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2012年1月

2012年1月31日 (火)

政治家・石原慎太郎に期待する

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◆石原新党(?)の動き

東京都知事の石原慎太郎氏(79)は、亀井静香氏(75)、平沼赳夫氏(72)と「石原新党」結成へ準備に入ったことを定例会見(27日)で明らかにした。

「今の政治は、自民党も民主党も含め、議論にならない議論が行なわれている」「一度、今の国会の政治構造をシャッフルする必要がある」と語り、3月結党を目指すようだ。

「おじいちゃん新党」などと揶揄する人もいるが、石原慎太郎氏は「東京も大事だが、東京よりも国家が大事」と語り、国政復帰や首相就任への意欲も滲ませた。

年齢ではないネエ!凄い情熱ではないか、大いに期待したい!

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◆政治家にとって大切な事

政治家にとって大切なこは、年齢(=若いこと)ではない。

①愛国心があること、②政治力(=政策実行力)があること・・・この二つである。

石原慎太郎氏は、「愛国心」も「政治力」も超一流である。

「三代目」の野田佳彦総理には少し期待したが、もう限界である・・・。

民主党の「マニフェスト」は総崩れで、口先ばかりで「政治力」(=政策実行力)が無いことが明らかになった。

野田氏個人には「愛国心」があるだろうが、輿石幹事長以下の民主党議員には、「愛国心」の無い議員が多い。論外だ。

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◆石原新党⇒総選挙⇒石原“救国”内閣

石原氏は、「原理主義者」の亀井氏と違って、「現実主義者」の側面がある。

連携相手に上がる橋下徹氏については、「私は橋下さんに、橋下さんは私に共感する部分がある」と信頼関係を強調した。

「現実主義者」の石原慎太郎氏だからこそ、自民党や民主党の一部は勿論、公明党やみんなの党とだって連携する事は可能である。

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石原慎太郎氏に期待する。自民党の幹事長は、息子の石原伸晃氏である。「公明党」とは都政で、連携の実績がある。「みんなの党」代表の父・渡辺美智雄氏と昔『青嵐会』の同志である。橋下氏とも信頼関係がある。石原慎太郎氏こそが政界再編の中心になるべきである。

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2012年1月30日 (月)

民主党の密室政治(①情報を公開しない、②議事録を残さない)

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◆こりゃ、酷いね⇒年金試算公開せず

民主党は、09年の衆院選マニフェストに明記した最低保障年金(月額7万円)の実現には、消費税の10%への引き上げとは別に、75年時点で最大7%の増税が必要になるとの試算を昨年3月にまとめている。

ところが、政府=民主党は、野党が税と社会保障の一体改革の前提として求めている、“最低保障年金を導入した場合に必要な財源に関する党の試算結果”を、公開しない事を決めた。

「公表した場合混乱する」「増税論議に集中できなくなる」などが「非公開」の理由のようだ。

政権与党としてあるまじき事だ。

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◆キチンと公開し、議論をすべき

「さらに7%の増税が(直ちに)必要になる」というような誤解も生じるのだから、逆に「非公開」によってますます混乱が拡大するではないか?

野田総理、輿石幹事長らは、「当面は公開せず、野党の出方を見極める」ことを確認したという。

マスコミは、「公表を求めている自民、公明両党の反発は必至だ」と論評しているが、これは“国民を馬鹿にした話だ”。

“情報公開”は、国民に対してすべきで「野党の反発」「政党間の駆け引き」という問題ではない。

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◆情報公開は大前提

民主政治にとって、①情報公開(ディスクロージャ)、②法令遵守(コンプライアンス)は「主義主張」を超えた“大前提”である。

恐らく、「情報公開」「法令遵守」は、多くの国民の“共通認識”であろう。

そのために、前提となる「党の試算結果」をキチンと公表して、議論を深化させるべきだと思うのだが?

国民の“共通認識”を民主党政権は持っていないだろうか?

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◆“密室政治”の民主党

民主党の樽床幹事長代行は、「政府・民主三役会議(29日)」の後、記者団から同会議の議事録を作成しているか?を問われ「事務方が・・・(?)」と言葉に詰まっていた。

そして、樽床氏は「政府の会議でもない」と逃げた。

現在の民主党政権で事実上の最高意思決定機関となっているのが「政府・民主三役会議」であるのに・・・。「ちょっと・・・(それは)明確には言えない」というのは酷すぎる。

民主党政権になって、政策決定のプロセスが明らかでない。議事録を残さない事などが今までも、指摘されて来た。

正に、民主党政権の特徴は、①情報を公開しない、②議事録を残さないという“密室政治”である。

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●鳩山内閣(小沢一郎幹事長)時代から、議事録は残さなかった。その理由として、「政治家同士の自由な意見交換が妨げられる」を挙げた。

●菅内閣当時、原発対応のための会議の議事録は作成していなかった。枝野氏は「重要会議では当然、議事要旨が作られていると思い込み、事務方に確認などしなかった」と、「事務方の責任」(?)にしている。

他にも・・・

●復興構想会議議事録は匿名で・・・「直ちに公開すると、難しい問題が起きる」

●議事録は作成していない・・・「各大臣の言っていることが違うじゃないか」を避けるため」

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2012年1月29日 (日)

寒い朝 仮設の暖は 命綱

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◆昨夜は寒かったネエ

北国育ちの自分でも、夜中、寒さで目が覚めた。

被災地の人たちは大丈夫だろうか?

猛暑はなんとか我慢できるが厳寒は命に関わるし、「仮設住宅」では、一番“寒さ”が骨身に応えるものだ。

せめて、“暖”だけは充分に行き届いてほしい。

・・・寒い朝 仮設の暖は 命綱・・・

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◆酷いネエ・・・小宮山厚労相

今朝フジテレビ『新報道2001』を観ていたら、小宮山洋子厚労大臣が出演していた。

この小宮山大臣は、国旗・国歌法に反対、在日外国人の参政権を推進し、夫婦別姓を推進している議員である。

社民党の福島瑞穂らと気が合う「フェミニスト」で売国議員の一人である。

先に更迭された平岡大臣、一川大臣、山岡大臣らの陰に隠れて目立たなかったが、野田総理の「不適格人事」の一人である。

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◆「政策」の羅列

今朝の議論も、小宮山大臣は、疑問や批判には(反論せず・・・)直接答えず、「あれもやります」「これもやります」と机上の空論をただ羅列するだけであった。

元NHKアナウンサーらしく流暢に「原稿」を読み上げるように話すが、中味がない。

小宮山大臣のおしゃべりは、「しっかりと・・・」で始まり、「・・・検討していきたいと思います」で終わる。

聞いているとだんだん腹が立ってくる。

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◆輿石幹事長は、どうした?

最近、民主党の輿石幹事長か、テレビに出ていないネエ?

野田さんが民主党代表選で、「党代表」に選ばれたとき私は、野田新総理に期待した。

だが、幹事長に輿石東氏を起用した途端に、期待は「幻滅」に終わった。

輿石氏は、日教組傘下の山教組委員長だった人で、国旗・国歌には反対し、日教組の「道徳反対闘争」を推進してきた正真正銘の左翼“売国”議員である。

輿石氏の「役割」とは、野田内閣と小沢グループとの「融和」だけであるが、いつまで続くことやら・・・。

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2012年1月28日 (土)

中庸の政治が理想だが・・・

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アリストテレスと孔子

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◆中庸とは何か?

中庸には、二つの「意味」がある。

①偏らないこと(不偏)

②常に変わらないこと(不変)

この二つが重なったところが“中庸”の本当の意味がある。

そして、この≪中庸≫こそが政治の理想である。

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◆ギリシャの四徳

古代ギリシャの哲学者(ソクラテス~プラトン~アリストテレス)たちは、四つの徳を明らかにした。

①智恵

②勇気

③節制

④正義

アリストテレスの倫理学では、徳の中心になる概念を≪中庸≫とし、過大と過小の両極端を悪徳とした。

例えば、『勇気』の過大は『蛮勇』で、過小は『臆病』である。

正しい行ないとは、極端な行為ではなく節度ある行為である。

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◆東洋(儒教)の五徳

ギリシアの四徳(智恵・勇気・節制・正義)が、その後の西洋人の考え方に大きな影響を与えた。

我々日本人の考え方に大きな影響を与えたのは、孔子の『儒教』である。

この『儒教』もまた、“節度ある行為”(中庸)を説いている。

①仁  仁に過ぎれば弱くなる

②義  義に過ぎれば固くなる

③礼  礼に過ぎれば諂いとなる

④智  智に過ぎれば噓をつく

⑤信  信に過ぎれば損をする

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◆政治においての中庸とは?

中庸は政治の理想であるが、それは、「どっちつかず」とか、「あいまい」「妥協」という意味ではない。

「中庸」の選択して、偏ることなく、常に変わらず実行することが大切である。

政治においての中庸とは、①≪不偏≫右でも左でもない、②≪不変≫文化伝統を守り、祖先に対する尊崇、家族や国を愛する心など(『教育勅語』の教え)を意味する。

即ち、政治においての中庸とは、≪保守主義≫のことである。

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◆共通項を求める

現実の政治においては、さまざまな価値観の違う政党が存在し、同じ党内でも個々には価値観が違うし、政策もまた違う。

違う中から、「共通項」を発見し、「最大多数の最大幸福」の原則に基づき“多数決”により、政策を(国会において)“決定”する。

これが≪中庸政治≫の役割である。

政治は“決定“して、“実行”することが重要で、その時の原則が“多数”を大切にする「最大多数の最大幸福」である。

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◆四つの価値観

国内においてすら違うのだから、外国(特に中国)とは価値観が対立する。

自民党政権で(麻生太郎外相時代)は、『価値観外交』(共通項としての4つの価値観)を提唱した。

①民主主義

②自由主義

③法治主義

④人権

中国には、『共通項』が無いのである。

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近年の総理大臣

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現在の総理大臣

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2012年1月27日 (金)

恩師の死を悼む(2)

喜働(きどう)から、遊働(ゆうどう)へ

「人はただ生きているだけでは、何の意味もない。働いてはじめて生きがいがある。働いている時が、ほんとうに生きている時である。何もせずに、ぼんやり過ごした一日は、死んだ一日である。」(『万人幸福の栞』72p)

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◆洞下実師は、偉大な倫理の“実践者”であった

サンコーテクノ㈱社長の洞下英人氏は、父親である洞下実会長を「ほとんど家には居なかった」「無類の働き者」と言っていた。

確かに、洞下実師は会社経営者として、常に、働くことが楽しい様子だった。

明朗、愛和、喜働は、倫理実践の「境地」を示す。

喜んで働くことを『喜働』(きどう)と呼んでいる。

ところが、洞下実師の「境地」は、『喜働』を超えていた。

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◆“実践者”ならではの境地

洞下実師は、講話(平成20年1月8日、流山市倫理法人会MS)で、喜んで働く『喜働』を超えた『遊働』(ゆうどう)について、話をしておられた。

「遊ぶ」ことと「働く」ことが、一致してしているのである。

遊んでいるかと思えば働いている。働いているかと思えば遊んでいる。

心から楽しそうに、あの笑顔で「働くことの楽しさ」「心のおきどころ」を語ってくれた事を思い出す。

洞下実師の「境地」では、遊ぶことと、働くことの境が無いのである。倫理の実践とは楽しいことなのである。

正に、偉大な倫理の“実践者”ならではの「境地」であったようだ。

  <合掌>

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2012年1月26日 (木)

恩師の死を悼む

≪訃報≫

サンコーテクノ㈱会長の洞下実氏(71歳)が腎臓がんのため逝去された。

洞下実師は、人生最大の恩師である。(私は、洞下実師の不肖の弟子である。)

訃報を聞いて、昨日から、哀しみに打ち沈んでいる。

6年ほど前、洞下実師と出会って、私は「秘書」にして頂いた。約3年間、洞下実師と行動を共にして、叱られたり誉められたりの日々は今も忘れることができない。

次第に、私は自分自身が、傲慢で器が小さいことを感じた。様々なことを気づかさせてくれた。

謹んでご冥福を祈る次第です。

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◆通夜  

<日時> 1月26日 午後6時~

<場所> 南流山駅前 『セレモニーホール天翔』(南流山駅前ホール)

◆告別式

<日時> 1月27日 午後1時30分~

<場所> 同上

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≪漢詩鑑賞≫ 幽州の台に登る歌(陳子昂)

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幽州(ゆうしゅう)の台に登る歌  陳子昂(ちんすこう)

前不見古人   前に古人を見ず

後不見來人   後に來人を見ず

念天地之悠悠  天地の悠悠(ゆうゆう)たるを念(おも)

獨愴然而涕下  獨り愴然(ゆうぜん)として涕(なみだ)下る

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ずっと前に生まれた昔の人に会うことはできない。はるか後に生まれる未来の人にも会うことはできない。

ただ、天地がいつまでも絶えることなく続いてゆくのを思う時、人の一生の短さを思い知らされ、胸がいっぱいになって涙が流れる。

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2012年1月25日 (水)

野田総理の国会演説に“失望”した

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昨日の野田総理の国会演説は、論評に値しない。

自分の「国会演説」を引用された元総理の福田康夫さんと麻生太郎さんは、次のような感想を漏らしていた。

「よい内容です」「(でも私は彼らに)酷い目にあいましたよ」(福田康夫)

「ワサビのないお寿司のよう」「ボクシングで言えばクリンチ(抱きつき)と言う」(麻生太郎)

福田さんも、麻生さんも、不機嫌そうだった。

昨日のようなつまらない演説なら、論評に値しないので今日はこの辺で失礼する。

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2012年1月24日 (火)

野田総理&小沢一郎の陰謀「消費税国会」

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◆野田&小沢の「共同作戦」

今日から国会が開会する。会期は、6月21日までで、150日間となる。

3月から会期末の6月にかけて解散含みの政局が強まる。マスコミは「消費税国会」(?)と呼んでいる。

「消費税」が与野党「対決」の“焦点”となるのは、野田総理の仕掛けた作戦である。

しかも、その作戦は野田総理&小沢一郎の緻密な「共同作戦」である。

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◆国民世論は消去法?

自民党の谷垣総裁は、「マニフェスト総崩れ」「消費税の前に、解散して信を問え」という原則論に終始している。

野田総理は(マスコミを味方につけて)、「自民党こそ消費税10%を主張していたではないか」「党利党略を言っている場合か」と、自民党を批判している。

こんなセリフを巷間、よく聞く。

「民主党には裏切られたが、自民党政治には戻りたくない」「民主党も嫌いだが、自民党も嫌いだ」

国民世論は、消去法である。

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◆選挙になれば、またダマされる

どちらが良いかを競っているのではない。どちらがより悪いかを競っている。

つまり選挙になれば、「どちらがより悪いか?」が選択の基準になっている。

消去法でいくと、「態度をはっきりさせない者」「口先だけの者」が残る。

善良な人間は、何度もダマされるのである。

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◆石破茂さん、“正論”だが・・・

自民党の石破茂さんはその辺りに危機感を募らせている。

「向こうがダメだとあざ笑っているのでなく、国家の為協力を惜しんではいけない」「国民のために何をするのか?明確にすべきだ」と谷垣総裁を批判している。

一方の民主党は、「消費税は絶対反対」の小沢一郎グループは、取り敢えず「党内融和」という名の「党利党略」を優先し、“音無し”の構えである。

(これは、以前にも述べた・・・民主党の「ダブル・スタンダード」作戦である)

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◆民主党の方が、はるかにズルい

政権与党だけに、民主党の罪は重い。しかし、マスコミは「民主党」を批判するが、それ以上に「自民党」を批判している。

「与野党協議、“一体改革”へ自公も歩み寄れ」「自民党は、責任野党の器量を見せよ」と、マスコミは、自民党批判を強める。

野田総理&小沢一郎の秘密「共同作戦」がマスコミにも浸透している証左である。

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◆自民党は覚悟を決めて、突き進め!

だが、自民党が「早期の解散に追い込む」運動方針案を決めた以上は、突き進むしかないだろう。

迷いは禁物である。

もし6月までに、解散に追い込むことに失敗したら、(谷垣執行部は)求心力を失うだろう。その時は、総裁選を前倒しして新しい総裁を選ぶべきである。

9月以降も、解散が無ければ、自民党の「候補者」は兵糧が尽きてしまう。

(小沢一郎の作戦通り)自民党は“総崩れ”になるかもしれない。自民党は、解散に追い込むしか道は残されていない。

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◆野田&小沢「共同作戦」の内実?

野田総理は、消費税増税に“不退転の決意”を示している。

小沢一郎は、(公約にない)消費税増税を持ちだしたことに、“猛反発”している。

だが、それでも小沢一郎が(倒閣に)動こうとしないのは何故か?

野田総理と小沢一郎は、輿石幹事長を仲介して「消費税増税」よりも「解散回避」を優先する事で、ギリギリ一致している。

野田総理は、「消費税増税」については、“道筋をつける”だけで妥協し、「不退転の決意を実行した」と言い、財務省に対しては「自民党が反対したから」と言い訳をするだろう。

「より悪いのは自民党!」という消去法・作戦である。

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2012年1月23日 (月)

原発推進こそ日本の「天命」~不完全であるが故に人間は努力する

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「皆さんにも、いろんなしがらみがあったりスムーズに話を進めたいという気持ちも分かります。でもこのこと(=原発)に関しては僕たちの命がかかっているんで、後ろめたいことがないならば、ぜひ開かれた場所でオープンな議論をしていただきたい。」<俳優・山本太郎>

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そもそも原発に限らず全ての科学技術は不完全である。不完全だからこそ、人間は努力する。「脱原発論」は、努力の否定であり、民主主義の否定である。私は、原発推進こそ日本の「天命」だと思っている

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◆俳優・山本太郎

数日前になるが、経産省保安院が開いた「原発ストレステスト」に関する“有識者意見聴取会”に市民団体が乱入したというニュースがあった。

市民団体の中には、今ではすっかり「脱原発」「反原発」運動の人気者となった山本太郎さんもいた。

なるほど、山本太郎さんはテレビカメラの前では、さすがに俳優らしく滑舌が良い。

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◆「傍聴」と言い“議論”をストップさせる

(それに続いて女性が叫ぶ)

・・・・福島原発が終息したと思っていらっしゃる方、手をあげて下さい。何ががんばろう東北ですか!冗談じゃない!・・・・

何だかんだ理屈を言いながら、“介入”するのである。

この様子をテレビニュースで見てて、我々の世代は、「60年安保」~「70年安保」の昔同じような事があったことを思い出す。

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◆対策本部の「議事録がない」

東日本大震災が発生した後、菅直人総理は「対策本部」を乱造した。

私は、当時の菅内閣の意味不明な「屋内避難指示」とか、「自主避難」の呼び掛けなどは、ほとんど<人災>だと思っている。

しかも、驚くべき事に、当時の政府の「対策本部」の議事録が無いというのだ。

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◆菅直人の犯罪

議事録が無いというのは民主主義の否定である。

経産省・保安院の『有識者意見聴取会』に対して「開かれた場所で、オープンな議論」(山本太郎)を云々する以前に、(そもそも)政府の「対策本部」の会議で、“議事録が無い”方が深刻な問題である。

「事故の検証」とは、①発生の原因は何か?と、②事故後の対策は適正だったか?この二つを時系列的に検証する事である。

対策本部の議事録がなければ、“正確”な検証が出来ない。これは、本部長の菅直人の重大犯罪である。

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◆放射能は「恐怖」の対象か?

俳優の山本太郎さんは、「この事(原発)に関して僕たちの命がかかっているんで・・・」と言った。

東工大出身の菅直人前総理は、「(原発はもはや)制御不可能」と言って突如として「浜岡原発の停止」を発表した。

原発は「絶対安全」の根拠が無いから「恐怖」というなら、すべての科学・技術が「恐怖」の対象となる。

「絶対安全」なものはこの世に存在しない。

科学・技術は「不完全」な故に人間は努力するのではないか。

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◆命の確率、命の有限性

命がかかっている・・・」という主張は、何の根拠も無い。

(幸いなことに)福島原発事故と放射線被曝で、死んだ人は一人もいない。

5年後、あるいは40年後に、例えば白血病とか甲状腺がんになる“確率的”な危険性を指摘するとしても、プライオリティとしては限りなく低い。

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◆原発推進こそ日本の「天命」

そんなことよりも、福島を『原発立国』の拠点(シリコンバレー)として、科学技術・研究施設などを集積し、関連産業を誘致することを目指すべきである。

それが、(国際社会にも貢献できる)日本の「天命」である。

努力を放棄して、放射能の恐怖を煽り、「有識者」の意見聴取の会場に乱入する。

このような「脱原発幻想」から、そろそろ目覚めるべきである。

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2012年1月22日 (日)

覚悟を決めたか?野田総理

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◆有終の美を飾れ

野田総理は、民主党大会(16日)で消費増税法案の成立後に衆院の解散総選挙を実施する意向を重ねて示した。

どうやら、野田さんの「不退転の決意」というのは本当のようだ。

人間は、覚悟が決まれば(見た目には)頼もしく見える。(笑)

菅前総理のように「総理の座」に執着せずに「保守政治家」(?)らしく“有終の美”を飾って欲しいネエ。

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◆腹の据わった脅し

党大会で野田総理は、消費増税と社会保障一体改革などで、自民党&公明党が与野党協議に応じない場合には、「どうしても理解いただけない場合は参院に送って考えていただく手法も採用する」と主張した。

そのうえで「野党に法案をつぶしたらどうなるかを考えていただく」と述べた。

つまり「解散するゾ」ということである。

腹の据わった“脅し”だネエ。(笑)

国民としては「解散」?・・・大いに結構な事だ。

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◆両面作戦

それに対して、自民党の谷垣さんは覚悟が出来たのだろうか?どうもケンカが下手な印象を受ける。

この発言を、「与野党協議に否定的な自民党・公明党を強くけん制した」とメディアでは言っているが、野党への“脅し”だけではない。

この発言は、覚悟を示すことで野党ではなく“獅子身中の虫”小沢・鳩山グループをけん制した。

つまり二つの敵(野党&党内野党)に対して、野田さんは巧妙な「両面作戦」をとったのである。

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◆民主党は詐欺師集団(=選挙互助会)

「解散・総選挙」を恐れた小沢・鳩山グループは、急におとなしくなった。

かくして民主党は取り敢えず野田総理の下にまとまった。

民主党議員は、「消費増税」の前に、「身を削る」ことを「やるんです」「がんばります」「はい」と何度も目にしたような「二枚舌」を使っている。

民主党は詐欺師集団である。

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◆党と議員(個人)の連帯責任

「言行不一致」は、民主党議員の得意技である。

国民はその「民主党には裏切られました」という気持ちが必ずしも選挙区での「議員(個人)には裏切られました」という気持ちには結び付かないが、(党所属である以上)「連帯責任」であるべきだ。

「責任」をとるのが嫌なら、離党すれば良いだけの事。

民主党には裏切られたが、「個人的には民主党所属の○○先生を応援したい」というのは欺瞞である。

結局、ダマされる人は、何度でもダマされるのだ。

民主党は、(次の総選挙で)負けて「政権与党の座」を降りるべきである。下野して、頭を冷やして反省すべきは民主党であり民主党議員である。

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2012年1月21日 (土)

断じて行なえば鬼神も之を避く

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◆礼節をわきまえよ!

最近、自称「保守派」の中に、礼節をわきまえぬ輩がいる。

「TPP賛成」を主張した櫻井よしこ氏を「売国奴」「米国のポチ」などと決めつけて罵倒している。

TPP賛成⇒親米保守⇒売国奴という“幼稚”なレッテル貼りである。

ネット上には、このような、保守とは言えない・・・礼節をわきまえぬ輩がいる。

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◆櫻井よしこ氏は売国奴か?

櫻井よしこ氏は、「親米保守」だとしても「売国奴」などでは断じてない。

「米国寄り」「米国関係者とのつながりが深い」と批判するが、米国関係者とのつながりが深くて何が悪いのか?

ジャーナリストとして自分の“コネクション”を生かして“米国からの情報”を得ることは当然の事ではないか?

櫻井よしこ氏は「売国奴」などでは断じてない。

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◆情報が少なすぎる!

「井の中の蛙」では、ジャーナリストも、政治家も、勿論経済学者も、お国のためにはならない。

特に、民主党政権になってから(2年半)、国際関係にはほとんど目を瞑り、内向きの議論ばかりが蔓延した。これが問題だ!

米国との関係(=情報)が稀薄になったのは事実である。

反米主義者(保守&左翼)たちは、米国をまるでヤクザか詐欺師のように言い放ち、親米保守⇒売国奴と決めつけるが、一番の問題は、「情報が少なすぎる」ことである。

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◆反米路線の変遷

小泉内閣当時、沖縄知事選挙で、民主党代表の小沢一郎は、「米軍基地撤去」を叫ぶ左翼候補者(名前は、糸数?)を推して、共産党や社民党と「共闘」した。

その辺から、「反米路線」は左翼の“専売特許”ではなくなった。

そもそも私は、小沢一郎や鳩山由紀夫を「保守」政治家とは認めていないから、民主党が社民党と組んでも、国民新党と組んでも左程驚かない。

「反米路線」は、歴史的に変遷した。

その「反米路線」で小沢一郎は、(国民の生活が第一と言いつつ)再び共産党や社民党とさえ「共闘」しようとしているのである。

◆民主党政権の危さ

TPP賛成派は、「アメリカを甘く見過ぎるな」と批判する。(その通りだ)

アメリカは、ヤクザでも詐欺師でもない。「アメリカの利益」の為には、“したたか”なだけである。

確かに、民主党政権の「TPPへの対応」を見ると不安を感じる。

しかし、「(TPPに参加すれば)日本は永久にアメリカの植民地になってしまう」という主張には賛同できない。

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断じて行なえば鬼神も之を避く

これは、決断して躊躇わずに事に当たれば、どんな困難な事でも実行は可能である。思いきって実行したなら、どんな障害でも自分を避けるという意味である。

野田総理が、「TPP参加を表明」した以上、国を挙げて“したたか”な外交交渉すべきである。

櫻井よしこ氏を「売国奴」と罵倒する暇はないハズである。

・・・小を顧みて大を忘るれば、後に必ず害あり。狐疑猶予すれば、後に必ず悔あり。断じて敢へて行へば、鬼神もこれを避け、後に成功あり。・・・(史記・李斯列伝)

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2012年1月20日 (金)

石原知事の定例会見(1月20日)

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◆総理にしたい人

石原慎太郎東京都知事は、(世論調査では)「総理にしたい人」の常連組である。最近では、橋下徹大阪市長が急上昇して、人気は二分している。

残念なことに2人とも、(首長のため)総理大臣になる資格はない。「総理したい」理由は、その主張が解かり易いことだろう。

テレビ東京で、『石原知事の定例会見』の模様を見た。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆定例会見の質疑

平成24年度の予算案(原案)について一通り石原知事より“説明”があった。まとめると“総額抑制・重点配布予算”だという。

次にマスコミ各社との質疑に移った。

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★国は「原発は40年寿命・20年延長」を言っているが将来のエネルギー政策についてどう考えるか?

・・・・・・さあ(?)、国に聞いてくれ!国がフラフラしているのに都が答えられる訳がないだろう!

★厳しい財政の中、「投資的経費」についてどう考えるか?

・・・・・・せめて、「公共の建物」(学校、病院など)の耐震化はしたい。(東日本大震災は)天の啓示・警告と受け止めるべきだ。

★都債発行については?

・・・・・・国債よりも都債の方が、評価ランクは上なんだ!何の心配も無い。

★東京都の職員を福島県などに派遣しているが?

・・・・・・そうだ。困っている人を助ける、当たり前のことだ。それに、(組合が警戒するだろうが)都の職員は余っているからな。

★東京大学の入学時期が“秋入学”になることについて?

・・・・・・難しいネエ。

★国歌斉唱の問題で最高裁判決が出たが?

・・・・・・あの判決は不満だネエ。国家と個人の連帯が大切で国歌斉唱は、(子ども達に)そのことを体感させる(すり込ませる)事だ。それを個人の判断で(教師が)拒否するのは責任放棄だ。

★国会議員を削減する(?)、都議会はどうか?

・・・・・・そもそも国会議員は多すぎる。参議院なんていらない。

★芥川賞選考委員を辞めるのか?

・・・・・・辞めたいから「辞める」って言った。

★受賞者の田中氏に何かアドバイスはあるか?

・・・・・・ひねくれていて、なまいきで良い。もうひとつは、(質問が)くだらない。どうでも良い。

<と言って、サッサと退場した>

石原慎太郎知事のレベルに質問する記者の方が追い付いていない。

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≪漢詩鑑賞≫兵車行(杜甫) 

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◆時代背景

杜甫41歳の作。この詩は通行人と兵士との会話という形でうたわれている。当時唐の国境付近では、北方の異民族の侵入が相次いだ。その討伐のため政府は重税を課したので、国民は次第に疲弊していった。

中国では昔から、男を生むのは玉を生むこと、女を生むのは瓦を生むことと言われ、これまでは男の子が生まれるのを喜ぶ社会通念があった。それが、男はどうせ戦争で死ぬのだからと、その“社会通念”が逆転した。

※白居易の『長恨歌』でもおなじようなことをうたっている。

姉妹弟兄皆列土  姉妹弟兄皆土を列ね

可憐光彩生門戸  憐れむべし光彩門戸に生ず

遂令天下父母心  遂に天下の父母の心をして

不重生男重生女  男を生むを重んぜず女を生むを重んぜしむ

※列土 諸侯となって領土を連ねること。楊貴妃の従兄楊国忠は宰相にまでなった。

女を生めば玉のこしと言われた所以である。

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兵車行(へいしゃこう) 杜甫

車轔轔 馬蕭簫  車轔轔ゴロゴロときしむ音馬簫簫馬の泣き声

行人弓箭各在腰  行人出征兵士の弓箭(きゅうせん)各腰に在り

耶嬢妻子走相送  耶嬢(やじょう・父母妻子走りて相送る

塵埃不見咸陽橋  塵埃(じんあい)にて見えず咸陽橋(かんようきょう)

牽衣頓足攔道哭  衣を牽(ひ)き足を攔(さえぎ)りて哭(こく)

哭聲直上干雲霄  哭声直ちに上りて雲霄(うんしょう)を干(おか)

道旁過者問行人  道旁(どうぼう)を過ぐる者行人に問う

行人但云點行頻  行人但だ云う点行徴兵(しき)りなりと

或從十五北防河  或いは十五より北河(きたか・黄河を防ぎ

便至四十西營田  便ち四十に至って西田(でん)を営む屯田兵

去時里正與裹頭  去る時里正(りせい・村長(ため)に頭を裹(つつ)

歸來頭白還戍邊  帰り来って頭白きに還た辺(へん)を戍(まもる)

邊庭流血成海水  辺庭(へんてい・国境の辺り流血海水と成るも

武皇開邊意未已  武皇唐の玄宗を指す辺を開く意未だ已(や)まず

君不聞漢家山東  君聞かずや漢家山東の二百州

二百州

千邨萬落生荊杞  千村(せんそん)万落(ばんらく)荊杞(けいき)を生ずるを

縦有健婦把鋤犂  縦(たと)い健婦の鋤犂(じょれい)を把(と)る有るも

禾生隴畝無東西  禾(か・は隴畝(ろうほ・うねあぜ生じて東西無し

況復秦兵耐苦戦  況(いわ)んや復た秦兵苦戦に耐(た)うるをや

被驅不異犬與雞  駆(か)らるること犬と鶏とに異らず

長者雖有問     長者杜甫を指す問う有りと雖(いえど)

役夫敢伸恨     役夫(えきふ・出征兵士敢えて恨みを伸べんや

且如今年冬     且つ今年の冬の如きは

未休關西卒     未だ関西函谷関の西の卒兵卒を休めざるに

縣官急索租     県官(けんかん)急に租租税を索(もと)むるも

租税從何出     租税何(いず)くより出(い)でん

信知生男惡     信(まこと)に知る男を生むは悪しく

反是生女好     反(かえ)って是れ女を生むは好きを

生女猶得嫁比鄰  女を生まば猶お比隣ひりん(か)するを得るも

生男埋沒随百草  男を生まば埋没して戦死した死骸は埋もれ百草に随う

君不見靑海頭   君見ずや青海(せいかい)の頭(ほとり)

古來白骨無人収  古来白骨人の収(おさ)むる無きを

新鬼煩冕舊鬼哭  新鬼新しく死んだ人の幽霊は煩冕(はんえん)し旧鬼は哭す

天陰雨濕声啾啾  天陰り雨湿(けぶ)るとき声啾啾(しゅうしゅう・亡霊の泣き声

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2012年1月19日 (木)

≪書評≫ TPP亡国論(中野剛志著)

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◆TPP反対派の理論的リーダー

中野剛志氏(京都大学大学院工学研究科助教)は、TPP反対派の理論的リーダーの一人である。

そして、この著書『TPP亡国論』は、TPP反対派のテキストにもなっている。

2010年10月下旬までは、「大学での自分の研究が忙しくて」TPPには「あまり関心がありませんでした」(16p)と書いている。

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◆これは「経済論文」である

その中野氏が僅か4ヶ月後~2011年2月には、インターネット検索を駆使しながら『TPP亡国論』(254ページ)を書き終えている。

超能力者のようなスピードである。

これは、経済学者の経済論文の“領域”でのTPPに関する主張である。

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◆中野氏は愛国者ではある

弱冠40歳の経済学者の中野剛志氏は、「TPPへの参加など、論外です」(248p)と言いきっている。

すごい自信であるネエ。

この本を読むと中野氏は、優秀な経済学者(経済ナショナリズムが専門)であり“愛国者”である事が分かる。

それに、中野氏が著書でくり返し述べているTPP賛成論・批判は大部分はその通りである。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆正義が勝つとは限らない

中野氏の思考の根底には、「正しい者(正義)が勝つ」という“オポチョ二スト”が見える。

どこか「痩せても枯れても・・・」という“武士道精神”が宿っているようだ。

だが、正しい者が勝つとは限らないのが世の中の不条理である。

大東亜戦争(太平洋戦争)をふり返るまでもなく、「正義(日本)は、連合国側(米英仏露中)に負けた」のである。

勝つのは「正しい者」ではなくて、「力のある者」が勝つのである。

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◆民主党政権の欺瞞

中野氏はTPP賛成派(民主党政権)を鋭く批判している。

①「基本的な事実認識の誤りがあまりに多すぎる」

②「経済運営の基本をあまりに知らなすぎる」

③「世界の構造変化やアメリカの戦略をまったく見誤っている」という主張である。

TPP(環太平洋経済連携協定)参加の方針を突如打ち出し、「平成の開国を!」と喧伝した民主党政権。そして賛成一色に染まったマス・メディアを鋭く批判している。

経済学者・中野氏の批判は「正論」ではある。

しかし、(政治的な「選択肢」としては)非現実的である。

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◆経済学者の思考回路

TPPを、損得勘定(メリットorデメリット)で考えるのが経済学者の思考回路である。

経済において「勝ち組」がいれば「負け組」がいる。国家間においても、「敗者」が居て「勝者」が存在する。

中国相手に「互恵」関係は存在しない(あり得ない)のである。

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◆グローバリズムとは?

グローバリズムというのは、「弱肉強食」の世界である。

だからTPPの是非を「メリット」「デメリット」だけでは判断できない。

経済学者は、「過去の損得勘定」は分かっても、「将来の予測」は不可能である。将来どうなるかは、誰にも解からない“神の領域”である。

経済学者の(政治的)限界である。

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◆TPPの本質とは?

TPPの本質とは、如何に「デメリットを最小限に抑えるか」という、国家の独立自尊を賭けた戦いである。

つまり「正しいものが勝つ」という損得勘定よりは、「力のある者が勝つ」という国家の“生存本能”に近いものである。

力とは、軍事力や外交力、「外交力」とは具体的には“外交交渉力”のことである。

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それに・・・現実は、民主党政権が無防備にTPP参加に突き進んでいる。「平成の開国」(菅)でもないし、「ダメなら止めれば良い」(前原)という段階を超えて、野田政権になって更に遙か引き返せない所まで来てしまっている。純粋経済学者で「楽天主義者」の中野氏には、この辺の現実認識がない。

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2012年1月18日 (水)

職業(プロフェッショナル)倫理

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◆豪華客船の座礁事故

今朝、TBSみのもんたさんの『朝ズバッ』でやっていたが、イタリア中部沖で座礁した豪華客船コスタ・コンコルディア号のニュースについて一言。

公表された港湾監督事務所と船長との交信記録で、スケッチ―ノ船長(52)が自分だけ逃げていたことが明らかになった。

港湾監督事務所は、逃げた船長に激怒して「何をしているのだ」「船に戻れ」と命令していた。

(豪華客船・船長のもつ高潔なイメージが崩れた)

若狭弁護士によると、今は「(船の事故の場合)船長は最後まで船に残る」という法律は(日本の場合)無いそうである。

(ええそうなのか?と、みのさんも驚いていた)

日本人乗客は、「救命ボートの3割は乗組員だった」と証言している。タイタニック号の時と大違いである。

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◆キーワードは「職業倫理」

最近のニュースを見ていると、「職業倫理」というものがキ―ワードである。

“倫理”というものは、“法律”で規定されていなくても、当然に、社会的な立場から守らなければならないもの。

政治家も、官僚も、新聞記者もそれぞれ問われているのは、プロフェッショナルとしての倫理観(=職業倫理)である。

それ故、「職業倫理」というのは、“法律”より優先されなければならないものである。

裁判所では、“法律”が優先されるだろうが、国民が求めているのは「職業倫理」ではないのか。

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◆「政治資金規正法」と政治家

再び、『朝ズバッ』の話題だが、政治家・小沢一郎氏が、「(秘書を信頼しているので)収支報告書に目を通した事は一度もない」と言っていた。

民主党議員にアンケートをとったところ4人(小沢グループ)だけが、「(秘書に任せているので)確認はしていない」とのことだった。

法律では、「代表者(政治家)の収支報告書への署名捺印は必要ない」(若狭弁護士)ということである。

その意味では、小沢一郎は「法律違反」をしていないが、釈然としない。

つまり、“何億円という収支報告書”に一度も目を通さない事があってもよいのだろうか?

政治家の「職業倫理」を厳しく問うべきではないのか?

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◆政治家と新聞記者の「職業倫理」

先日の日曜日に、ドラマ『運命の人』を観た。

これは、「核密約」の外交機密をすっぱ抜いた新聞記者西山氏の実話をもとにしたドラマである。(豪華なキャストで、ドラマとしては楽しめた)

私は、“わが国を守るため”に、当時の佐藤総理大臣のとった言動(=核密約を隠蔽すること)を評価している。(国家機密とは、「機密」であるから国益が保てるのだ)

一方、法律・ルールを破ってでも、“国家機密”を暴こうとした西山記者もまた評価できる。

どちらの「職業倫理」も、相争うが、(真木さんが演じた)女性の外務省職員が「職業倫理」を犯した。

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◆官僚の「職業倫理」

官僚と言うのは、法律を熟知して、法律にもとづいて、法律に遺漏なきようにする“職業人”のことである。

官僚の「職業倫理」とは、あくまで(良くても悪くても)法律に忠実なことを意味する。

民主党政権が、「政治主導」といったが、彼ら(官僚)は、あくまで“法律”に忠実なだけで、“政治家”に忠実な訳ではない。

(これは、政治家・議員が錯覚しやすいところだ)

経産省の木村某元審議官が、株のインサイダー取引(妻名義で)で逮捕されたニュースがあったが、これは100%「法律」違反であり「職業倫理」にも反している。

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◆オフレコと「職業倫理」

少し前になるが、沖縄防衛局長が(沖縄少女暴行事件を連想させる)「不適切発言」をやらかして更迭された。

これは、防衛局長と地元記者とのオフレコ「居酒屋談義」を、琉球新報の女性記者がオフレコを破って記事にしたものだ。

通常、マスコミは「次の情報がほしい」から、敢えてオフレコにするものだが、オフレコを破って記事にしたのは、それなりのニュースとしての「価値」があったからだろう。

酒を飲んで「不適切発言」をやらかした官僚が、馬鹿なだけ・・・。

オフレコと言えば、日本の主要マスコミ・メディア自体が、韓国や中国の事となると“オフレコ”が余りにも多いと、感じている。

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2012年1月17日 (火)

民主党政権のダブル・スタンダード

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◆民主党のダブル・スタンダード

ダブル・スタンダード(DS)とは、相反する二つの原則(基準)を相手や場合によって使い分けることである。(二重基準あるいは二枚舌とも言う)

民主党は、この「ダブル・スタンダード(DS)」によって政権を運営している。

耳障りの良い理想的な原則【A】と、実務的な原則【B】が二つ用意されていて、相手や場合によって使い分けるのである。

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◆具体例を示すと・・・

①沖縄普天間基地  

【A】・・・鳩山元総理「最低でも県外」「腹案がある」

【B】・・・同じ鳩山元総理「抑止力を学んだ」

②TPP

【A】・・・菅前総理「平成の開国」

【B】・・・山田元農相「平成の壊国」「絶対反対」

③消費税

【A】・・・野田総理「不退転の決意」

【B】・・・小沢一郎「原点へ帰れ」

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◆巧妙な「D・S」人事

民主党内の小沢&鳩山グループの力は失った。

それでも野田総理は、内閣改造では、小沢&鳩山グループに「配慮」する人事を行った。

例えば、防衛大臣は素人(一川)から素人(田中)への交代のように、(政局を見据えた)「生贄」人事である。

これは、野田総理の巧妙な「D・S」人事である。

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◆対米戦略

このダブルスタンダードを最も有効に使っているのが、共和党&民主党の二大政党の国・アメリカ合衆国である。(中国と日本をそれぞれけん制する)

そもそも、どの国にも“国益”があるから、(口では「友好・親善」を述べていても・・・)外国は全て「敵国」と見るべきである。

同盟国のアメリカ合衆国ですら本質的には「敵国」であるが、かと言って「反米主義」に陥ってはいけない。

上手く、付き合いながら日本もダブル・スタンダードを駆使しながら、上手く“生き抜いて”行かなければならないのである。

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小沢&鳩山は、「党の檻」に囲い込まれた。力を削がれた小沢&鳩山グループは「檻の中」で遠吠するだけ。さらに野田総理は、「自民党色」を前面に出してきた。自民党を脅迫している。自民党はその“存在理由”が問われている。

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2012年1月16日 (月)

国民の、国民による、国民のための政治

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岡田副総理は、「議員歳費は(国家公務員並みに)8%削減すべき」と言ったが、これは、「民主党の5つの約束」を隠蔽し、消費税増税の本質を“矮小化”するものだ。「身を削る」ポーズを示すだけのもので「口だけ」改革の典型である。政権与党とは、「政治を語る」ことではなく、法律・制度を“具体的”に示し実行する事である。(もう遅いが・・・)

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◆「国民が主役の政治」

「人民の人民による人民のための政治」(Government of the people,by the people,for the people.) とは中学生でも知っているリンカーン大統領の名言である。

日本流に言えば、「国民が主役の政治」と言ったところだろう。

政治は、国民のためのものである。この当たり前のことを忘れては国の政治は成り立たない。

しかし、現実の政治は、この「当たり前のこと」を忘れている。民主党政権は、秘かに「外国人が主役の政治」を目指してきた。

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◆わが国の法律なのに国籍条項がない

以前、(民主党の目玉政策だった)「子ども手当」が、外国人にも支給されたことで問題になったことがあった。

これは、支給した「市町村窓口」が問題なのではなく、「国籍条項」が明文化されていないことが問題なのである。

わが国の法律だから<当然>日本国民を対象としているものと思いがちだが、「国籍条項」がないために<実際には>、日本国籍の無い在日外国人も対象としている。

『国民健康保険法』などは、そのタイトルと違って「国籍条項」がない。だから外国人でも被保険者になっている。

他にも、『介護保険』や、『生活保護』なども<実際には>外国人でも支給対象となっている。

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◆「民主主義の根幹は多数の意見を尊重すること」(橋下徹)

昨日、テレ朝で、橋下徹大阪市長が、(論敵の)山口二郎北大教授をコテンパンに論破していた。

橋下市長は、「少数の意見に耳を傾ける」「これは当たり前の事で」「民主主義の根幹は多数の意見を尊重すること」「今まで日本人はそれを勇気を持って言えなかった」と言った。

全く同感である。

「公務員」や「労働組合」が悪いのじゃなくて、法律・制度そのものを直さない限りダメだと言う事だ。

そして、その法律をつくること(最終的には憲法を改正すること)が、国会議員の仕事である。

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2012年1月15日 (日)

「若い人は可哀想だでよ」(ぎんさんの4姉妹)

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◆今朝の『新報道2001』

フジテレビの『新報道2001』に、名古屋の蟹江ぎんさんの4姉妹が出演してスタジオの安住財務大臣と話をしていた。

安住大臣は、平均92歳(?)の彼女たちの「若くて良い」「頑張って下さい」のエールに相好を崩していた。

なるほど安住氏は政治家としてはどうかだが、「軽い」感じはお年寄りにもてるタイプ(?)のようだ。

マア、それは兎も角として、お年寄りの“元気な姿”を見ると、こちらまで元気になるようで嬉しい。

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◆孫の代のことを考える

4姉妹は、「消費税増税」については、「消費税を上げることは良いが」「しかし、政治家や官僚の給料を削れ」と言っていた。正論である。

特に印象的だったのは、「年金」についての質問に、「私達の事はもういい」「少しくらい我慢もできる」けど、これからの「若い人は可哀想だでよ」「年寄りをあまり大切にしたらあかん」と答えていた。

4姉妹は全てを見抜いているネエ。

孫たちの将来の事を考えると、私は64歳の若輩者だが・・・4姉妹の言葉には共感する。

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◆財政の危機

私は、歳出をカットして、さらに経済対策を施した上で、消費税増税することには賛成である。

増税に反対するのは、概ね“選挙”を意識してのことである。民主党が、「4年間はあげない」と言うのは、マニフェスト云々ではなくて“選挙”を意識してのことである。

だから政治家は、財政収支が極めて悪化しても、選挙が近づくと平常心を失い「増税反対」と叫ぶ。さらに、バラマキ政策を振りかざす。

このような欺瞞政治は、長続きしない。

そのことを4姉妹は、見抜いているようだった。「少しくらいの我慢」は必要である。

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◆民主党の両面作戦(?)

野田総理は、「不退転の決意」で消費税増税で舵をきった。そして「協議に応じて!」と、自民党に対して揺さぶりをかけている。

民主党の反対派も消費税増税が「決定したわけではない」と静観している。

マスコミも、「マニフェスト違反」の民主党よりも、「協議を拒否(?)」する自民党を批判してきた。

民主党は、TPPや消費税増税等について「賛成」「反対」の両面作戦で政権運営を計っている。

もしかしたら、この高等作戦で、追い詰められているのは自民党なのかも知れない。

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孫の隼弥君と敬斗君。

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2012年1月14日 (土)

松原仁さんは拉致問題だけ頑張れば良い!

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◆野田改造内閣が発足した

5人の閣僚が交代した。

一川保夫防衛相(→田中直紀氏)と山岡賢次国家公安委員長(→松原仁氏)、平岡秀夫法相(→小川敏夫氏)、中川正春文科相(→平野博文氏)、蓮舫行政刷新担当相、それに新たに岡田克也氏が副総理・社会保障税一体改革担当として加わった。

シロウト一川、マルチ山岡、欠格平岡が余りにも酷かったから、少しはマシになるかと思ったが、松原仁氏以外は「ダメ」である。

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◆また生贄を用意した

例えば、「婿殿」のイメージしかない田中直紀防衛相に、「外国人参政権」に賛成論者の小川敏夫法相である。

田中直紀氏は、一川氏同様シロウトである。だから、今後の政局を考えての“生贄”用の人事である。

だれが見ても、田中直紀防衛相に難題「普天間」の解決は到底無理である。

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◆私は、松原仁氏に期待したい

松原仁氏は野党時代から“拉致問題”には一生懸命だった政治家である。

拉致議連事務局長としての働きは立派で、また、「外国人参政権」には反対の立場を明確にしている尊敬する政治家である。

松原仁氏は、国家公安委員長兼、消費者担当相兼、拉致問題担当大臣であるが、私は松原仁氏に期待するのは“拉致問題担当大臣”だけである。

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TPPも、消費税もその他の事は、(松原氏の持論はあっても)何も言わなくても良い。“拉致問題”の解決に大臣として集中してほしい。松原仁さんは拉致問題だけ頑張れば良い!そういう意味で、私は、松原仁氏に期待したい!

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2012年1月13日 (金)

野田内閣改造、小沢一郎との“決別”

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◆最前線での“生贄”

野田総理の狙い(シナリオ)がハッキリ見えてきたネエ。

一川防衛相、山岡国家公安委員長の“問責”両大臣はクビで、岡田克也前幹事長が副総理で入閣である。

一川、山岡の2閣僚は、野田総理にとってある種の『切り札』だったのだろう。

野党の集中砲火を浴びたのだから、2人はその最前線での“生贄”の役目は充分果たした。

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◆小沢一郎との“決別”

さらに、岡田克也元幹事長を副総理で入閣させることで、小沢一郎との“決別”を印象づけたネエ。

岡田氏は、小沢グループが最も憎んでいる人物である。

野田総理の狙いは、“小沢一郎との決別”である。しかし、「党内融和」(=小沢グループの田中直紀氏の入閣)の建前を残しながら「小沢一郎の影響力」を少しずつ削ぐ、狡猾な戦法である。

今回の改造人事は、(小沢に対して)「出ていけるものなら、出て行け!」と言っているのに等しい。

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◆「小沢神話」の崩壊

野田総理は、消費税増税を進めながらも絶対に(負ける)選挙は絶対しないだろう。

民主党が辛うじて一つにまとまっているのは、「選挙は避ける」という事だけである。

だから、選挙に強いという「小沢神話」は、通用しない。

小沢一郎は求心力を低下させ、確実に追い詰められている。「出て行く」力も残されていないのかも知れない。

小沢一郎の『大義』(=敵は米国と霞が関)も、「解散」の脅しの前に、子分どもは震え上がるだけである。

内山晃らは、親分の号令前に(恐怖心から)フライング気味に飛び出した。

「小沢神話」は崩壊した。

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今、選挙をすれば民主党は惨敗する。だから、小沢一郎を座敷牢に閉じ込めたまま・・・、いくら野党・自民党が要求しても、野田さんは(負ける)選挙はしないだろう。

このまま、来年の任期いっぱい民主党政権がウダウダと続くことだってあり得る。難しい局面だ。日本の政治は一体どうなるのだろうかネエ・・・。

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2012年1月12日 (木)

米国に振り回されない日本のTPP戦略(『Voice』2月号)

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齋藤健衆議院議員(自民党)

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◆メルマガ『健ズバ!』

衆議院議員さいとう健さんの後援会(事務局)から「メルマガ健ズバ!」が届いた。いつもありがとうございます。

「初夢」(1月6日配信)に続いて、「Voice2月号にさいとう健の対談が載りました。」(1月11日配信)という内容である。

それで、早速『Voice2月号』(680円)を買って読んだ。

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◆米国に振り回されない日本のTPP戦略

これがテーマだが、サブには、「いまだ国内には多くの反対意見が渦巻いているTPP。なぜこれほど騒がれるのか。また「アメリカにいいようにやられるだけ」は本当かー。いま知っておくべき問題の本質を徹底議論!」とある。

柴田明夫氏(資源・食糧問題研究所代表)、飯田泰之氏(駒沢大学准教授)との3人による座談会(=鼎談)である。

さいとう健さんは、前回の総選挙(千葉7区)で、私が“勝手連”的に応援した自由民主党の衆議院議員である。当選して良かった、本当に・・・良かったと思う政治家である。

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◆賛否両論があるが・・・

TPPで、日本経済はどうなるのか?経済シロウトの私には、サッパリ分からない。

しかし、どうも最近のTPP反対派の議論はエキセントリックに感じる。

鼎談のテーマでもあるように、「米国に振り回されない日本のTPP戦略」が必要なのだが、TPP参加を“前提”として、TPP戦略を述べると、トタンに頭から「売国奴、従米」と来る。

全く議論にならない。

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◆本質を語る齋藤健さん

同じ選挙区(千葉7区)の衆議院議員・内山晃さんは、「TPP反対」「消費税増税反対」と叫んで民主党を離党し、新党をつくった。

しかし、これは当面の選挙を意識しての「反対表明」で、問題の“本質”を語ろうとしない。

“本質”から逃げているだけのように見える。

その点、齋藤健衆議院議員(自民党)は立派である。

堂々と“本質”を語ってくれる。

齋藤健さんが、通産省の官僚だった時代に、日米の“自動車交渉”を経験しているだけにその言葉には外交交渉の“現場を知っている”重みがある。

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◆問われる「政治家の力量」

齋藤健さんは、次のように語っている。

・・・きちんと交渉すれば、必ず達成することができます。

私はかつて政治家に仕える立場で外交交渉に当たった経験がありますが、最終的に決断する政治家がしっかりしていれば交渉は勝てる、という現実を知っています。・・・

今、TPPに参加(交渉)することは、「民主党政権には“政治的力量”がないから」大変不安だ。・・・これは、シロウトの私の率直な気持ちでもある。

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◆選択肢を重層的にもつこと

齋藤健さんは、次のようにも語っている。

・・・TPPは少し騒がれすぎですね。これは、とてつもない脅威でもなければ、これしかないという切り札でもない。

今後、アメリカも永遠に二国間協定をやらないというわけでもないでしょうし、ヨーロッパとアジアのあいだでそういった動きが出てくるかもしれない。

日本は、何が起こってもいいように選択肢を重層的にもつことが大事です。

もっと冷静に議論すればいいでしょう。

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≪斎藤健さんの言葉≫

日本はここ15年ほど、アメリカと厳しい通商交渉をやっていません。かつてアメリカと厳しく渡り合った経験をもつ政治家や官僚も少なくなっています。外交交渉に当たるには、政治家も官僚も、ベスト・アンド・ブライテスト(最良の最も聡明な人びと)を結集できるかどうかにかかっていますが、現政権の一連の言動をみていると、非常に不安です。普天間交渉一つみても、とても外交ができる人たちとは思えない。

TPPの検討は、一年ほど前、菅総理(当時)が「平成の開国」を打ち出して始まりました。しかし、実際に外交交渉を経験した立場から申しあげれば、「平成の開国」といった言葉を使うこと自体、考えられません。外交交渉においては、すべての国が「自分に悪いところはない。悪いのは相手だ」と迫ってくる。

「平成の開国」というのは、「私たちはこれまで閉鎖的でした。間違っていました」といっているわけで、その時点で劣勢に立っているわけです。「アジアの貿易をもっと盛んにして、経済を活性化させなくてはいけない。そのためには日本が参加しなければ困るでしょう」くらいの心構えでなければ交渉できません。

また、前原さんが「交渉がうまくいかなければ離脱すればいい」と発言しましたね。しかし、「離脱」という言葉を使っては、日本が悪者になってしまうので、「合意が成立しない」というべきです。合意が成立しないのは、みなに責任があるわけですから。言葉づかい一つとっても、国益を懸けた厳しい戦いができるとは、とても思いません。

・・・以上、斎藤健さんの発言(『Voice』2月号154P~155p)を一部抜粋・・・

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2012年1月11日 (水)

≪漢詩鑑賞≫諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ(陶淵明)

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昨夜、『奥の細道』の書き出しの文が妙に脳裏に焼き付いて眠れなかった。

「月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」「舟の上に生涯をうかべ馬の口をとらえて老いを迎うる者は、日々旅にして旅を栖とす」「古人も多く旅に死せるあり」とある。

文中の「老いを迎うる者」という辺りが、今年65歳になる私にとって、眠れなかった“原因”である。

今日は、陶淵明の漢詩を鑑賞したい。この詩は故郷の田園に帰って隠遁生活をしている時の陶淵明の作品である。

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諸人と共に周家の墓の柏の下に遊ぶ (陶淵明)

今日天氣佳  今日(こんにち)天気佳(よ)

淸吹與鳴彈  清吹(せいすい)と鳴弾(めいだん)

感彼拍下人  彼の柏下(はくか)の人に感じては

安得不爲  安くんぞ歓(かん)を為さざるを得んや

淸歌散新聲  清歌(せいか)に新声(しんせい)を散じ

緑酒開芳顔  緑酒(りょくしゅ)に芳顔(ほうがん)を開く

未知明日事  未だ知らず明日(みょうにち)の事

余襟良以殫  余が襟(むね)は良(まこと)に以(すで)に殫(つ)きたり

今日は天気もよいし、清々しい笛(清吹)と、美しい琴の音(鳴弾)も奏されている。あの柏の木の下に眠る人々のことを思えば、どうして今生きているこの瞬間を充実させて楽しみをなさないだろうか。

澄んだ歌声(清歌)で新曲(新声)をあたりに響かせ、緑の酒に若やいだはればれした顔(芳顔)をほころばす。明日の事などわからぬが、今の私の胸の内(襟)は、充分発散させて、もはや何も思いわずらう事はないすっきりした気分である。

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2012年1月10日 (火)

中井洽⇔ソン・イルホ極秘会談の問題

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◆中井洽、余計な事をするな!

民主党の中井洽議員(元拉致担当大臣)が中国・長春で、北朝鮮のソン・イルホ大使(朝日国交正常化交渉担当)と極秘に会っていた。

「北朝鮮とのチャンネル開拓を進めるため」とメディアは(好意的に)報道している。

しかし、ハッキリ言って、相手は百戦錬磨のソン・イルホに対して、こちらはのんびりした中井洽氏だけに、最初から、「交渉力」が違う。

それより、“余計な事はしないでくれ”と言いたい。

「二重外交」になってしまうではないか!

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◆北朝鮮の焦り・思惑

北朝鮮側が、日本の「要人」と会う目的は“援助”を求める時である。

「話し合い」の思わせ振りを見せながら、日本からの“援助”を引き出すためである。

北朝鮮当局は、日本を冷静に、注意深く観察している。

日本の総理は、「同志」の鳩山由紀夫・菅直人が相次いで辞めて、保守派と言われている野田佳彦になっている。

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◆北が心配する“民主党の崩壊”

かつては、旧社会党系議員のような「親北朝鮮」パイプがあったが、民主党が与党になってから、1年毎に総理が交代している。

現在の拉致担当大臣は、「同志」山岡賢次だが、“問責”で何も出来ないし、拉致問題は素人なので、交渉相手には出来ない。

日本は、総選挙が近い。選挙になれば、民主党政権は崩壊する。そうなれば、日本とのパイプが途絶える。

北朝鮮は、“民主党政権の崩壊”を危惧している。そのため、(与し易い)中井洽に“白羽の矢”をたてたと言える。

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◆拉致の解決は超党派で!

私は、「議員外交」をすべて否定するものではない。但し、それは政府の拉致対策本部と綿密な連携をとって、少なくとも情報は、政府の拉致対策本部に一元化すべきである。

拉致問題では、超党派で対処すべきである。

例えば、拉致議連会長の平沼赳夫先生のような政治家が「議員外交」をするのなら歓迎である。

しかし、中井洽の場合は、単なる「功名心」からであり、交渉能力も無い。

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◆中井洽ではダメ!

中井洽が拉致担当大臣当時、元工作員の金賢姫を国賓を超えるほど厚遇しながら、重要情報を何ひとつ引き出せなかった。

特定失踪者問題調査会の荒木和博代表が「失踪者の写真などを金元工作員に確認してもらいたい」と要望したが、中井は断った。

失踪者の写真などを金元工作員に見せずに「のんびり食事などをしていた」のが当時の拉致問題担当大臣の中井洽である。

ソン・イルホ大使が、中井洽と極秘会談をしたのは、「日本とのパイプが途絶える」ことへの北朝鮮側の焦りである。

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大切な事は、日本人拉致被害者全員を返すまで、(妥協なく)北朝鮮に対して圧力をかけ続けること。そのメッセージ(=警告)を北朝鮮に送ることであって、こちらから無原則な話し合い(=妥協)を求めることではない。

  ・・・北朝鮮への警告・・・

①拉致被害者の安全を確保せよ!もし、少しでも危害を加えたら絶対に許さない!その時は、北朝鮮の未来は無い!

②拉致被害者全員を返せ!その時は、北朝鮮に見返りに「援助」を送る。

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2012年1月 9日 (月)

嘘も百回言えば本当になる~面面を絶たずんば、蔓蔓を若何せん

「面面を絶たずんば、蔓蔓を若何せん」(『中国故事名言』より)とは、物事の処理は始めが大切である。禍を防ぐには微細なときにすべき。薄弱なときに除去しなければ、除くことができなくなる。という意味である。「嘘の百回言えば本当になる」という中韓による“歴史の捏造”反日プロパガンダが、正に「面面を絶たずんば、蔓蔓を若何せん」である。

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◆ソウルの日本大使館に火炎瓶

昨日8日、韓国ソウルの日本大使館に火炎瓶4本が投げられて中国籍の男(38)が逮捕された。

この男は、韓国警察当局の調べに「祖母が従軍慰安婦だった」「野田総理の対応はケシカラン」と供述し、「東京の靖国神社にも放火した」と言っているらしい。

もし、靖国神社への放火が事実なら許せない。

英霊への冒涜であり、日本人の心情を傷つける蛮行であり許せない。厳重処罰すべきである。

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◆「宣伝効果」を狙ったプロの犯行

この男の犯行は、本質的には、単なる「個人的な恨み」によるものではない。

最大の「反日宣伝」効果を狙った、プロ(工作員)の計画的犯行である。

この男は、中国でやるよりは韓国でやった方が「捕まった後が違う」と計算ずくで、昨年の10月に被災地ボランティアを装い日本に入国し、韓国へ渡って犯行に及んだ。

火炎瓶11本を用意していたのでどう見てもプロ(工作員)による犯行だと思う。

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◆中韓「反日無罪」の風潮

韓国当局は、日本大使館に一応謝罪はしているが、韓国の反日グループではこの男を英雄扱いしている。

そもそも、事実に無い「旧日本軍による強制連行」を捏造した事に対して、日本政府は毅然としていなかった。

中国の「南京大虐殺」捏造も、韓国の「従軍慰安婦の強制連行」捏造も、すべて「反日無罪」である。

中国も韓国も、国民大衆の不満を「反日」に収斂させ、その騒ぎを「反日無罪」として野放しにしている。

嘘も百回言えば本当になる。事実や歴史はこのようにして捏造されていくのである。

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2012年1月 8日 (日)

選挙と政権運営

私は、総選挙と政権運営は“別もの”だと思う。選挙では、選挙区の有権者の“支持”が必要であるが、その後の政権運営では、国家官僚の“協力”が必要である。“選挙”と、“政権運営”をスマートにやり遂げることができるか?自民党の真価が問われる時である。

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◆町内会の新年会

昨日は、地元町内会(千葉市稲毛区39地区)の新年祝賀会に出席した。

来賓の稲毛区長石井忍氏、元衆院議員うすい日出男先生、市会議員小松崎ふみよし先生、町内の老若男女が一堂に会して、『1月1日』を歌って、新年を祝った。

♪1月1日♪

年のはじめの ためしとて  おわりなき世の めでたさを

松竹たてて かどごとに  祝うきょうこそ 楽しけれ

初日のひかり さしいでて  四方に輝く けさのそら

君がみかげに たぐえつつ  仰ぎ見るこそ 尊けれ

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◆地域の実情

民主党は大企業や大労組に強いが、自民党は中小企業や庶民保守層に強いと言われている。

自民党の強みは、地域にある。地域住民との密着度が大きい事である。

日常的に地域住民の要望をこまめに吸い上げているから情報が集まる。地方議員は地域の実情に詳しい。

地方議員が強いことは、自民党の最大の強みである。国政選挙においても、コアな自民党支持層をつくっているのは自民党地方議員の働きによる。

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◆選挙に強い人、弱い人

選挙に強い人は、民主党でも自民党でも有権者と“心を通わせるのが上手な人”である。

民主党のマニフェストは実行不可能な詐欺だった。詐欺で、政権を取ったのだから早く、解散総選挙をすべきである。

仙谷由人が次期衆議院選挙公約マニフェスト作成に着手したが、しかし、どんなに誤魔化しても民主党は詐欺政党である。

民主党でも自民党でも、有権者と“心を通わせるのが上手な人”は、選挙に勝つ。正論を主張しても、戦略・戦術が無ければ選挙に負けるのである。

千葉一区の門山ひろあき(自民党支部長・衆院議員候補者)さんは是非頑張って欲しい!

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◆政権運営は“官僚”次第だ

日本の政治を支えて(政権運営)いるのは、何と言っても官僚組織である。政治が上手く機能するには“官僚の上手な使い方”が決め手である。

民主党政権であっても、国家を支えているのは官僚たちである。「官僚を排除」すれば、民主党でも自民党でも政権運営は上手くいかないのが実情である。

国家官僚は、優秀でモチベーションも高いから、国の将来のために協力してもらうべきだ。

それは解かっているが、世の中の風潮は、悪いのは原発事故を起こした「東京電力」と同じく「悪いのは官僚」という乱暴な議論になっている。冷静に議論すべきだ。

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◆反日・売国勢力の排除を!

結論から言えば、次期総選挙の最大の目的は、「反日・売国勢力の排除」である。

民主党を与党の座から引き下ろさなければならない理由は、マニフェスト“詐欺”云々よりも民主党内には反日・売国議員があまりにも多いと言う事である。

「日本列島は日本人だけのものではない」と夢想する鳩山由紀夫、北朝鮮拉致犯の釈放嘆願に署名した菅直人など、民主党議員の約半分は反日・売国議員である。

消費税・普天間・TPPを議論する前に、これら反日・売国勢力の排除が先である。

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2012年1月 7日 (土)

自民党よ!

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写真は、『海ほたる』から見た東京湾・・・。(1月元旦)

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◆民主党の自壊

民主党はすでに終わったネエ。

民主党議員が入れ替わりテレビに出演して、言うだけは立派で綺麗事を並べているが、まったく心に響かない。

離党した内山晃議員らは、「TPP参加反対」「消費税増税反対」を旗印にして選挙目当ての新党「きづな」(?)を結成したようだが、まったくセンスが感じられない。

泥舟から逃げ出すネズミのようで哀れである。

野田内閣の閣僚たちは、何をしているのか?問責された一川・山岡両大臣の更迭はまだか?野田さんは、今さら小沢一郎に配慮することは無いだろうに。

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◆政治課題は、山積されている

野田さんは、民主党“最後の総理”であることを自覚して、身を捨てて“やるべきことを不退転の決意”で実行することである。

政治課題は山積されている。(政治において)実行とは、国会で具体的“法律”にすることだ。

消費税について言えば、現状のPB(プライマリーバランス)からすれば、私は“増税”には反対しない。いやむしろ15%くらいまでなら賛成である。

だが、その前に、やるべきことがある。

民主党政権は、バラマキ「マニフェスト」を謝罪して撤回し、増税議論の前に「公務員人件費削減」「議員定数削減」などの実施が先だ。順序が違う。

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◆自民党はどうすべきか?

各党は、山積する政治課題について具体策を示して国民の信を問う(総選挙)べきである。

野党の自民党は解散総選挙に追い込んでいくのは基本的には正しい。ただし、心構えとして、民主党の自壊による「棚ぼた」での政権奪回を想定しているのでは、甘い!

橋下徹大阪市長は、ズバリ言った。

「民主党では、(官公労に配慮して・・・)公務員人件費削減は、“構造的”に絶対できない」と断言していた。非常に説得力がある。

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◆戦い方

自民党の谷垣禎一総裁には、言っている事はまともだが・・・失礼だがどうも弁舌に切れ味がない。戦い(総選挙)の前には、総裁は石原氏か、石破氏に交代すべきである。

今までの御苦労には感謝するが・・・「谷垣総裁」のままでは、自民党は政権奪還は出来ない。執行部を一新し、国民に戦う姿勢を見せるべきである。

自民党は、外交防衛政策をはじめ、経済・金融財政・社会保障政策において、優位性を示さなければならない。理想を言えば色々あるが・・・選挙に勝たなければ、政権奪還しなければ意味が無い。

自民党は、反日・売国の民主党を早く倒すことに全力を傾けてほしい。

それが、政界再編の第一歩である。日本を危機から救う第一歩である。

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2012年1月 6日 (金)

≪書評≫「私は日本を守りたい」稲田朋美著

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私は、著者の自民党の稲田朋美氏の“骨太”な保守主義に共感する。それは、日本人として極めて自然な“まっとう”な思想・哲学だからである。『私は日本を守りたい』の主張には、(経済政策等、賛同できない部分もあるが)80%賛同する。

私は、総じて自民党支持者である。何故なら、民主党内には“筋金入り”の反日・売国勢力がウジャウジャいる。自民党内にもヘンなのがいるが、民主党には比べものにはならないからだ。だから、私は現実政治状況では自民党を支持する。

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◆「私は日本を守りたい」稲田朋美

稲田朋美氏のことを「右翼」あるいは「真正保守」という人がいるが、その「呼び方」は、私は嫌いだ。

「真正保守」というのは、最近ニセモノ「保守」が多いためであろう。

しかし、保守は保守であって、「右」でも「左」でもない。日本人の心のど真中にあるものである。保守とは、偏らないもの、広々としたものである。

だから、稲田朋美氏こそ、“保守本流”というべきと私は思っている。

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◆稲田朋美氏の原点

稲田朋美氏の存在を知ったのは、“政治家”としてではなく“弁護士”としてである。

南京「百人斬り」報道名誉毀損訴訟(平成15年4月提訴)の原告側“弁護士”として、はじめて稲田朋美氏の存在を知った。

※「百人斬り競争」とは

日中戦争(支那事変)初期の南京攻略時に日本軍将校2人が日本刀でどちらが早く100人を斬るかを競ったとされる行為である。当時の大阪毎日新聞と東京日日新聞において報道されたが、事実か否か、誰を斬ったのか巡って論争となり、訴訟問題にも発展している。(ウイキぺディア)・・・<実際には>新聞記事は、“戦意高揚”のためのものであり、その内容は創作であった。

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◆“歴史偽造”と戦う稲田朋美弁護士

戦後、その報道をもとに向井・野田両少尉は南京軍事法廷において起訴され昭和23年1月28日、南京郊外(雨花台)で処刑された。辞世の言葉は、「私の死が、日中両国の友好のためになるなら喜んで逝く」と、私は記憶している。

1971年、本多勝一が朝日新聞の連載ルポルタージュ『中国の旅』でこの事件を取り上げ、さらに事実に無い「つくり話」を捏造し、日本軍将校とその遺族に「戦犯」の汚名を着せた。

この裁判で、「出版差し止め」「謝罪広告」「損害賠償」の訴えは平成18年12月22日、最高裁より上告棄却となったが、しかし、「“百人斬り競争”は、ほとんど信じることができない」(最高裁)という判決文を得たのである。

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◆日本再生のために

その後、平成17年の総選挙で衆議院議員(自民党)に初当選し、現在2期目の保守政治家として大活躍である。

稲田朋美氏は、「議員になる」ことが目的ではなく、「家族、ふるさと、わが祖国を守るため」に政治活動をしている。

日本人として、極めて“まっとう”な考えで共感する。日本再生のために頑張ってほしい。

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2012年1月 5日 (木)

≪漢詩鑑賞≫洞庭に望む(孟浩然)

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洞庭(どうてい)湖は中国最大の湖。湖畔の岳陽楼(がくようろう)からの風光は天下の絶景とされている。洞庭の大自然を前にして、舟も楫(かじ)も無い自分。「景」より触発され「情」を対比させている。科挙に及第出来ず各地を放浪した盛唐の詩人・孟浩然の傑作である。

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臨洞庭 (洞庭に臨む)

八月湖水平  八月湖水平なり

涵虚混太清  虚を涵(ひた)して太清(たいせい)に混ず

仲秋八月の洞庭湖は、湖面は平らに果てしなく広がる。湖の水は大空をひたし、最も高い太清(天)までとどき、天空と湖水が混じり合う。

氣蒸雲夢澤  気は蒸す雲夢沢(うんぼうたく)

波撼岳陽城  波は撼(ゆる)がす岳陽城

湖面からたち上る雲や霧は、雲・夢の大湿地帯いちめんにたち込め、湖面に立つ波は、ここ岳陽の街全体をゆり動かさんばかりである。

欲濟無舟楫  濟(わた)らんと欲するに舟楫無し

端居恥聖明  端居(たんきょ)聖明(せいめい)に恥ず

かくも広大な湖面を渡ろうと思っても、舟もかじもみあたらない。かといって、何もせずにいれば天子の恩徳に対して自らの不明を恥じいるばかりだ。

座觀垂釣者  座(そぞろ)に釣を垂るる者を観て

徒有羨魚情  徒(いたずら)に魚を羨むの情あり

見るともなく釣り糸を垂れている人を眺めては、ただ魚を得たい気持ちを起こすばかりである。(※魚を得たい・・・官職を得たい気持ちをさす)

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2012年1月 4日 (水)

「安全安心」の虚しき言葉

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◆政局の幕開け

今年は、政局の年になることは間違いない。

解散総選挙の年である。

マスコミは今さら「野田総理は期待外れ」などと言って、矛先を「民主党」じゃなくて「官僚」批判に転じている。

(枕詞のように「自民党も」批判するが・・・)

野田さんに「期待外れ」批判はピンとこない。それよりも野田総理には、民主党政権の“幕引き”を期待したい。

年の始めだから、野田さんの“悪口”は慎もう。

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◆野田総理、良かった事探し

“融和政治”を説いた野田さんだが、結構、図太い政治家だ。

普天間では、「環境影響評価書」を貨物便で沖縄県庁に送ることで沖縄県民を激怒させ、TPPでは、オバマとの約束通り、消費税アップでは、強引に党税調で「10%への引き上げ骨子」をまとめ上げた。

(この「実行力」は、良かった事である)

野田総理の匂わす「解散」に怯えて、TPPでも、消費税でも、“徹底抗戦”する政治家は民主党には見当たらない。

(小沢一郎もその一人である)

解散を匂わせて脅す野田総理の前に、結局、ひれ伏すだけである。

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◆中国の「脅威」は増大する

尖閣諸島に石垣市議が上陸したというニュースがあった。

これは、“市内”を調査した正当な行為である。

県警は島を管理する国の許可なく上陸したとして“軽犯罪法違反”の疑いで事情を聞くとのこと。

12月の日中首脳会談で、「互恵」、半島「安定」などで協力を確認し、野田総理は「尖閣」には触れずに終わったばかり。

案の定・・・中国は、早速「領土問題で、一歩も引かない」と脅しをかけてきた。

日本の“外交政策”の80%が、“対中政策”である。

(禍の根源は中国である)

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◆「安全安心」の虚しき言葉

北朝鮮が、「弔意が無い」「礼儀知らず」と言って野田総理を批判しているらしい。

独裁政権が批判するという事は、(それだけ)正しい行ないをしたという事であるが、野田さんは拉致問題「解決」を、“中国頼み”にしてはいけない。

朝鮮半島の「安定」とは、拉致問題の固定化を意味し、「解決」が遠退くだけである。

「安全安心」とは、政治家がよく使う言葉であるが、その意味は、(議員としての)自分の地位の“安全安心”の事である。これくらい虚しい言葉は無い。

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(1月2日 葛西臨海水族館)

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2012年1月 3日 (火)

『風雅のひとびと~明治・大正文人俳句列伝』(高橋康雄著)

晦日から正月にかけてこの本『風雅のひとびと』(朝日新聞社発行)を読んでいる。『俳句朝日』の『風雅の人々』の連載を一冊にまとめたものである。

実に味わい深い本で面白い。文人たちの生きていた明治・大正期の世俗の香りが伝わる。正月にゆっくり読むには相応しい本である。

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◆手習い時代

三十銭を持って石橋思案と大森蒲田の梅見にいったのである。梅はまだ莟(つぼみ)であった。このとき紅葉は初めて俳句を発表した。(16p)

不可もなし香もなし梅の莟かな

◆風流の交わり

「やあ、尾崎君も見えていたのかい」と露伴がぬっと顔を出した。(20p)

◆紅・露始動する

ー春風にそよぐ柳のみだれ髪、寐起きのまゝの花の顔、向ふ鏡にはづかしく見る目おぼろの遠山桜、雲とまがふや薄化粧、婀娜(あだ)な姿に思が増すぞへー(24p)

◆妙文字の西鶴を論じる

椿岳は「いままでさまざまなことをしてみせたが、死んでみるのはこれが初めて」と口ずさんで息を引き取った。(31p)

◆硯友社の俳句熱

「そうそう。露伴君によれば芭蕉は紫式部の故事にならって石山寺に参詣し、源氏の間を見て一句詠んだと言っていたな。ええと忘れたな」とその一句を思い出せない紅葉。紅葉が失念した芭蕉の一句とは「曙はまだ紫にほととぎす」(元禄三年)である。(44p)

◆紅葉、鷗外と出会う

紅葉らは夜のふけるのも忘れて歓談にふけった。誰に会っても旧知のように胸襟を開く、社交上手な紅葉は『新著百種』のシリーズに鷗外にも加わってくれるようたのんだ。鷗外は快く承知した。(47p)

◆“女子を観察すべし”

鷗外の『舞姫』にも、紅葉にたのまれて執筆した『文づかひ』にも、「まことの恋」と「いやしき恋」とのジレンマに翻弄される明治の“恋物語”のありさまが観察できる。(52p)

◆鏡花、紅葉門に入る

「先生、来客ですがー」と鏡花が訊く。「留守だと断れ」と紅葉。(65P)

◆露伴門を叩いた子規

子規は寡黙に耳をかたむけるばかり。もうすこし時間が必要だ。ところで俳諧のほうは随分、鍛錬を重ねているように見受けましたがね」と露伴は話題をかえた。「松山の友人たちとやっています」と子規。(71p)

◆詩人誕生

小説家と詩人とを別物とする理屈はというと判然としないのだが、子規は強いて区別するならという意味で碧梧桐に宛てて次の理由を記した。「人間よりは花鳥風月がすき也」(同年五月二十八日)(78P)

◆漱石、俳句に親しむ

一ヵ月後には「小子の考へにはつまらなくても何でも卒業するが上分別と存候願くば今一思案あらまほしう」(同年七月十九日)と漱石は再三、学業の持続をうながしている。後者のほうの文末には漱石の一句がしたためてある。(80p)

鳴くならば満月になけほとゝぎす  漱石

(以下、省略)

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2012年1月 2日 (月)

孫たちの正月

家族そろった正月。

というよりは、孫たちが中心の正月である。

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2012年1月 1日 (日)

謹賀新年

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明けまして おめでとう ございます。

本年も どうぞ宜しく お願いいたします。

皇紀2672年・平成24年(西暦2012年) 元旦

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