« 嘘も百回言えば本当になる~面面を絶たずんば、蔓蔓を若何せん | トップページ | ≪漢詩鑑賞≫諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ(陶淵明) »

2012年1月10日 (火)

中井洽⇔ソン・イルホ極秘会談の問題

Pn2012010901001613___ci0003

◆中井洽、余計な事をするな!

民主党の中井洽議員(元拉致担当大臣)が中国・長春で、北朝鮮のソン・イルホ大使(朝日国交正常化交渉担当)と極秘に会っていた。

「北朝鮮とのチャンネル開拓を進めるため」とメディアは(好意的に)報道している。

しかし、ハッキリ言って、相手は百戦錬磨のソン・イルホに対して、こちらはのんびりした中井洽氏だけに、最初から、「交渉力」が違う。

それより、“余計な事はしないでくれ”と言いたい。

「二重外交」になってしまうではないか!

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆北朝鮮の焦り・思惑

北朝鮮側が、日本の「要人」と会う目的は“援助”を求める時である。

「話し合い」の思わせ振りを見せながら、日本からの“援助”を引き出すためである。

北朝鮮当局は、日本を冷静に、注意深く観察している。

日本の総理は、「同志」の鳩山由紀夫・菅直人が相次いで辞めて、保守派と言われている野田佳彦になっている。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆北が心配する“民主党の崩壊”

かつては、旧社会党系議員のような「親北朝鮮」パイプがあったが、民主党が与党になってから、1年毎に総理が交代している。

現在の拉致担当大臣は、「同志」山岡賢次だが、“問責”で何も出来ないし、拉致問題は素人なので、交渉相手には出来ない。

日本は、総選挙が近い。選挙になれば、民主党政権は崩壊する。そうなれば、日本とのパイプが途絶える。

北朝鮮は、“民主党政権の崩壊”を危惧している。そのため、(与し易い)中井洽に“白羽の矢”をたてたと言える。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆拉致の解決は超党派で!

私は、「議員外交」をすべて否定するものではない。但し、それは政府の拉致対策本部と綿密な連携をとって、少なくとも情報は、政府の拉致対策本部に一元化すべきである。

拉致問題では、超党派で対処すべきである。

例えば、拉致議連会長の平沼赳夫先生のような政治家が「議員外交」をするのなら歓迎である。

しかし、中井洽の場合は、単なる「功名心」からであり、交渉能力も無い。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆中井洽ではダメ!

中井洽が拉致担当大臣当時、元工作員の金賢姫を国賓を超えるほど厚遇しながら、重要情報を何ひとつ引き出せなかった。

特定失踪者問題調査会の荒木和博代表が「失踪者の写真などを金元工作員に確認してもらいたい」と要望したが、中井は断った。

失踪者の写真などを金元工作員に見せずに「のんびり食事などをしていた」のが当時の拉致問題担当大臣の中井洽である。

ソン・イルホ大使が、中井洽と極秘会談をしたのは、「日本とのパイプが途絶える」ことへの北朝鮮側の焦りである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

大切な事は、日本人拉致被害者全員を返すまで、(妥協なく)北朝鮮に対して圧力をかけ続けること。そのメッセージ(=警告)を北朝鮮に送ることであって、こちらから無原則な話し合い(=妥協)を求めることではない。

  ・・・北朝鮮への警告・・・

①拉致被害者の安全を確保せよ!もし、少しでも危害を加えたら絶対に許さない!その時は、北朝鮮の未来は無い!

②拉致被害者全員を返せ!その時は、北朝鮮に見返りに「援助」を送る。

=====================

|

« 嘘も百回言えば本当になる~面面を絶たずんば、蔓蔓を若何せん | トップページ | ≪漢詩鑑賞≫諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ(陶淵明) »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/564386/53702611

この記事へのトラックバック一覧です: 中井洽⇔ソン・イルホ極秘会談の問題:

« 嘘も百回言えば本当になる~面面を絶たずんば、蔓蔓を若何せん | トップページ | ≪漢詩鑑賞≫諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ(陶淵明) »