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2011年11月27日 (日)

反武士道とは何か?

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◆昨夜はTVドラマ『蝶々夫人』を観た

主演の宮崎あおいさんは、和服がよく似合う素晴しい女優さんですねえ。見ごたえがあった。

ドラマでは、武士道の手本とされる『葉隠』の“恋の至極は忍ぶ恋と見立て候”という箇所が何度か登場する。

逢ひてからは恋のたけが低し、一生忍んで思い死にする事こそ恋の本意なれ。歌に「恋死なん後の煙にそれと知れつひにもらさぬ中の思ひは」。これこそたけ高き恋なれと申し候。

気持ち(気配)と言うか本心を察知されない事が、武術の極意でもある。恋心もまた察知されないように“忍ぶ恋”こそが恋の至極なのである。

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◆武士道から何を学ぶか?

「武士道」から話題が変わるが、野田佳彦総理大臣は、「国益」という言葉をよく使う。

TPPについても「国益」に沿って判断すると言う。「国益」という言葉が(私のブログも含めて)流行っている。しかし「国益」の中味は定かではない。人によってまちまちである。

TPP反対派も、「国益」のために“命懸け”で阻止する、「国益」に“殉じる”というが、むしろ自分の主義・思想に“殉じる”と言うものである。

これは、賛成派も反対派も「国益」を御旗にした・・・ほとんど武士道精神である。

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◆「机上の空論」か?

櫻井よしこ氏のブログ「TPP、感情論を超えて討議せよ」を読んだ。

「日本の国益は、中国が過剰な影響力を行使する場ではなく、民主主義と国際法を遵守する国々が中心となる舞台をつくり上げることだ」「米国にしてやられるのが怖くて中国に寄りそうのか」といった内容だ。(詳しくは、各位が読んでほしい)

TPP反対派は「メリット・デメリットの具体例を出せ」「それがなければ机上の空論」「櫻井よしこは、売国奴」と、罵声を浴びせている。

しかし、経済理論は所詮は「机上の空論」である。

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◆反武士道とは

「具体例を出せ」というのは、的外れな言い方だ。

世界は「静止」していない。どんどん動いている。常に変化している。わが国の未来は、(経済理論ではなくて)日本人の覚悟と努力、それにその時々の天運によって左右される。

武士道とは、“戦う相手”をも尊重する思想である。まさしく「感情論」を超えてこそ、武士である。

(主義・思想のために)“死ぬこと”というのなら、反武士道と言う思想があってもよい。反武士道とは、「死ぬこと」と対極にある主義・思想を超えた“生存本能”である。

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恋の至極は忍恋と見立て候

恋死なん 後の煙にそれと知れ つひにもらさぬ中の思ひは

我が子孫が生き延びて行く為にどうすべきかを必死に考えことが、反武士道の考えであって、武士道と表裏一体の関係にあると言うべきである。

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