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2011年10月13日 (木)

どうなる日本?~TPP議論≪続≫

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写真(上)千葉県護国神社、忠霊塔。

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◆昨日に続いて、TPPについて書く

私は、TPP反対派の「主張」はほとんど正しい(正論)と直感している。

TPPとは、貿易自由化に名を借りた経済侵略であり、戦争と言う手段を使わないアメリカによるグローバル化即ち、「世界侵略」である。

TPPとは、農業(反対派)と工業(賛成派)だけの問題ではない。医療、保険、金融、不動産、そして労働力まで自由化になる事である。

TPPとは、“アメリカの支配下に入る事”という反対派の「主張」である。

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◆経済とはバランスである

この反対派の「主張」は80%正しい。

「80%正しい」というのは、100%正しい事なんて世の中には存在しないからだ。

小泉純一郎の“郵政民営化”(改革の本丸)の時も、野党民主党が“お気楽”に反対し、与党・自民党の保守派の多くは「国が危い」として反対した。

あの時、私はこれは60点だが「郵政民営化」には賛成だった。

経済とはプラスもあればマイナスもある、各国間のバランスだと思っている。

だから、TPPも・・・貿易黒字国があれば、赤字国もある。

全世界が、平等にウィンウィンになることはあり得ないのである。

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◆戦争を覚悟できるか?

各国間(あるいはブロック経済圏)の経済力や軍事力のバランスが崩れた時に、歴史上の大きな戦争が起こった。

戦争は、そのようにして、いったん各国間のプラス・マイナスをご破算にして再び、バランスを取り戻す。

TPP反対派は「TPPの本丸は金融と情報(これはほとんどユダヤ資本)を通じて、日本を米国の支配下に入れようとする」と主張する。

これは、(米国の側からすれば)正しい分析である。

だが、憲法を改正する事も無く、「米国にも、中国にも支配されるのは嫌だ」「TPP絶対反対」というのは、「戦争を覚悟しない」“一国平和主義”に通じるものでしかない。

結局は日本の立場を悪くするだけである。

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◆日本人の底力を信じよ!

私の主張は、「TPPに参加せざるを得ない」「(そうであるなら)少しでも日本に有利に外交努力をせよ」という妥協的(日和見主義)なものである。

戦後、焼け野原から(戦勝国が驚くほど)“復興”して世界第2位の経済大国に成長した日本人の英知からすれば、今度の「平成の開国」も、乗り越えられると私は考える。

アメリカの「日本支配」だとしても、それを見事に(戦争以外の手段で)乗り越えて行けるのが、我が日本人なのである。

日本人は、焼け野原を見ると、本能的に「頑張る!」国民なのである。

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◆経済だけで、国は滅びない

冒頭にも書いたが、TPPとは戦争と言う手段を使わない、アメリカによるグローバル化即ち、「世界侵略」である。

米国の民主党と共和党による(結束した)“日本を狙った”アメリカの国益である。

即ち、保守本流と金融・情報を握るシオニスト派の米国のナショナリストとグローバリスト共通の“ターゲット”が日本なのである。

アメリカが結束しているのに、日本は(受動的に)「賛成」「反対」とバラバラである。

日本は、米国から脅かされていることは事実だが、経済だけで日本が滅びることは無い。

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◆TPP議論を“事業仕分け”せよ!

むしろ、私が一番心配しているのは、TPP参加によって、外国の“安い労働力”が導入され、日本人の雇用が失われる事と、治安が悪化することである。

外国人が急増し、さらに『外国人参政権』などが通れば、日本国は独立を失い、日本の文化伝統も破壊されかねない。

日本は、同盟国・米国と上手くつき合うべきだが、妥協できる事と妥協できない事がある。

TPPを個別に“事業仕分け”をするべきである。

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コメント

TPPに加盟することの明るい展望が全くないではないか!ただし、よく考えるともしTPP協定で共通統一、平等の労働基準、ルールができるなら参加国間に賃金の差は消えるだろう。例えば東京と沖縄との賃金の差もあまりなくなるでしょう。だから、TPP域内のアメリカ労働者と新興国労働者との賃金の差もなくなるだろう。 すると、TPP域内の参加国達の購買力が上がり、TPP自由貿易の恩恵を最大限受ける層が増える事にも繋がり、高付加価値商品が消費でき、日本全体の貿易が良くなるだろう。 この点についてどうお考えでしょうか?

確かに日本の人口は高齢化している。安倍晋三首相が言った通りアジア周辺の人口は増えており、人口の有効活用をすれば別に外来人口と外国人労働者を輸入する必要はないのではないか?

投稿: 参加に賛成 | 2013年10月26日 (土) 18時55分

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