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2012年1月13日 (金)

野田内閣改造、小沢一郎との“決別”

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◆最前線での“生贄”

野田総理の狙い(シナリオ)がハッキリ見えてきたネエ。

一川防衛相、山岡国家公安委員長の“問責”両大臣はクビで、岡田克也前幹事長が副総理で入閣である。

一川、山岡の2閣僚は、野田総理にとってある種の『切り札』だったのだろう。

野党の集中砲火を浴びたのだから、2人はその最前線での“生贄”の役目は充分果たした。

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◆小沢一郎との“決別”

さらに、岡田克也元幹事長を副総理で入閣させることで、小沢一郎との“決別”を印象づけたネエ。

岡田氏は、小沢グループが最も憎んでいる人物である。

野田総理の狙いは、“小沢一郎との決別”である。しかし、「党内融和」(=小沢グループの田中直紀氏の入閣)の建前を残しながら「小沢一郎の影響力」を少しずつ削ぐ、狡猾な戦法である。

今回の改造人事は、(小沢に対して)「出ていけるものなら、出て行け!」と言っているのに等しい。

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◆「小沢神話」の崩壊

野田総理は、消費税増税を進めながらも絶対に(負ける)選挙は絶対しないだろう。

民主党が辛うじて一つにまとまっているのは、「選挙は避ける」という事だけである。

だから、選挙に強いという「小沢神話」は、通用しない。

小沢一郎は求心力を低下させ、確実に追い詰められている。「出て行く」力も残されていないのかも知れない。

小沢一郎の『大義』(=敵は米国と霞が関)も、「解散」の脅しの前に、子分どもは震え上がるだけである。

内山晃らは、親分の号令前に(恐怖心から)フライング気味に飛び出した。

「小沢神話」は崩壊した。

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今、選挙をすれば民主党は惨敗する。だから、小沢一郎を座敷牢に閉じ込めたまま・・・、いくら野党・自民党が要求しても、野田さんは(負ける)選挙はしないだろう。

このまま、来年の任期いっぱい民主党政権がウダウダと続くことだってあり得る。難しい局面だ。日本の政治は一体どうなるのだろうかネエ・・・。

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