« ≪漢詩鑑賞≫將進酒(李白) | トップページ | もしユダヤとチャイナが手を結んだら・・・ »

2011年11月22日 (火)

TPP・・・問題は民主党政権の交渉能力

Imageca85fvj4                                     

◆昨日の「たけしのTVタックル」は面白かった

「TPPで農業が壊滅する!?」「食の安全危機vs(秘)既得権益」「JA幹部vs改革派農家が激突」などの字幕が出ていたが、内容全体は農業改革の話であってTPPの話ではなかった。

農家のすべてがTPP反対ではないという事なのだろう。TPP推進派の岡本重明氏(農業生産法人『新鮮組』社長)とTPP反対派の原口一博氏(民主党衆院議員)のやり取りが面白かった。

萩谷氏に対しては、「農業の経験はあるのか」と偉そうにしていた原口氏に対して、岡本氏は、『新撰組』らしく鋭く斬り込んだ。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆農業の衰退は、TPP賛否以前の問題

岡本氏は、減反&戸別所得補償(補助金のバラマキ)こそが、農業をダメにしていると吠え「農家より農業を守れ」と民主党の戸別所得補償政策を批判した。

私は以前から感じていたんだけれど・・・、山田前農水相らTPP反対派議員の多くは「日本農業を守れ」と言うが、ホンネは違う。

ホンネは「(農水省=族議員=JAの)既得権益を守れ」であって、補助金バラマキによる票田を守れ、ということだと思っていた。

昨日のTVタックルを観てその通りだと実感した。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆いったい何を守ろうとしているのか?

ところで、TPP反対派の中でも保守派は、「日本農業を守れ」とは言わず「国益を守れ」と言う。野田総理もまた「国益を重視する」という。

“国益”を守れ!というのは正しいように見えるが、此処に保守派の決定的な誤りがあるように思える。

“国益”とは、「抽象的」であり、諸外国との間で「相対的」である。現実の国際社会では、“国益”ばかりじゃなくて“国損”もある。

守るべきは、“国益”では無くて、“国家”(主権・領土・国民)そのものである。“日本国!”と、明確に言うべきである。

(TPP交渉の本質は、経済+国防である)

☆・・・・・・☆・・・・・☆・・・・・・☆

◆問題は民主党政権の交渉能力

野田総理はASEAN首脳会議(11/18)で「紛争の平和的解決、航行の自由、国際法の順守が重要だ」と述べ、東シナ海や南シナ海で周辺国と領有権争いをしている中国をけん制した。(ここは野田総理を支持する)

経済だけを見るなら、TPPよりもASEAN+6の方が利益が大きいが、国防の観点から見ればどちらも極めて重要な外交交渉である。並行して、外交交渉を進めるべきである。

問題は、国の存亡を賭けた)外交交渉能力があるか?だが、残念ながら、今の民主党野田政権にはその能力は無いと言える。

蓮肪を広告塔に「提言型政策仕分け」なんて・・・茶番劇をやっていないで、早急に解散総選挙をすべきである!

===================

|

« ≪漢詩鑑賞≫將進酒(李白) | トップページ | もしユダヤとチャイナが手を結んだら・・・ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/564386/53305009

この記事へのトラックバック一覧です: TPP・・・問題は民主党政権の交渉能力:

« ≪漢詩鑑賞≫將進酒(李白) | トップページ | もしユダヤとチャイナが手を結んだら・・・ »