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2011年10月25日 (火)

TPP~利害の衝突&国益の喪失

TPPとは、メリット・デメリット議論の損得勘定が核心ではない。「国益とは何か?」を問うこと、国家としての覚悟を問う問題である。「党内融和」を優先する野田総理には、どうしてもその覚悟が見られないのだ。

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私の散歩道、千葉公園の近況・・・秋色は未だ薄い

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◆民主党に“夢”を託した日本国民

民主党政権で、“25ヶ月”が過ぎた。

2年前の夏の総選挙、(私は落ち目の自民党を応援したが)、多くの国民が、民主党に“夢を託した。

そして、民主党へ政権交代、民主党政権で2年が過ぎ去った。

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◆夢から醒めたら・・・アララ

アッと云う間の夢のような2年間であった。

夢から醒めたら、今は野田政権の時代である。

その民主党政権下で、日米関係は(日米双方にとって)最悪になっていた。

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◆最悪&最低だった「民主党」内閣

夢遊病者のように嘘をついて(「トラスト・ミー」)も“自覚”がないポッポ鳩山由紀夫、その後を継いだのが、我欲と思いつき(「平成の開国」)で嘘をついた菅直人によってである。

鳩山は「最低でも県外」「腹案がある」と、沖縄県の米軍普天間基地移設問題ではちゃぶ台をひっくり返した。

菅はTPP問題で、「平成の開国」と言い「6月までに結論」の約束を震災の復旧・復興を“優先”することを口実に先送りした。

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◆おまえ(ポッポ鳩山)だけは言うな!

米国は、民主党政権に対して(不気味なほど)忍耐強く、日本側の“結論”を待っている。

(鳩山~菅と2代続けて、民主党政権に失望させられた)米大統領オバマは、「彼となら仕事ができる」と、新総理の野田佳彦氏を評し、僅かな「期待感」を示した。

さて、2代続いた民主党政権に対しては、これ以上“愚痴”をこぼしても仕方がないから、止めておくが、ポッポ鳩山が時々偉そうに「発言」している姿は気にいらない。「お前には偉そうに言われたくない」と言いたい。

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◆日本国内の“利害”対立

それはさておいて、近況を見てみよう。

藤村官房長官は24日、「TPP不参加」を主張する社民党の福島党首に対して、「一般論としては外交交渉だから離脱はできる」としながらも、「日米関係は重要だ」から「実際には困難だ」と述べた。

TPP交渉にいったん参加すれば、「(国益に合わなければ)途中で離脱もあり得る」(前原政調会長)と言う事はその通りだろう。

藤村官房長官は、「TPP反対」を突きつけるJA会長と会い、玄葉外相は、「TPP推進」を主張する経団連会長と会った。

「JA」対「経団連」という国内の“利害の衝突”である。

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◆メリット・デメリット議論とは違うのが“国益”

TPP参加の今は、国内での“利害の衝突”ばかりがクローズアップされて、時間が過ぎるほどにますます“国益”が喪失されていく。

つまり、“国益”とは、メリット&デメリットの経済的な損得勘定ではないのである。

「推進派」の経済産業省と、「慎重派」の農林水産省の試算でもかけ離れた損得勘定の数字を示しているである。

それぞれの役所が、利害を“代弁”しているのに過ぎないのである。

野田内閣になっても、相変わらず民主党政権には“国益”を優先するという覚悟が無い。いやむしろ、“国益”から遠のいている感がする。

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孫の隼弥君(12月で3歳)は、10月1日に弟(敬斗君)が生れて以来、すっかりお兄ちゃんらしくなった。乗り物に興味をもち、蘇我のイトーヨーカ堂では、バーチャル・リアルテイのバスの運転手に夢中になっている。

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