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2011年12月 6日 (火)

幼児虐待は、何故起きるのか

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◆聞くたびに心が痛む

毎日のように、幼児虐待で、我が子を傷つけてしまう悲惨なニュースを目にする。

「全身に打撲の跡」「全身にタバコを押し付けられた跡」「熱湯による火傷」「死因は頭にケガ」「母親が日常的に虐待か」

・・・・・・とても人間の仕業とは思えない。鬼畜の仕業である。絶対に許すことはできない。

そして、この幼児虐待は「躾(しつけ)」と称して行なわれる事に怒りを覚える。

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◆成熟と喪失~母の崩壊

今から40年くらい昔、『成熟と喪失~母の崩壊』(江藤淳著)を読んだ。

この著書では、子どもの発育過程において家族関係・親子関係の影響を“日米の比較”で鋭く分析している。

(私の感想では)日本においては、“肉感的な母子”の関係が、こどもの発育の出発であり、アメリカでは自分の子どもでも「個人」として扱い“突き放される”ことが出発である。

幼児虐待で、最もショッキングなのは「母親がわが子を虐待」というニュースであるが、何故このような「幼児虐待」は起きるのか?

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◆子どもは誰の子か?

民主党の「子ども手当」には、「子どもは社会で育てる」という思想がある。

つまり、家族をバラバラに分解し、子どもをオンリーワン♪として「自立」させる。これは、ジャン=ジャック=ルソーの思想にも近い。悪しき「平等」主義に基づく家庭崩壊の思想である。

子どもは、家族で育てる。少なくとも幼児は、家族で(とりわけ母親の乳房で)絶対的に守らなければならない。

子どもは、社会の子でも、神の子でもない。

子どもは親の子である。

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◆幼児虐待は、何故起きるのか

「生後7ヶ月の子どもに躾(しつけ)」と称して虐待するのは、何故か?そもそも、身を美しくと書く「躾(しつけ)」とは何か?

生後7ヶ月の子どもを“一人前の子ども”として扱うのが間違いである。

幼児虐待のニュースに心が痛むが、もう一度、『成熟と喪失~母の崩壊』を読んでみたい。

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