期待外れ」批判はピンとこない。それよりも野田総理には、民主党政権の“幕引き”を期待したい。

年の始めだから、野田さんの“悪口”は慎もう。

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◆野田総理、良かった事探し

“融和政治”を説いた野田さんだが、結構、図太い政治家だ。

普天間では、「環境影響評価書」を貨物便で沖縄県庁に送ることで沖縄県民を激怒させ、TPPでは、オバマとの約束通り、消費税アップでは、強引に党税調で「10%への引き上げ骨子」をまとめ上げた。

(この「実行力」は、良かった事である)

野田総理の匂わす「解散」に怯えて、TPPでも、消費税でも、“徹底抗戦”する政治家は民主党には見当たらない。

(小沢一郎もその一人である)

解散を匂わせて脅す野田総理の前に、結局、ひれ伏すだけである。

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◆中国の「脅威」は増大する

尖閣諸島に石垣市議が上陸したというニュースがあった。

これは、“市内”を調査した正当な行為である。

県警は島を管理する国の許可なく上陸したとして“軽犯罪法違反”の疑いで事情を聞くとのこと。

12月の日中首脳会談で、「互恵」、半島「安定」などで協力を確認し、野田総理は「尖閣」には触れずに終わったばかり。

案の定・・・中国は、早速「領土問題で、一歩も引かない」と脅しをかけてきた。

日本の“外交政策”の80%が、“対中政策”である。

(禍の根源は中国である)

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◆「安全安心」の虚しき言葉

北朝鮮が、「弔意が無い」「礼儀知らず」と言って野田総理を批判しているらしい。

独裁政権が批判するという事は、(それだけ)正しい行ないをしたという事であるが、野田さんは拉致問題「解決」を、“中国頼み”にしてはいけない。

朝鮮半島の「安定」とは、拉致問題の固定化を意味し、「解決」が遠退くだけである。

「安全安心」とは、政治家がよく使う言葉であるが、その意味は、(議員としての)自分の地位の“安全安心”の事である。これくらい虚しい言葉は無い。

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(1月2日 葛西臨海水族館)

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