« ≪書評≫『朝鮮王朝の歴史と人物』(康煕奉著) | トップページ | ≪漢詩鑑賞≫黄鶴楼 作・崔顥 »

2011年10月27日 (木)

世界(史)観の違い?

Clash_of_civilizations_map

====================

◆TPP議論は、政党の枠を超えている

TPPの中味自体は曖昧なままだが、「TPP絶対反対」の“旗印”の下、共産党志位氏、社民党福島氏、国民新党亀井氏などと民主党内の山田氏などが“共闘”を組んでいる。

それに自民党内の「反対派」有志も「国益のために右も左も無い」として同調して加わっている。

次第に「反対派」の声が大きく、気勢がますます上がっている様子だ。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆TPP議論は、世界観の違いそのもの

反対派の共通の“旗印”は、反米である。このグループには2つの潮流がある。

①「今や米国による一極(帝国主義)支配は終焉した」として、(日本はアジアの一員だから)「中国と仲良くしよう」というグループ。(反米+親中)

②日本を虎視眈々狙っているのは中国だけではない。日本に対する中国・米国の「覇権争奪戦」が始まっている、というグループ。(反米+反中=独立)

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆二つの視点

大きく分類すれば、世界(史)観は次の2つの視点がある。

①『グローバリズム対ナショナリズムの衝突』である。グローバリズムの黒幕は、“国際ユダヤ資本”であって、欧米の金融、情報メディア、石油エネルギーなど多国籍産業資本が世界を支配してきた。

②『文明の衝突』(ハンチントン)である。(上の世界図の通り)8つの文明圏の「衝突」という見方である。これによれば、米国も1文明圏に過ぎなく、ユーラシア大陸の東部が台頭する。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

◆世界地図を広げてみよう!

TPPとは、日本が(世界史の中で)如何にして生き残っていくかを問う問題である。日本にとっては、中国とどう対峙するか?が重要である。

それは世界地図を広げて見れば分かる。

地政学的に日本と中国は“一衣帯水”の関係だが、中国にとってロシアとは“陸続き”であり利権が衝突する。

日本は、日米同盟を基軸として対中国包囲網(ロシア・韓国・台湾・ベトナム・フィリピン・インド・・・)を築くべきである。

外国は全て敵であるが、日本にとって最大の敵は中国であるということを肝に命ずるべきである。

==================

|

« ≪書評≫『朝鮮王朝の歴史と人物』(康煕奉著) | トップページ | ≪漢詩鑑賞≫黄鶴楼 作・崔顥 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/564386/53094596

この記事へのトラックバック一覧です: 世界(史)観の違い?:

« ≪書評≫『朝鮮王朝の歴史と人物』(康煕奉著) | トップページ | ≪漢詩鑑賞≫黄鶴楼 作・崔顥 »