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2011年10月

2011年10月31日 (月)

野田総理は、“国家意思”を示せ!

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孫の隼弥君(上左)は、「ホームセンター」の掃除コーナーが大好き。兄貴になる修行中だ。弟の敬斗君(上右)は、生まれたばかりでまだ世の中の事は理解していないようだ。

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今、わが国が当面する重要な政治課題は、4つある。

沖縄基地問題・・・国防&日米同盟の問題、

原発問題・・・エネルギー&環境の問題、

TPP問題・・・外交&産業貿易の問題、

拉致問題・・・国家主権の問題、である。

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◆どれも未解決のまま決断できない

重要な政治課題として、以上4つ上げたが、これ以外にも「年金問題」「公務員改革」の問題など、“未解決”の政治課題ばかりである。

民主党政権になって、2年経過したが、民主党マニフェストは「まだ、道半ば」の言い訳で“未解決”である。

それどころか、むしろ“暗礁に乗り上げてしまった”(=後退)と言うべきであろう。

2年間で出来ない事が、(任期)4年間で出来るハズなどない。何もしない(安全運転)で、傷口を広げないうちに、早急に解散して信を問うべきである。

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◆野田総理は、“国家意思”を示せ!

①「沖縄基地問題(普天間基地移設)」では、鳩山由紀夫元総理が「最低でも県外」「腹案がある」と嘘をつき“ちゃぶ台”をひっくり返した。

②「原発問題」では、菅直人前総理が、「原発は制御不能」と決めつけ、思いつきで“脱原発”に方針転換した。

③「TPP問題」では、野田佳彦現総理が、国内議論が未成熟(中身も不明確)のまま“参加”の方向に動こうとしている。覚悟も無いまま、米国の圧力で動こうとしている。

④「拉致問題」では、北朝鮮の体制変化に備えて“拉致被害者を救出するため”の法的・軍事的な対策準備を急がなければならないが、政府は何一つ、具体策を示さない。そもそも、山岡賢次を拉致担当大臣に起用した野田総理には、失望した。

以上の4つの政治課題について、日本は、“国家意志”を明確に示していない。国家意志を明確にすべきだ。

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2011年10月30日 (日)

どうなる日本?~TPP議論≪5≫

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(秋晴れの千葉公園・・・)

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◆すき家の牛丼

昨日は、散歩の帰り道、小腹が空いたので千葉競輪場近くの『すき家』に入った。それで、注文したのが“牛丼”である。

我々団塊の世代には、“牛肉”には高級食材のイメージがある。高根の花だった。

それが、「牛丼(並)280円」とは、私のような貧乏人にはとても有難い。それに美味かった。

TPPで関税が撤廃になれば、消費者(正確に言うと私のような貧乏人)には、もっと安い牛肉が食えるハズ・・・だから、歓迎である。

そんなことを考えながら、牛丼を食べ終えた。

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◆国益と特定「利権」を巡る感情論

TPPの議論は、何故か「既得権益」「支持団体」つまりは“選挙”を意識した感情的なレベルの議論か、それとも経済学者たちの空虚な「損得勘定」の理論のどちらかである。

経済学者の森永卓郎氏は、「(TPPは)日本国のアメリカ植民地化」「だから反対」と言っていたが、(正直言って)貧乏人には“縁遠い”話に聞こえる。これは貧乏人のヒガミですか?

経済理論で、未来を予測することは誰にもできない。

どちらのブロック圏に入るか?(究極の選択)と問われれば、私自身は、鳩山由紀夫のような「東アジア共同体」(中国ブロック圏)ではなく、「日米同盟」(アメリカ・ブロック圏)を選ぶ。

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◆鳩山由紀夫は、最大の国賊である!

だいたいネエ・・・同じ団塊世代だが、大金持ちでボンクラ世襲議員の鳩山由紀夫は好きにはなれん。

月1500万円もママから“子ども手当”をもらっていて、「天地神明に誓って知らない」と言った時、それが本当であろうが嘘であろうが、二重の意味で腹が立った。

ポッポ鳩山由紀夫が、普天間問題でちゃぶ台をひっくり返し、日本を壊したのは確かである。

小泉純一郎が「自民党を壊した」と言うならば、鳩山由紀夫は「日本を壊した」と言う事である。(自民党は壊れても構わないが、日本は壊れてはならないのだ!)

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◆野田総理、党内融和が優先

玄葉光一郎外相は、「最低でも県外」と鳩山元総理が発言したことを「誤りだった」と断言したがその通りである。(民主党のお前が言うなと言いたいが・・・)

しかし、野田佳彦総理は、この玄葉発言で(国賊)鳩山氏に謝罪した。

鳩山由紀夫が、今でも(臆面も無く)偉そうに発言し、野田総理が「過剰な気配り」を示している。馬鹿馬鹿しい・・・。

そして、今TPPの対立する議論で「開かれた党のイメージ」を国民に見せながら、民主党政権は「既得権益団体」「支持団体」との間で“落とし所”を探っているのである。

「絶対に、党の分裂を避ける」というのが“総理”の考えである。

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以前、小泉純一郎の郵政民営化に、「国益」と言って反対した人々が、実は“特定郵便局”の権益を守る事(=選挙事情)であった。今、TPPに反対する人々は、実は“農協団体”の権益を守る事に過ぎず、(TPP反対は)イコール国益ではない。

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2011年10月29日 (土)

どうなる日本?~TPP議論≪4≫

TPPの問題とは、米国の圧力(=平成の開国)である。しかし、その圧力にどう対処するか?が問題である。しかし、民主党政権は「その圧力にどう対処するか?」の方針は何一つ示さない。徳川末期の武家政権と同じように“統治能力”を失っている。

今日もTPPについてだが、幕末の偉人(愛国者たち)の歴史を通じて「攘夷」論と、「開国」論について考えてみる。歴史は、示唆に富んでいて面白い。

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◆「攘夷」論と「開国」論

昨今のTPP議論を見ると、幕末の「攘夷」論と、「開国」論の“対立”抗争に似ている。

TPPの議論とは、日本国がどのように生きるかという問題である。TPP問題とは、単なる「経済」論ではなく、「政治・外交」論であり、「文化・思想」論である。総合的な、国力が問われている問題である。

私の未熟な歴史認識で述べるならば、当初、黒船が来航するまでは、日本人は、外国思想を嫌悪しかつ排斥しようとするナショナリズム(=攘夷論)では一致していた。

※攘夷論・・・江戸末期、外国との通商に反対し、外国を撃退して鎖国を通そうとする排外思想のこと。のちに「尊皇」論と合流して<討幕運動>へと“変質”していった。

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◆幕末の先人・愛国者たち

外国の文化(キリスト教)の侵入を防ぎ、徳川将軍を中心とする「武家統治」を維持しようとする攘夷論、古代以来の神国日本の象徴的存在である天皇を中心とする「朝廷統治」を主張する攘夷論、どちらも当初はナショナリズム(=攘夷論)では一致していた。

しかし、やがて欧米との“軍事力の違い”や、欧米列強によるアジア侵略など“世界の動き”を知ると、「開国」論が(一方のナショナリズムとして)台頭した。

幕府の大老・井伊直弼は、時代を先取りし、幕府型「開国路線」をとって吉田松陰らを弾圧した。(安政の大獄)

吉田松陰の辞世は、「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置かまじ大和魂」とある。

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◆天皇の勅許が“決め手”

坂本龍馬が、「薩長同盟」を実現させるまでは、幕府と共に「開国」派だった薩摩藩と、「攘夷」派の長州藩は対立していた。

井伊大老が、“無勅許”で日米修好通商条約を締結(1858年)したことで、「攘夷」論は、「尊皇論」と合流して「尊皇攘夷」運動へと発展した。

しかし、列強の圧力により「(修好通商条約に)天皇が勅許を出した」(1865年)ことにより、「尊皇」と「攘夷」は結び付かなくなった。

「尊皇攘夷」は、「尊皇開国」へと変質し、やがて、それは<討幕運動>へと収斂していくのである。

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幕末の「開国」「攘夷」という相反する「政治路線」は、「討幕」という「政治行動」に収斂していった。そして、明治政府は、「開国」を選択して、「富国強兵」「殖産興業」を優先させた。

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2011年10月28日 (金)

≪漢詩鑑賞≫黄鶴楼 作・崔顥

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◆黄鶴楼(こうかくろう)とは?

揚子江を臨む湖北省にある楼で、次のような伝説がある。

酒店に来た奇妙な老人が、酒代の代りに壁に黄鶴を描いた。この黄鶴が、手をたたくと舞いを舞うので、評判が立ち店は大繁盛。

十年後老人が来て、黄鶴に乗って飛び去った。店主は、楼を建て黄鶴楼とした。すると、仙人が黄鶴に乗ってこの地を過ぎた。

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◆作者・崔顥(さいこう)

作者の崔顥は、才能はあったが、賭博と酒を好み、妻も美人をえらび飽きると数回もとりかえたという。晩年は、風格の高い詩境に達した人物。

この詩『黄鶴楼』は李白も絶賛した。

李白は、黄鶴楼に登ったが「崔顥以上の詩はできない」として作らなかった。

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黄鶴樓(こうかくろう) 崔顥 <七言律詩>

昔人已乘黄鶴去  昔人已に黄鶴に乗りて去り  

此地空餘黄鶴樓  此の地空しく余す黄鶴楼

昔の伝説の中の仙人は黄色い鶴に乗って去ってしまい、今、この地には、その伝説を伝える黄鶴楼だけがとり残されたようにあるばかり

黄鶴一去不復返  黄鶴一たび去って復た返らず

白雲千載空悠悠  白雲千載空しく悠悠

黄鶴は仙人を乗せて、一たび去ったらもう再び返って来ることはなく、ただ、白雲だけが千年の昔も今も変わらぬ姿で何のかかわりもなげに、はるかな大空にポッカリ浮かんでいる

晴川歴歴漢陽樹  晴川歴歴たり漢陽の樹

芳草萋萋鸚鵡州  芳草萋萋たり鸚鵡州

晴れわたった揚子江の向こう岸には、くっきりと漢陽の街の木々が見え、中州には芳しい花の咲く草が生い茂っている、あそこは鸚鵡州(※)

日暮郷關何處是  日暮郷関何れの処か是なる

煙波江上使人愁  煙波江上人をして愁えしむ

昔をしのぶうちにもやがてたそがれて、ふと我が故郷(郷関)は、と見やれば、川面に夕靄(ゆうもや)がたちこめ、望郷のうれいは胸をひたす

☆鸚鵡州(おうむしゅう) 揚子江の中州の名。後漢末、魏の黄祖が、江夏の大守だった時、「鸚鵡賦(おうむふ」を作って有名であった文人禰衡(でいこう)をここで殺したのにちなんで名づけられた

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2011年10月27日 (木)

世界(史)観の違い?

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◆TPP議論は、政党の枠を超えている

TPPの中味自体は曖昧なままだが、「TPP絶対反対」の“旗印”の下、共産党志位氏、社民党福島氏、国民新党亀井氏などと民主党内の山田氏などが“共闘”を組んでいる。

それに自民党内の「反対派」有志も「国益のために右も左も無い」として同調して加わっている。

次第に「反対派」の声が大きく、気勢がますます上がっている様子だ。

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◆TPP議論は、世界観の違いそのもの

反対派の共通の“旗印”は、反米である。このグループには2つの潮流がある。

①「今や米国による一極(帝国主義)支配は終焉した」として、(日本はアジアの一員だから)「中国と仲良くしよう」というグループ。(反米+親中)

②日本を虎視眈々狙っているのは中国だけではない。日本に対する中国・米国の「覇権争奪戦」が始まっている、というグループ。(反米+反中=独立)

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◆二つの視点

大きく分類すれば、世界(史)観は次の2つの視点がある。

①『グローバリズム対ナショナリズムの衝突』である。グローバリズムの黒幕は、“国際ユダヤ資本”であって、欧米の金融、情報メディア、石油エネルギーなど多国籍産業資本が世界を支配してきた。

②『文明の衝突』(ハンチントン)である。(上の世界図の通り)8つの文明圏の「衝突」という見方である。これによれば、米国も1文明圏に過ぎなく、ユーラシア大陸の東部が台頭する。

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◆世界地図を広げてみよう!

TPPとは、日本が(世界史の中で)如何にして生き残っていくかを問う問題である。日本にとっては、中国とどう対峙するか?が重要である。

それは世界地図を広げて見れば分かる。

地政学的に日本と中国は“一衣帯水”の関係だが、中国にとってロシアとは“陸続き”であり利権が衝突する。

日本は、日米同盟を基軸として対中国包囲網(ロシア・韓国・台湾・ベトナム・フィリピン・インド・・・)を築くべきである。

外国は全て敵であるが、日本にとって最大の敵は中国であるということを肝に命ずるべきである。

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2011年10月26日 (水)

≪書評≫『朝鮮王朝の歴史と人物』(康煕奉著)

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◆読んで楽しめる本

著者の康煕奉(カン・ヒボン)氏は、1954年東京生まれ。両親が韓国・済州島出身の在日韓国人2世。

本著『朝鮮王朝の歴史と人物』は、表紙に「知れば知るほど面白い」「イ・サンやトンイ、ファン・ジニなど朝鮮王朝ドラマを10倍楽しめる!」とある。

“歴史好き”の私は、『スターバックス』でゆっくりコーヒーを飲みながら、実に面白く、アッという間に読み終えた。

この著書は、“韓国の歴史”の本というよりは、「朝鮮王朝ドラマ」を楽しむ“娯楽本”であるから、気軽に読むべきである。

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◆韓流ドラマの特徴

著者は、韓流ドラマの特徴を次のように述べている。

①物語が非常に長い(執念深い)

②成功物語(サクセスストーリー)で、誰もが勇気をもらえる

③史実よりも創作(フィクション)が優先

そして、朝鮮王朝の特徴を次のように述べている。

①王を頂点とする強固な中央集権体制

②徹底した儒教社会「身分制度」が生活規範のすべて

③政治は(日本の封建時代と違い)武人ではなく、高等官僚が仕切っていた

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◆半島人の事大主義とは?

著者は次のように述べている。「事大主義とは、“大に事(つか)える”と言う事」、「中国に対する外交政策の基本姿勢を表している」と・・・。

「日本は島国であることで、国防上どれほど助かってきたことか。一方の朝鮮半島は中国大陸と陸続きなので、有史以来、数えきれないほど中国から侵攻を受けている」「その恐怖心たるや先祖から子孫まで骨の髄までしみ入っていた」(さらに続く)

「朝鮮半島の国家にとって、中国を怒らせないことがいつの時代でも存亡の鍵だった」「(中国に対しては)まるで腫れ物扱いだった」とある。

半島人のメンタリティーを理解する上で、面白い<記述>である。

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◆「反日」とは、中国に対する“恐怖心”の裏返しである

中国の皇帝は自らを“世界の頂点”と自負しており周辺国家に自分と同等の人間がいることを認めなかった。

それ故、歴代の朝鮮王朝は、中国に使者を送って臣下の礼を取った。中国に従属して行動したのである。

それは中国に対する“恐怖心”からである。

その反面、日本に対しては「同じ国王」としての“対抗心”がある。

その“対抗心”が、昨今の韓国国民の「反日」意識にも発露されているのではないか、と私は思う。

日韓関係は、お互いに、「尊敬し」「対等であるべき」と私は主張するが、実際には韓国では歪んだ「反日」意識が民族主義の発露として存在する。それは何故か・・・?

「反日」とは、中国に対する“恐怖心”の裏返しなのである。

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◆概ね良好だった日韓関係史

①白村江の戦い(唐・新羅連合軍対倭国・百済連合軍)

②倭寇(対馬を拠点とした半島沿岸の略奪)、

③元寇(高麗軍による対馬・壱岐の住民を殺戮・連行)

④秀吉の朝鮮出兵(朝鮮半島から陶工、儒者、僧侶たちが専門的な技術や学識をもっているという理由で日本に連れ去られた)

④下関条約(1895)・・・日清戦争の講和条約

⑤日韓併合(1910)

など、日本との間で歴史的な幾多の節目や“接触(戦い)”があるのであるが、これは日韓関係史のすべてではない。

1910年の日韓併合は、清の影響力が低下する中で、正式の外交手続きを経たもので、決して侵略ではない。

日韓関係史は、もし「中国が居なかったら」概ね良好だったのである。

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☆楽しんで読むべき本である

(写真は朝鮮王朝ドラマ『トンイ』の制作発表の一場面)

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2011年10月25日 (火)

TPP~利害の衝突&国益の喪失

TPPとは、メリット・デメリット議論の損得勘定が核心ではない。「国益とは何か?」を問うこと、国家としての覚悟を問う問題である。「党内融和」を優先する野田総理には、どうしてもその覚悟が見られないのだ。

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私の散歩道、千葉公園の近況・・・秋色は未だ薄い

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◆民主党に“夢”を託した日本国民

民主党政権で、“25ヶ月”が過ぎた。

2年前の夏の総選挙、(私は落ち目の自民党を応援したが)、多くの国民が、民主党に“夢を託した。

そして、民主党へ政権交代、民主党政権で2年が過ぎ去った。

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◆夢から醒めたら・・・アララ

アッと云う間の夢のような2年間であった。

夢から醒めたら、今は野田政権の時代である。

その民主党政権下で、日米関係は(日米双方にとって)最悪になっていた。

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◆最悪&最低だった「民主党」内閣

夢遊病者のように嘘をついて(「トラスト・ミー」)も“自覚”がないポッポ鳩山由紀夫、その後を継いだのが、我欲と思いつき(「平成の開国」)で嘘をついた菅直人によってである。

鳩山は「最低でも県外」「腹案がある」と、沖縄県の米軍普天間基地移設問題ではちゃぶ台をひっくり返した。

菅はTPP問題で、「平成の開国」と言い「6月までに結論」の約束を震災の復旧・復興を“優先”することを口実に先送りした。

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◆おまえ(ポッポ鳩山)だけは言うな!

米国は、民主党政権に対して(不気味なほど)忍耐強く、日本側の“結論”を待っている。

(鳩山~菅と2代続けて、民主党政権に失望させられた)米大統領オバマは、「彼となら仕事ができる」と、新総理の野田佳彦氏を評し、僅かな「期待感」を示した。

さて、2代続いた民主党政権に対しては、これ以上“愚痴”をこぼしても仕方がないから、止めておくが、ポッポ鳩山が時々偉そうに「発言」している姿は気にいらない。「お前には偉そうに言われたくない」と言いたい。

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◆日本国内の“利害”対立

それはさておいて、近況を見てみよう。

藤村官房長官は24日、「TPP不参加」を主張する社民党の福島党首に対して、「一般論としては外交交渉だから離脱はできる」としながらも、「日米関係は重要だ」から「実際には困難だ」と述べた。

TPP交渉にいったん参加すれば、「(国益に合わなければ)途中で離脱もあり得る」(前原政調会長)と言う事はその通りだろう。

藤村官房長官は、「TPP反対」を突きつけるJA会長と会い、玄葉外相は、「TPP推進」を主張する経団連会長と会った。

「JA」対「経団連」という国内の“利害の衝突”である。

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◆メリット・デメリット議論とは違うのが“国益”

TPP参加の今は、国内での“利害の衝突”ばかりがクローズアップされて、時間が過ぎるほどにますます“国益”が喪失されていく。

つまり、“国益”とは、メリット&デメリットの経済的な損得勘定ではないのである。

「推進派」の経済産業省と、「慎重派」の農林水産省の試算でもかけ離れた損得勘定の数字を示しているである。

それぞれの役所が、利害を“代弁”しているのに過ぎないのである。

野田内閣になっても、相変わらず民主党政権には“国益”を優先するという覚悟が無い。いやむしろ、“国益”から遠のいている感がする。

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孫の隼弥君(12月で3歳)は、10月1日に弟(敬斗君)が生れて以来、すっかりお兄ちゃんらしくなった。乗り物に興味をもち、蘇我のイトーヨーカ堂では、バーチャル・リアルテイのバスの運転手に夢中になっている。

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2011年10月24日 (月)

≪漢詩鑑賞≫ 王昭君 (白居易)

漢詩には、王昭君(漢の元帝の時の宮女)を題材としたしたものが少なくない。当時、元帝は、宮廷画家に、宮女たちの肖像画を描かせ、その中から気に入った者を寵愛した。そこで、宮女たちはこぞって賄賂を贈り、美しく描かせようとした。だが王昭君だけは贈らなかった。

そのために、王昭君は絶世の美人でありながら醜女に描かれ、元帝の寵愛を受けることなく、政略結婚の犠牲として匈奴の王に嫁がされた。別れのあいさつに進み出た王昭君を見て、元帝は大いに悔やみ、その後事情を調べて画家を殺したという。

この詩、『王昭君』(白居易)は、匈奴に嫁がされた、王昭君の悲しみをうたった作である。

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王昭君  白居易

満面胡沙満鬢風 (おも)に満つる胡沙鬢(こさびん)に満つる風

眉銷殘黛瞼銷紅 眉は残黛(ざんたい)(き)え瞼(かお)は紅銷(き)

愁苦辛勤顦顇盡 愁苦辛勤(しんぎん)して顦顇(しょうすい)し尽くれば

如今卻似畫圖中 如今(いま)ぞ卻(かえ)って画図(がと)の中に似たり

漢を離れてはるばる来た胡(北方の異民族の住んでいる地域)の地、顔は砂漠(沙)の塵にまみれ、ほつれた鬢(顔の左右側面の髪)は風に流れる

美しい眉をえがいたうすずみも、豊かなほおにさした紅も、いつしか色あせた (※銷:消える。※残黛:褪せて消えかかったまゆずみ。※瞼:顔。)

悲しみ、苦しみの為(愁苦辛勤して)げっそりとやせ衰えてしまい(顦顇し尽くれば)

今の私の姿は、皮肉にもあの醜婦の肖像画そのものになってしまっている (※卻:逆に。※畫圖:画家が描いた醜くかかれた肖像画)

因みに、この白居易の詩、『王昭君』は二首連作なので、参考までに「その二」を紹介する。

王昭君(その二)

漢使却回憑寄語  漢使(かんしき)却回(きゃくかい)す憑(よ)りて語を寄す

黄金何日購蛾眉  黄金何(いずれ)の日か蛾眉(がび)を購(あがな)わんと

君王若問妾顔色  君王若(も)し妾(しょう)が顔色を問わば

莫道不如宮裏時  道(い)う莫(なか)れ宮裏の時に如かずと

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2011年10月23日 (日)

民主党は一旦“解党”すべきだ

民主党を“融和”させているのは、「理念」でも「政策」でもない。民主党は、まるで図体ばかりが大きい恐竜のようだ。本能的に各々の「利権」はあるが、「国益」はない。民主党とは、右から左までの寄せ集め。単なる“選挙互助会”政党に過ぎない。

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写真上は、(本文とは関係ないですが)昨日、JR千葉駅前広場で開かれた合唱コンサート風景。素晴しい歌声でした。特に『月の沙漠』(作詞・加藤まさを、作曲・佐々木すぐる)と、『ふるさと』(作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一)の合唱は良かったです。(因みに、千葉市民の日は10月18日です。)

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◆報道2001

日曜日の今朝は、いつも通りフジテレビ『新報道2001』を見ていたら、“TPP”が中心だった。

出演者は、民主党からは、山田正彦前農水大臣、櫻井充政調会長代理、近藤洋介衆議院議員の3人。そして、みんなの党の江田憲司幹事長の、合計4人の国会議員による議論だった。

(番組では)自民党議員の姿は見えなかった。「存在感があまり感じられない」谷垣自民党総裁であるが、しっかり頑張って欲しい。

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◆TPP参加で日本はどうなるか?

TPP参加で日本はどうなるか?というテーマでの議論だった。

(番組では)①TPP慎重派=山田氏、②条件付き参加派=櫻井氏、③TPP積極参加派=近藤氏、江田氏、という分類だった。

議論を聴いていると、民主党は党内でまとまっていない。「TPP慎重派」と「TPP積極参加派」の違いは何か?

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◆お粗末な(政治家の)議論

どちらも、日本の国益=「メリット」「デメリット」を主張するが、具体性がない。

何故なら、「交渉してみないと分からない」ことがあまりに多すぎて、要するに、日本政府の「外交交渉力」に自信が持てるのか?それとも悲観的か?という違いのようだ。

つまり、実際に交渉するのは政治家ではなくて官僚たちである。だから、日本の官僚たちが(国益のために)「どこまで頑張るか」に命運がかかっている。

今朝の議論は“まだ良い方”だが、政治家の議論なんて所詮は、自分の「利権」と「選挙」を意識する為に、日本の国益とは無関係な方向に流される。

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◆「官僚たちの夏」の今

実際に「国益」を背負って“外交交渉”するのは政治家ではなくて官僚たちである。

しかし、民主党政権は(鳩山政権・菅政権ともに)、国益のために頑張る、優秀な“官僚”のモチベーションを上げることを重視してこなかった。

しかし、尖閣沖での中国漁船衝突事件で、身を賭して「国益」を優先させた一色海上保安官のように、東日本大震災での、自衛隊員、警察官、消防隊員の献身的な活躍のように、現場での公務員のモチベーションは決して下がる事は無かった。

我々日本人として、誇りに思うのである。

むしろ民主党政権は、「政治主導」と言う名の下に、官僚への「依存」と「敵対」を繰り返してきた。もっと言えば、(例えば、古賀氏のような)改革派官僚を冷遇さえしてきたのである。

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◆民主党は解党すべき!

現在、民主党の「政党」としての体制を維持しているのは、「理念」でも「政策」でもない。「選挙」である。

民主党とは、単なる“選挙互助政党”に過ぎないのである。

「前原党」や「小沢党」はあっても、「民主党」という“政党”は存在しないのである。解党すべきである。

そのような実体の無い「お化け」のような民主党政権下で、TPPに参加交渉を始めることには「不安感」が付きまとう。議論を聴いていて、正直、そのように思った。

解散して信を問うべきではないか!

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2011年10月22日 (土)

対等な日韓関係であれ!≪続≫

(韓国を訪問した野田総理は、)「19日、まず、韓国における殉国者が祀られている国立顕忠院を訪れ、献花しました」(官邸ホームページ)とある。本来ならば、(敵であろうが、味方であろうが)祖国に忠誠を尽くした人々に敬意を表するのは、人間として当然のつとめであるしかし、そうであるならば我が国の靖国神社には参拝しないのは、(日本国の総理大臣として)恥ずべき事である

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◆顕忠院とは何か?

本来、この顕忠院(国立墓地)は、朝鮮戦争勃発により発生した大量の戦死者を弔う為に(李承晩大統領時代に)設置されたものである。

その後、米軍とともに戦ったベトナム戦争での大量の戦死者が加わり、『殉国先烈』『国家有功者』と言う名目で抗日運動のテロリストまでもが加わった。

大雑把に言えば、米国のアーリントン墓地、日本の靖国神社と同じく、国立顕忠院とは“韓国における殉国者(愛国者)”を祀る施設の事である。

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◆相手国の英霊に敬意を払う

野田総理が、まず、国立顕忠院を訪れ、献花した事自体は決して非難すべき事ではない。

米国のアーリントン墓地には“日本人を殺した軍人”が祀られている。それと同じように、日本にとってはテロリスト(犯罪者)であっても、韓国にとっては愛国者である。

日本には、(敵味方なく)死者を弔うという“武士道精神”がある。

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◆何故、(それなら)靖国神社へ参拝しないのか?

韓国へ行ったら顕忠院を訪れ最高の礼を尽くすことは、日本人の大国民としての大らかなプライドを示す事である。

お互いに(それぞれの英霊に対して)最高の礼を尽くすことは、(対等な日韓関係であり)日韓友好の近道である。

(そうであるならば)何故、野田総理は我が国の靖国神社へ参拝しないのか。その事に、私は最も失望したのである。恥ずべき事である。

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2011年10月21日 (金)

対等な日韓関係であれ!

韓国は、「歴史認識」(日本による植民地支配)と言い、絶えず嘘をついてきた。嘘をつかれても、日本がこれに異議を唱えなければ、その嘘はやがて「外交上」は、真実になってしまう。

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◆日韓首脳会談(於・韓国ソウル)

野田総理には失望したネエ。

韓国の李明博大統領との会談で、(通貨危機の際に外貨を融通し合うという)日韓通貨スワップの枠を5倍の700億ドル(約5.4兆円)に拡充することに合意した。

これは、“日本は韓国を助ける”という合意である。

「韓国を助けるため」に、わざわざ韓国まで出掛けて行く野田総理も如何なものかと思う。

韓国を助けるのは良いが、本来、向こう(韓国)から日本に“お願い”に来るのが筋ではないのか?

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◆しかし、野田総理に失望したのはそんな事じゃない

総理がわざわざ韓国まで出掛けて行ったのに、総理大臣として、我が国の立場を何一つ主張しなかった。

我が国の国有の領土、竹島については、韓国軍による「不法占拠」に対して、また自民党議員の「入国拒否」に対して、野田総理は何ら抗議をしていないではないか。

抗議をしないどころか、話題にも取り上げなかった。

最低でも、①竹島の(ヘリポートなどの)工事中止を要求すべきであり、②入国拒否の理由と今後の対応についてキチンと問いただす。

このくらいの事は、すべきではないのか。

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◆もう一つ、失望した事がある

それは、儀軌の引き渡しである。

※儀軌とは、李氏朝鮮時代の国家主要行事を文章や絵画で記録した文書類の総称である。(Wikipediaより)

これは、いったん、「慰安婦の問題」のように日韓基本条約で解決したことを、韓国側の一方的「歴史認識」を理由に(再び、感情的に)蒸し返す事になる。

日韓間の「歴史認識」は、残念ながらその溝は永遠に埋まる事が無い。

だからこそ、日韓基本条約で正式な手続きをもって解決したのである。

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◆少なくとも日韓関係は“対等”であれ!

1910年の日韓併合も、正に正式な手続きをもって締結したのであって、野蛮な掠奪ではない。

儀軌の引き渡しには反対であるが、最低でも、(これは、日本の善意であり)日韓基本条約で解決済みの問題を「歴史認識」を理由に蒸し返さない事を確認し、韓国に残る日本の古文書について日本に引き渡すくらいの事はすべきではないのか。

野田総理は、韓国に残る日本の古文書については「アクセスの改善を期待する」と述べ、李明博大統領は、黙って聞いているだけであったという。

これでは何のために首脳外交を行なっているのか、子どもの使いではないか。

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2011年10月20日 (木)

奉祝 皇后陛下お誕生日

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皇后陛下、お誕生日、おめでとうございます。末永く、お健やかであられますようお祈り申し上げます。

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◆“皇室は祈りでありたい”

天皇陛下と共に国民の平安をお祈りし、寄り添い、温かく励まして下さる皇后陛下は、今日、77歳(喜寿)の誕生日を迎えられました。

両陛下の大御心はお言葉として現われます。そして、そのお言葉に、いつも涙が出るほど感動します。

特に、被災地を訪問された時の事です。

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◆生きていて下さって有難う

皇后さまは、津波で家族を失った被災者に対して「生きていて下さってありがとう!」と手をとって身と心を寄せられた。

“悲しみと失意の底”にいる人に対して、「頑張れ」ではなかった。

「頑張れ」ではなく、「生きていて下さって有難う」だったのである。

このお言葉に、「皇室は祈りでありたい」という皇后さまの大御心が表れているようで、心から感動した。

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2011年10月19日 (水)

どうなる日本?~TPP議論≪3≫

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◆日本の将来?・・・4つの政治課題

私が思うに・・・日本の政治課題は4つある。

①沖縄基地問題・・・(これは、国防&日米同盟の問題である)

②原発問題・・・(これは、エネルギー&環境の問題である)

③TPP問題・・・(これは、外交&産業貿易の問題である)

④拉致問題・・・(これは、国家主権の問題である)

どの課題も、総合すれば、「日本の将来」にとって重要な政治課題である。しかし、国会で真剣な議論はされてこなかった、今でも未解決の問題である。

中でも、TPP問題は、今ようやく(国会の外で)議論が始まったばかりである。

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◆TPPおばけ?

TPP「推進論者」の筆頭は、前原誠司氏である。

前原氏は、「(あり得ない事に)過剰に怖がる」「恐怖心を煽る」として、民主党内の反対派を「TPPおばけ」と言ってけん制した。

一方、「反対論者」の国民新党の亀井静香氏は、「TPPは単なる関税の問題ではない」「日本が断わればすむ話」と、前原氏らを批判した。

日曜日のフジテレビ『報道2001』でも、1対4のデイベートで堂々の“存在感”を示していた。

郵政民営化で、今でも小泉純一郎元総理には“私怨”を引きずっている。

その“怨み”が逆に亀井氏のエネルギーになっているらしい。

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◆“正体”はまだ分からない

TPPに対して、賛成・反対双方に共通していることは、(正直)その“正体”はまだ分からないことである。

それ故、前原氏は「お化け」と言ったのだろう。

賛成論者は、「今、参加しないと、後からでは決まったことを押し付けられてしまう」・・・だから「最初から参加して、日本の主張を通すべきだ」と主張する。

反対論者は、「TPPは日本には何の利益もない」と主張する。

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◆何が、国益に適っているか?

TPPの中味がハッキリしてないから、賛成or反対?どちらも「日本の将来像」を示していない。

「最初から参加して、日本の主張を通すべきだ」という賛成論も、「TPPは日本には何の利益もない」という反対論も、どちらもメリットとデメリットを秤にかけて「国益」を主張している。

しかし、国益とは、「経済」だけのメリットとデメリットを秤にかけるような損得勘定ではない。

メリットばかりが「国益」ではない。

日本にとっては、(当面は)不利益でも、国家存続のために(臥薪嘗胆)「耐えて、忍んで」頑張る事もまた国益なのである。

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◆日本を守るのに右も左もない(?)

社民党・共産党などの、元来、イデオロギー的に「反米左翼」政党は、「米国追随」とTPPには反対している。

一方、(野党の)自民党はと言えば、TPPについては態度が不鮮明であるが、保守派の西田昌司氏などは、「TPP反対」を主張している。

「アメリカの農産物を日本へ輸出するのが目的」「ドル安円高に誘導すれば日本製品の価格は値上がりして(必ずしも)輸出のメリットはない」とその“正体”を指摘する。

TPP反対論者は、「日本を守るのに右も左もない!」と言う。(正に正論である)

そして・・・、「反米」で一致する。奇妙な光景である。

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◆正論、必ずしも“正解”にあらず

自民党の西田昌司氏は、私が、尊敬する政治家の1人である。

その西田氏は、「(TPP参加は)普天間と尖閣諸島の失政を隠すための“民主党の売国政策”」と民主党を斬って捨てる。

さらに「売国とは対中国、対半島にだけのことではありませんね」と、論理がスッキリしている。

溜飲が下がる、気持ちが良い。

しかし、保守派の「TPP反対論」は正論だが、正解ではない、と私は思う。

最初に書いた政治課題(①沖縄基地問題②原発問題③TPP問題④拉致問題)どれ一つとして、「未解決」のまま問題先送りであった。

そのような日本国の現状を冷静に見れば、正論は必ずしも正解とは言えないのである。

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政治家は、「正論」を述べるだけの学者とは違う。むしろ、難しい多元方程式の「正解」を導き出さなければならないのが政治家である。

覚悟を決めて、アメリカを選ぶが良い。「面従腹背」の中で、当面・・「デメリット」の方が多いとしても日本の国力を高めていかなければならないのではないか?

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2011年10月18日 (火)

≪漢詩鑑賞≫暮に立つ(白居易)

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白居易は、40歳の時に母を亡くして都から郷里に帰って喪に服していた。当時の政治状況は、白居易の政治家としての未来にも影がさしていた。

郷里での日々は、平和だが憂鬱で孤独なものであった。この詩・『暮に立つ』は、その頃の作品である。

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暮立(暮に立つ)  <七言絶句>

黄昏獨立佛堂前  黄昏(こうこん)独り立つ仏堂の前

滿地槐花滿樹蟬  地に満ちる槐花(かいか)樹に満ちる蟬

大抵四時心總苦  大抵(たいてい)四時(しいじ)心総べて苦しけれど

就中腸斷是秋天  就中(なかんずく)腸の断たれるは是れ秋天

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たそがれ時(黄昏)にひとり仏堂の前に立つ

舞い散ったえんじゅの花(槐花)が地面を埋め尽くし、木という木には蟬が鳴いている

およそ四季(四時)それぞれ心に悲しみをさそうものだが

とりわけ、腸がちぎれるほどに悲しいのは秋

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白居易は、四季のうちで、もっとも悲しいのは秋だという。それも、“腸がちぎれるほど”悲しいという。その感慨を際立たせているのが第1句にある。

満地の槐花、満樹の蟬(せみ)、そして暗くなりつつある時に白い花が散らばっている。樹という樹には蟬の声、読経の大合唱にも聞こえる。

このような舞台背景の中、作者の姿が静寂な世界の中で際立って孤独に見える。

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2011年10月17日 (月)

阿比留瑠比氏「民主党政権は治外法権か」

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民主党政権の2年間は、鳩山由紀夫「史上最悪」と、菅直人「史上最低」に集約される。半年ほど前の事ですが・・・震災復興に名を借りて嬉々として延命をはかる「最低総理」菅直人がいた。マスコミは総じて、「今は震災復興・復旧が先!」と、“無為無策”でも・・・菅政権を厳しく批判することはなかった。

しかし、そんな中、「総理、あなたこそ復興の障害です」と、真っ向から斬り込んだ記者がいた。産経政治部・阿比留瑠比記者であった。今日は、阿比留瑠比氏の最近の正論『民主党政権は治外法権か』を紹介する。

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◆再燃する慰安婦問題

民主党政権はまるで、法やルールが適用されない「治外法権」の世界に遊んでいるかのようだ。

「何らかの人道的な仕組みを検討する余地があるのではないか」

前原誠司政調会長は11日、滞在中のソウルで韓国政府が賠償請求権交渉を求める慰安婦問題についてこう表明した。平成19年に解散した財団法人「アジア女性基金」を参考に、新たな基金の創設構想を明らかにしたのだ。

前原氏は周囲には「(韓国の要求を)門前払いするのではなく、余韻を残した方がいい」とも指摘していたが、根本的な錯誤がある。

日韓間の請求権問題は1965(昭和40)年、10年以上の交渉の末に締結された日韓基本条約で「完全かつ最終的に解決され」、「いかなる主張もすることができない」と確認されている。

国家同士の冷厳な契約であり、むしろ決して「余韻」を残してはならない問題だ。アジア女性基金は請求権問題は解決済みだからこそ、「道義的な気持ちを示す」との政治判断で民間の募金形式で一時金(償い金)を支払ってきた。

ところが結局、韓国側は「そういうものをもらえば、ことの本筋をすり替えることになる」(金大中元大統領)と受け取りに反対した。日本側が期待した「和解」の効果はあまり生まなかったのだ。

外務省高官も「前原氏がこんなことを言えば、韓国側がますます強く出てくるだけだ」と嘆く。

民主党政権には“前科”もある。前原氏に近い仙谷由人政調会長代行が官房長官だった昨年7月、突如として韓国への新たな個人賠償補償検討の考えを表明したのは記憶に新しい。

「(日韓基本条約で)法律的に(日本に)正当性があると言って、それだけでいいのか・・・」

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◆小沢氏の牽強付会

法やルールを恣意的に、牽強付会に扱うのは、小沢一郎元代表も一緒だ。政治資金規正法違反事件での公判が始まった小沢氏は6日の記者会見で、こう述べて野党が求める証人喚問を拒否した。

「三権分立を君はどう考えているの?(裁判所が)いろいろな力や干渉で結果が左右されることになったらいけないから、司法は司法で独立している」

だが、三権分立は立法、行政、司法の三権の不干渉を意味するのではない。権力の暴走を防ぐため、三権が互いに抑制し合い、均衡を保つことに目的がある。

裁判中の事件でも証人喚問はむろん可能であり、小沢氏の主張は根拠に乏しい。国会議員には、司法の場で法的に問えるかどうか以前に、政治的・道義的にどうなのかを問う責任があるはずだ。

にもかかわらず、野田佳彦首相は「司法の動きが始まっているときに、証人喚問というやり方が妥当なのか」と述べ、小沢氏の理屈を追認している。問題の本質を理解していないのか、党内融和を優先して目をそらしているのか。

輿石東幹事長に至っては、小沢氏が証人喚問に関する質問に激怒した理由を8日のテレビ東京の番組でこう付度してみせた。

「『裁判所のまねごとをさせるのか』という意味でしょう」

国会による国政調査権の行使である証人喚問を、まるで「裁判ごっこ」であるかのように軽視するのは、自ら所属する立法府への侮辱行為にほかならない。

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◆モラルハザードの懸念

思えば鳩山由紀夫、菅直人の両元首相も順法精神に欠けていた。

鳩山氏は、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題について、「腹案」もないまま「最低でも県外」と言いだした。一方で、オバマ米大統領には「トラスト・ミー(信頼してほしい)と口走り、期待を抱いた沖縄県民も米国も裏切る悲惨な結果となった。

鳩山政権発足まもない平成21年秋には、複数の政府高官や閣僚が「政権交代したんだから米国も分かってくれる」と自信たっぷり述べていたが、単なる甘えだった。

後任の菅氏は昨年9月の中国漁船衝突事件で、自らの政治判断で「超法規的」に中国人船長を釈放させ、「那覇地検独自の判断」と嘘をつき続けた。

さらに海上保安庁が公開準備を進めていた漁船衝突事件の映像を隠蔽して国民の知る権利をないがしろにし、その理由は「公開は公判上支障がある」(仙谷氏)と強弁を通した。船長はすでに帰国しており、裁判の開きようがないのは仙谷氏も認めていたのにだ。

あまつさえこの年12月には、閣僚が国会で虚偽答弁しても政治的・道義的責任は必ずしも問われないという趣旨の答弁書を閣議決定している。ここまでくると国会はもう無法状態かと思える。

民主党政権は「政治主導」の美名の下、日本社会に深刻なモラルハザードをもたらしつつあるのではないか。

(あびる るい)

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2011年10月16日 (日)

反格差デモに想う

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15日、ローマで行われた抗議デモで、燃やされた車

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◆世界中で、反政府デモが起こっている

財政破綻状態のギリシャでは、公務員が「首切り反対」「賃金カット反対」と叫びデモが起こった。

デモには、常にそうだが過激派が介入して、「反政府暴動」へと発展する。

最初は、「パンをよこせ」というデモも、いつの間にか革命組織のプロパガンダで「反政府暴動」「革命」へと発展する。

世界史を俯瞰するとフランス革命やロシア革命がそうである。

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◆ギリシャは放漫経営と怠け者か?

そもそも、ギリシャ政府の放漫財政運営がもたらしたものだが、このまま放置するとギリシャは財政破綻しユーロ全体に波及する。

ユーロは潰れる危機である。だから、ヨーロッパ各国は破綻させないように資金を融通する。この繰り返し。だから、ギリシャ国民はますます怠け者になる。

日本でも・・・、働かなくても“生活保護”が受けられれば、(残念ながら)人は怠け者になってしまう。

日本人の美徳が失われつつある。即ち、「怠け者」とは、労働を“楽しみ・生きがい”ではなく“苦痛”と感じる事である。

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◆1%の富裕層、99%の庶民

ニューヨークで始まった「反格差社会デモ」は15日、財政危機が深刻化する欧州に拡大した。

フランス、イタリア、スペイン、イギリスなどで若者がデモに参加して一部の過激派は警官隊と衝突して負傷者も出た。

東京でも100名ほどが、抗議デモを行なったようだ。「増税やめろ」「金持ちから取れ」とシュプレヒコールをあげたが、欧米のような盛り上がりはないようだ。

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◆反格差デモの“飛び火”を恐れる中国共産党政府

世界中で起こっているデモは、民主主義国家として健全な姿である。

チュニジア、エジプト、リビアのいわゆる「ジャスミン革命」は、流血を見たがいずれも独裁国家での出来事である。

独裁国の中国において、「ジャスミン革命」をインターネットで呼びかけた人々は、事前に拘束され「国家転覆扇動罪」「反国家分裂法」などが恣意的に適用され徹底して弾圧された。

反格差デモの“飛び火”を最も恐れているのが、大陸周辺の異民族を侵略し弾圧してきた中国共産党独裁政権なのである。

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2011年10月15日 (土)

グローバリズムorナショナリズム?

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◆議論パフォーマンス

TPP問題で、野田総理の“指示”で、民主党内の議論がようやく始まった。

党執行部としては、ガス抜きのための“議論”開始である。

議論はようやく始まったが、専門家ですら“TPPの未来像”は予測できない。

それ故、選挙を気にする議員心理としては、難しいTPPの議論は避けたいのがホンネである。

それ故、「真摯に議論をしています」という議論パフォーマンスというだけである。

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◆何も見えて来ない議論

TPP反対派議員にしても、「それなら」と党を割って出ていく覚悟はないようである。

議論は分かりにくいし、永久に“かみ合わず”に終わる。党内は一本にまとまる事はない。

自民党も同じである。

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◆保守とは?

何処の国にも、それぞれの国柄があり文化伝統がある。

それぞれの国の先人を敬い、国家や家族を大切にするのが“保守”の意味である。

日本における“保守”とは、自意識の上では、ほとんどの人が保守であり、愛国者である。

守るべきは文化伝統は守り、改革すべきは改革する。

すなわち“改革派保守”こそが私が求めている保守の“真髄”ではないかと考える。

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◆思想の混乱(1)

だから、保守とは日本人のアイデンテイテイである。

保守は愛国者であるが、単純な国粋主義者のことではない。

グローバリズムorナショナリズム?あるいは、米国or中国?そのような二者択一の次元ではない保守とは“中庸”なのである。

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◆思想の混乱(2)

TPPの議論を見ると、極めて感情的に「親米派」と「反米派」に分かれている。

野田総理と前原政調会長は概ね「親米派」に一応分類され、党を割らずに反対派の「ガス抜き」を試みている。

一方の反米派は、中国を後ろ盾にする「親中派」と、日本の独立自尊を主張する「国粋派」に細分される。

お互いに反目しながら、TPPには“断固反対”で一致している。

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◆TPPの未来図(1)

TPP反対派の論調は、正論である。

正論ではあるが、それが実際にどうなるかは、日本の国力次第である。

国力とは、経済力ばかりじゃない。『軍事力』、『政治外交力』、『精神力』など総合的な国の力の事を意味する。

TPP問題とは、本質的にグローバリズム(国際協調)とナショナリズム(国益)のせめぎ合いであるが、我が国の底力が試されているのである。

進んでも退いても、厳しい現実が待ち構えているのである。

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◆TPPの未来図(2)

民主党は野党時代には、お気楽に「国民の生活が第一」などと綺麗事を言って日本の将来像を描くことを怠っていた。

野党だから気楽に反対して居れば済んでいた。

だが、今度はそうはいかない。

TPP問題は、参加する・拒否するにせよ日本の将来図に深く関わる問題である。

このまま、ズルズルと、「慎重に議論をしましょう」というだけで済む話ではない。

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2011年10月14日 (金)

≪漢詩鑑賞≫郷に回りて偶ま書す(賀知章)

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◆知章が馬に騎るは船に乗るに似たり

作者の賀知章(がちしょう)は盛唐の詩人で、杜甫の詩『飮中八仙歌』の筆頭に数えられほどに酒飲みであった。

☆知章が馬に騎るは船に乗るに似たり

☆眼花井に落ちて水底に眠る

「酒を飲んで詩を書けばたちどころに巻を成す」というほどであった。

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◆李白を見出した人

また、賀知章は李白を見出した人として知られている。

長安に上った李白が、推挙を頼みに賀知章を訪れたところ、李白の文章を見て、「君は天上からこの世に流された仙人だな」と感嘆し、玄宗に言上したという。

李白とは、ともに大酒飲みで、うまがあったらしい。

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◆官をやめて故郷へ帰った

80歳を超えた賀知章が道士になりたいと言い出し、約半世紀の宮仕えをやめて故郷に帰った。

この詩は、故郷に帰った時の感慨を述べた作である。

作者自身は、髪の毛の衰えた老人の姿であるが、若いころ国を出た時のままのつもりで帰った。

しかし、故郷で無邪気に迎えてくれた子どもの目には、知章はよそ者だったのである。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

囘郷偶書 郷に回(かえ)りて偶(たまた)ま書す

少小離家老大囘  少小家を離れて老大にして回(かえ)

郷音無改鬢毛衰  郷音改まるなく鬢毛(びんもう)衰う

兒童相見不相識  児童相見るも相識(し)らず

笑問客從何處來  笑って問う客何処より来たると

若いころ故郷の家を離れて、歳をとって帰って来た

お国なまりはいっこうに改まらないが、髪のあたりの毛は白くなったり抜け落ちたりしてしまった

子どもたちが私と顔をあわせても、私のことを子どもたちは知らないし、私も子どもたちのことを知らない

子どもはにこにこしながら、お客様はどちらからいらっしゃいましたかと尋ねた

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2011年10月13日 (木)

どうなる日本?~TPP議論≪続≫

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写真(上)千葉県護国神社、忠霊塔。

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◆昨日に続いて、TPPについて書く

私は、TPP反対派の「主張」はほとんど正しい(正論)と直感している。

TPPとは、貿易自由化に名を借りた経済侵略であり、戦争と言う手段を使わないアメリカによるグローバル化即ち、「世界侵略」である。

TPPとは、農業(反対派)と工業(賛成派)だけの問題ではない。医療、保険、金融、不動産、そして労働力まで自由化になる事である。

TPPとは、“アメリカの支配下に入る事”という反対派の「主張」である。

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◆経済とはバランスである

この反対派の「主張」は80%正しい。

「80%正しい」というのは、100%正しい事なんて世の中には存在しないからだ。

小泉純一郎の“郵政民営化”(改革の本丸)の時も、野党民主党が“お気楽”に反対し、与党・自民党の保守派の多くは「国が危い」として反対した。

あの時、私はこれは60点だが「郵政民営化」には賛成だった。

経済とはプラスもあればマイナスもある、各国間のバランスだと思っている。

だから、TPPも・・・貿易黒字国があれば、赤字国もある。

全世界が、平等にウィンウィンになることはあり得ないのである。

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◆戦争を覚悟できるか?

各国間(あるいはブロック経済圏)の経済力や軍事力のバランスが崩れた時に、歴史上の大きな戦争が起こった。

戦争は、そのようにして、いったん各国間のプラス・マイナスをご破算にして再び、バランスを取り戻す。

TPP反対派は「TPPの本丸は金融と情報(これはほとんどユダヤ資本)を通じて、日本を米国の支配下に入れようとする」と主張する。

これは、(米国の側からすれば)正しい分析である。

だが、憲法を改正する事も無く、「米国にも、中国にも支配されるのは嫌だ」「TPP絶対反対」というのは、「戦争を覚悟しない」“一国平和主義”に通じるものでしかない。

結局は日本の立場を悪くするだけである。

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◆日本人の底力を信じよ!

私の主張は、「TPPに参加せざるを得ない」「(そうであるなら)少しでも日本に有利に外交努力をせよ」という妥協的(日和見主義)なものである。

戦後、焼け野原から(戦勝国が驚くほど)“復興”して世界第2位の経済大国に成長した日本人の英知からすれば、今度の「平成の開国」も、乗り越えられると私は考える。

アメリカの「日本支配」だとしても、それを見事に(戦争以外の手段で)乗り越えて行けるのが、我が日本人なのである。

日本人は、焼け野原を見ると、本能的に「頑張る!」国民なのである。

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◆経済だけで、国は滅びない

冒頭にも書いたが、TPPとは戦争と言う手段を使わない、アメリカによるグローバル化即ち、「世界侵略」である。

米国の民主党と共和党による(結束した)“日本を狙った”アメリカの国益である。

即ち、保守本流と金融・情報を握るシオニスト派の米国のナショナリストとグローバリスト共通の“ターゲット”が日本なのである。

アメリカが結束しているのに、日本は(受動的に)「賛成」「反対」とバラバラである。

日本は、米国から脅かされていることは事実だが、経済だけで日本が滅びることは無い。

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◆TPP議論を“事業仕分け”せよ!

むしろ、私が一番心配しているのは、TPP参加によって、外国の“安い労働力”が導入され、日本人の雇用が失われる事と、治安が悪化することである。

外国人が急増し、さらに『外国人参政権』などが通れば、日本国は独立を失い、日本の文化伝統も破壊されかねない。

日本は、同盟国・米国と上手くつき合うべきだが、妥協できる事と妥協できない事がある。

TPPを個別に“事業仕分け”をするべきである。

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2011年10月12日 (水)

どうなる日本?~TPP議論

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◆はじめに

私は当ブログで、偉そうに政治・経済政策について書いているが、政治学も経済学も(自慢する訳ではないが)キチンと学んだことが無い。

(笑われるかも知れないが)“日本の将来が心配なので”ブログを書いているだけの市井の人間である。

私のブログには、根拠がほとんどない。凡人の“直感”で書いているだけである。

それ故、論文ではなくブログなのである。

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◆野田総理も大変だネエ!

民主党へ政権が移って2年間、日米関係は悪化した。

「トラストミー」と言いつつ普天間問題でちゃぶ台をひっくり返した鳩山由紀夫、「TPPは6月までに結論」と口約束だけで実行しなかった菅直人と2代続けて、アメリカの信頼を裏切った。

「普天間移設先」は暗礁に乗り上げてしまっているので「(日本の)TPP参加」が、大統領再選を狙うオバマの強い対日要請(圧力)である。

TPPでは党内に反対も多いし、野田総理には、(米国との関係で)あまり時間的猶予が無い。

アナーキスト(無政府主義者)の鳩山由紀夫・菅直人の尻拭いをしなければならないから野田総理も大変だネエ・・・。

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◆直感でモノを言う

さて、今回はTPP問題について“直感”で書くことにする。

私は、性格的に純情(すなお)なので洗脳されやすい(笑)。

特に、経済・財政政策では、どの学者・政治家の言う事も「正しい」と思ってしまう。

「正しい」と思うのは、小難しい“論文”を読むことよりも、学者・政治家の話し言葉・態度表情などで判断することが多い。

その判断を“直感”という。

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◆TPPとは何か?

しかし、その「正しい」と思う“直感”は、80%は的を得ている。

TPPの問題でも、反対派が、「日本の農業を守れ!」と言えばその通りだと思うし、積極派が、「TPP参加はグローバル経済社会での必然」と言えば、それもその通りだと思ってしまう。

TPP参加の「メリット」「デメリット」を比較しても、その本当の内容はハッキリしない。

内容がハッキリしないのは当然で、今後の外交交渉・駆け引きによる事が多いからだ。

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◆損得勘定ではない

TPPの問題は、「メリット」「デメリット」というプラグマティズム(実用主義)の“損得勘定”で議論される事が多い。

しかし、どうもそれではスッキリしない。

スッキリしないと言うより“損得勘定”で議論すれば、損もあり得もあり議論は何時までもまとまることはない。

そうではなく、グローバリズム対ナショナリズムの中でどのようにバランスを保ちながら、日本国として強かに生きていくかという問題である。

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◆面従腹背

つまり、“損得”ではなく、将来の日本がどうなるか?という根源的な問題なのである。

アメリカの言いなりになるのは「独立国」の国民として腹立たしい気持ちもあるが、しかし中国が虎視眈々と日本を狙っている事を考えれば、同盟国アメリカと上手くつき合っていかなければならない。

「面従腹背」の生き方である。

中国とアメリカをどちらを選ぶ?という「究極の選択」では、私は自由と民主主義の共通の価値観をもつ「アメリカ」を選ぶ。

TPPも・・・アメリカに対して「断わり切れない」ならば、交渉でできるだけ日本に有利になるように外交努力すべきだし、むしろ積極的に日本がTPPをリードすべきだと思う。

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2011年10月11日 (火)

札幌西高校クラス会in稲毛(夫婦同伴の八人会)

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◆楽しみは人生を豊かにする

人生の楽しみの一つは、古い友人とともに酒をくみかわし歓談する事にあると言える。

特に、高校時代の同級生は、純粋に故郷や古い思い出に浸ることができる。

前回のクラス会で、「今度、道幸哲也君が夫婦で来葉する際には、夫婦同伴の八人会をやろう」と約束していたが、昨日稲毛の居酒屋で実現した。

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◆朋あり遠方より来る

田辺昭次君と宮沢雅文君とは、同じ千葉市在住なので時折集まっているが、札幌市から道幸哲也君が奥様を連れて来てくれた。

奥様の道幸真理子さん(上の写真左)も札幌西高校の同級生である。

孔子の生きた時代とは違い、今は、飛行機があるからアッという間に上京できるし、日帰りも可能である。

それでも、古い友人が遠くから訪ねて来てくれるのは大変楽しいもので、孔子と同じ心境(=朋あり遠方より来る、亦楽しからずや・・・「論語」)である。

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◆お互い、女房には感謝しています!ハイ

友人関係にも、色々ある。趣味が一致しているとか、同じ志を持つ仲間とか、あるいは仕事仲間とかいう友人関係である。

これらの友人関係には、多少の“利害”もあり、それぞれに“格差”が生じやすい。

しかし、高校のクラス会というのは違う。

「同じ時、同じ場所で学んで生きた」というだけで“利害関係”も無く、気持ちの上で“格差”は無い。

高校生の頃の“本性”は、そうそう変わるモノではない。50年経っても、お互いに人間としての“本性”が見えるから楽しい。

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2011年10月10日 (月)

兄・大窪敏夫の三回忌

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◆親のような存在だった長兄

金曜日(10月7日)から昨日(10月9日)まで北海道へ行って来た。

兄・大窪敏夫の3回忌の法要に出席するためと、兄弟や親戚に会う為である。

法要の後は、登別温泉に行って、酒を飲みながら昔話に花を咲かせた。

私は、6人兄弟の末っ子である。もともと、父守一、母つねの子ども“8人兄弟”だったが2人の兄は戦前、幼くして亡くなったので、“生き残った”のは6人兄弟ということになる。

その6人兄弟の長兄が敏夫で、末っ子の私にとっては親代わりの存在であった。

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◆貧しかったが、温かい家庭だった

兄・大窪敏夫は、北大卒のキャリア官僚で北海道開発庁(現在の国土交通省)開発局長を最後に退官した。

陛下から瑞宝章を戴いた“自慢の兄”で偉大な存在だった。

次男・大窪昭一が元警察官で、三男・大窪孝司が元教員という“堅い職業”の公務員の兄たちに比して、私の人生は、履歴書を書く時は1ページでは済まない・・・自由な“フ―テンの寅さん”だった。

姉たちは、静岡にいる長女の竹田節子は来られなかったが、さいたま市の二女・高野幸子は来てくれた。

私を除けば、みんな70代・80代である。

あっちこっち、痛いところばかりのGGとBBで、(耳が遠いせいか)声だけは大きい。

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◆家族力

私は、北海道の大学を卒業していらい故郷・北海道を離れていて、現在まで千葉市に住んでいる。

親に育てられたと言うよりは、兄弟の中で育てられたという感が強い。

子どもは、社会で育てるのではなく、家族で育てるものだと、私の経験から強く思う。

病床だった母親の看護をしていたのは、札幌に居た義姉たちである。

十数年前「母㐂危篤」の知らせで、札幌の病院に入院中の母を訪ねた時、亡くなる3日前に残した言葉が、「由郎、帰りの汽車賃はあるのか?」という言葉だった。

今回の兄の3回忌法要では、私の母・つねの“面影”をもつ93歳になる菅原みつ叔母様も来てくれた。

懐かしい対面である。

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◆他力本願

大窪家は、浄土真宗である。

即ち、“他力本願”の宗教観である。

凡人の私は、子どもの頃から阿弥陀様が本尊であって、「どんな人間でも、南無阿弥陀仏と念仏を唱えるだけで救われる」「幸せに生きられる」というきわめてナマクラな宗教観が肌にあうようだ。

そろそろ死期が近づく年齢になると、努力しないでも極楽往生したいと思うようになる。

そして、PPK(ピンピン・コロリ)を願う。

宗教の本質は、この「人間の力や努力ではどうしようもないもの」を認めること、即ち、他力本願にあると正直思うようになった。

改めて兄・大窪敏夫を中心にした大窪家の家族の歴史を振り返ってみた。

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2011年10月 7日 (金)

千葉県護国神社周辺<写真>

朝夕、すっかり過ごしやすくなりました。当ブログにご訪問いただきありがとうございます。

兄・大窪敏夫の3回忌の法事があるため今日から、3日間北海道・札幌へ行ってきます。

1日に生まれた孫の名前は、大窪敬斗(けいと)に決定しました。隼弥(しゅんや)君の弟です。

それでは、また。

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千葉県護国神社周辺<写真> 私の散歩道

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2011年10月 6日 (木)

拉致されて34年、横田めぐみさんの救出を!

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◆孫は元気に退院

昨日は、10月1日に生まれた二人目の孫(未だ名前は無い)が母子ともに元気に退院した。

私は女房(BB)と一緒に迎えに行った。

孫の隼弥君(2歳10ヶ月)は、5日ぶりのママとの嬉しい対面で、すっかり甘えて抱きついていた。

孫にとっては、<5日間>は長い長い日々だったようだ。

私は、「家族」という事について考えた・・・。

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◆34年間、めぐみさんは救出を待っている

昨日は、横田めぐみさんの47回目の誕生日だった。

横田めぐみさん=失踪当時(13歳)は、北朝鮮に拉致されて<34年>になる。

父親の横田滋さん(78歳)は、集会で「(日本人拉致は)単なる人権侵害でなく、主権侵害の問題」「ぜひ全ての被害者を救出するよう進めていただきたい」と訴えた。

今まで、救出を待っているめぐみさんやご両親の気持ち想像すると胸が張り裂けそうになる。

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◆担当副大臣・松原仁先生、頑張って!

昨日の集会には、松原仁拉致問題担当副大臣が出席して政府を代表して挨拶した。

大臣の山岡賢次は、出席を避けたようだ。

そもそも、山岡賢次が“拉致問題担当大臣”であること自体が異常なことである。

松原仁先生には、ぜひ“有言実行”を貫いて欲しい。頑張ってください!

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◆菅直人は許せない!

民主党政権では、松原仁先生はほとんど“例外”のように、拉致問題について熱心であった。今は、政府を代表する立場にあるのだから、(民主党政権には期待しないが)松原仁先生には大いに期待したい。

それにしても、(拉致問題に関しても)菅直人はつくづく許せない。

☆北朝鮮の工作員で、拉致実行犯シン・ガンスの「釈放嘆願書」に署名した。

☆北朝鮮の関連団体~「市民の党」とか言う胡散臭い団体に多額の政治献金をした。

☆総理退任直前に、朝鮮学校への支援を「再検討」するよう文科大臣に指示した・・・。

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◆もし、自分の家族が拉致されたら?!

拉致問題とは、横田滋さんの言う通り、「主権侵害の問題」である。

目的は、日本国民が力を合わせて、拉致被害者を救出することである。

“その時”のために、日本の政治力・軍事力・経済力などあらゆる力を発揮するために準備する。我々は、忘れない。忘れてはならない。

もし、自分の家族が拉致されたら?!と想像するすれば分かる事である。

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2011年10月 5日 (水)

野田佳彦総理のブレ・・・カッコ悪すぎ!

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◆“らしくない”野田総理のパフォーマンス

自民党などの野党やマスコミの批判を浴びていた朝霞の国家公務員宿舎は、野田総理の「現場視察」の結果“凍結”となった。

凍結を決める前に「現場視察」とは、一応“格好をつけるため”の儀式でしかなく、野田総理には全く“相応しくない”パフォーマンスだった。

総理大臣として、カッコ悪いだけである。

安住財務大臣の説明会見も、腰が定まらない軽いものだった。

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◆国民の“人気”が第一

もともと、この公務員宿舎は民主党政権の事業仕分けチームが“凍結”にしたものだが、野田総理が財務大臣時代に、解凍して「建設を承認」した。

財務省役人の言いなりだったのだろう。

官僚には“小突きまわされ”、マスコミには“叩かれ”、それでも「国民の“人気”が第一」と平身低頭の「安全運転」に没頭する野田総理は哀れである。

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◆解散して信を問え!

野田総理が、こんなにもブレるのは、政権基盤が弱いためである。与党・民主党がもはや、政党の体をなしていないためである。

政治主導とは言いながら、政治判断が出来なくなった哀れな野田民主党政権の実態を示している。

結局、一度自分が決めたことを自分で“撤回”した。総理大臣として、カッコ悪過ぎ!

はやく、解散して下さい!

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2011年10月 4日 (火)

《映画鑑賞》はやぶさ/HAYABUSA

☆それは「失敗」ではなく「成果」と呼ぶ!

☆宇宙と一人の“命”は永遠に繋がっている!

☆最期を見届けたいなら科学者になるな!

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◆子ども達に観て欲しい映画

今日、京成千葉駅の映画館で、『映画/はやぶさ』を観て、64歳の私は感動した。

孫は、隼弥君(2歳10ヶ月)で、「はやぶさ(隼)君」と同じ名前である。

隼弥君の人生は、これから色々あるだろうなどと思いながら(シルバー割引で)映画を観た(笑)。

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◆最期は、泣かせたネエ・・・

「はやぶさ君」が“使命”を終えて生れ故郷の地球に還ってくる。

大気圏に突入して“燃え尽きる”ように7年間の寿命(人生)を終えたのである。

まるで、祖国の為に大空に散った“特攻隊の英霊”を思い出した。

切ないほどの“崇高な美しさ”に思わず涙が出るほど感動した。

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◆命は繋がっている・・・

この映画は、単なる宇宙探索機「はやぶさ」の実話をもとにした「科学映画」の域を超え、「あきらめない」ことの尊さだけでなく、人生とは何か?如何に生きるべきか?をも考えさせる。

我が国の将来を担う日本中の小学生・中学生に観てもらいたい素晴しい映画です。

文部科学大臣は、全国の小学生・中学生に「無料招待券」を配って下さい。そのくらい、良い映画である。

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菅直人のお遍路パフォーマンス

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◆「お遍路」を再開

菅直人衆議院議員(前総理)が、四国霊場八十八ヶ所巡りを再開したという。

菅直人の説明によると、「東日本大震災の犠牲者の慰霊や福島第1原発事故からの復旧への祈り」を込めて再開したと言う。

どうも菅直人がやると「お遍路」も、何やらマスコミ取材“記者同行”の安っぽい“政治パフォーマンス”に見えてしょうがない。

しかも、「“菅直人自身”が震災の復旧・復興の障害になっていた」という自己反省は、何も無い。

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◆政権を追われた悔しさ

政局や原発問題など「生臭い話はしない」、「無心で、ただ歩くのは気持ちがいいね」と言って薄ら笑いを浮かべていた菅直人だった。

たが、同行するうちに野党自民党や、「思い付き総理」と批判された世論への不満を募らせていった。

菅直人らしく、口を開けば途端に「他人への悪口」になってしまうのである。

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◆議員辞職してから「お遍路」に行くべき

今さら、菅直人の話題もつまらないのでこの辺にするが・・・。

「犠牲者の慰霊」「復旧への祈り」の言葉が、人間・菅直人の本心ならば、議員を辞職して「お遍路」に行くべきである。

SPやマスコミ取材記者を“同行”して、「他人の悪口」を吐露するようでは“お遍路パフォーマンス”と言われても仕方が無いではないか。

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この男・菅直人こそが、復旧・復興の最大の障害であった!

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2011年10月 3日 (月)

(国会で)議論はしない、解散もしない・・・

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◆高い支持率(?)の世論調査

野田内閣が発足して1ヶ月が経過した。

最新の世論調査によれば、少し下がったが、まだ60%台の高い「内閣支持率」を維持している。

信じられないような「世論調査の結果」である。

野田内閣は、不適所不適材であって・・・「まだ何もやってもいないのに」、このような高い支持率とは驚きである。

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◆野田政権の“本質”

日本人は、何と“寛容と忍耐”の美徳に優れた“お人好し”の国民であろうか。

私のような保守派(総じて言えば自民党支持者)でさえ、「野田さん頑張れ!」とエールを送っている有様だ。

但し、私が「野田さん頑張れ!」というのは、日本国の為に頑張れと言う事である。民主党政権の為でもなく、延命のためでもない。

総理は良くても、野田政権の“本質”は、民主党政権でしかないのが“現実”である。

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◆「政治とカネ」相変わらずの小沢一郎&民主党執行部

報道では、あの小沢氏が“秘書たちの有罪判決”を受けて、「証拠も無いのに!」と裁判を批判している。

言いたいことがあるなら、(国会議員として)証人喚問に応じて、堂々と「国会」で話したらよいだろうに。

今まで、一度も(政治家として)説明責任を果たしていない小沢一郎氏が、「判決」を批判するのだから、呆れたモノだ。

党内融和を優先する野田政権・民主党執行部は、小沢一郎氏の“証人喚問”に「ゼロ回答」だった。

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◆(国会で)議論もしない、解散もしない

臨時国会は、9月30日で閉じてしまった。閣僚たちが無能なため、国会論戦ではボロが出てしまうからである。

どうやら、「(国会で)議論もしない、解散もしない」という事しか、野田総理の念頭には無いようだ。

「議論もせず」「解散もせず」というのでは、どんなに“お人好し”の国民であっても、“打倒民主党政権”に立ちあがるしか道は無いではないか。

野田総理のとるべきは「安全運転」ではなく、(国会で)議論を尽くして解散・総選挙を!と言う事ではないのか?<年内解散総選挙を!>

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☆癒やされるネエ・・・

新生児室で寝ている孫の姿を見ると、癒やされるネエ(生後、1日未満)

<GGの独り言>

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2011年10月 2日 (日)

《漢詩鑑賞》 『詩仙』李白を思う、『詩聖』杜甫の詩について

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唐代の二大詩人、『詩仙』李白と、『詩聖』杜甫が初めて会ったのは744年、李白44歳、杜甫33歳の時であった。

当時、李白は宮廷から遠ざけられ、杜甫は科挙に落第し、二人とも失意の中で洛陽で出会って、その後二人は放浪の旅に出る。

杜甫は、先輩詩人・李白の身を案じていたが、最後まで再会がかなわなかった。

李白を思う杜甫の詩の中でも、次の代表作を鑑賞してみる。

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春日憶李白 (春日李白を憶う) 杜甫

白也詩無敵  白也(はくや)詩敵無し

飄然思不群  飄然(ひょうぜん)として思群せず

李白よ、あなたは詩にかけては天下に敵が無く、その詩想は、凡俗を超越し、なみはずれている

淸新庾開府  清新は庾開府(ゆかいふ)

俊逸鮑参軍  俊逸は鮑参軍(ほうさんぐん)

その詩の清新なことはちょうど北周の庾信(ゆしん)のようで、詩才の優れてずばぬけていることは、ちょうど宋の鮑照(ほうしょう)のようです

渭北春天樹  渭北(いほく)春天(しゅんてん)の樹

江東日暮雲  江東日暮(にちぼ)の雲

今、私は渭水(いすい)の北で、春空の木の下で、あなたのことを思っているが、あなたは揚子江の東で、日暮れの雲に都を思っていることでしょう

何時一樽酒  何(いずれ)の時か一樽(いっそん)の酒

重與細論文  重ねて与(とも)に細かに文を論ぜん

いつの日にか、あなたと二人で、樽の酒を酌み交わしながら、再び、一緒につぶさに文学について語りあえるだろうか

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飮中八仙歌 (飲中八仙歌) 杜甫

知章騎馬似乘船  知章が馬に騎るは船に乗るに似たり

眼花落井水底眠  眼花井に落ちて水底に眠る

賀知章(がちしょう)が酔って馬に乗っている様子は、ゆらゆらと揺れてまるで船に乗っているようだ。目はちらちらして、井戸に落ちても気がつかず、そのまま水底で眠ってしまう

汝陽三斗始朝天  汝陽は三斗にして始めて天に朝し

道逢麹車口流涎  道に麹車に逢えば口に涎を流す

恨不移封向酒泉  恨むらくは封を移して酒泉に向かわざることを

汝陽王(じょようおう)は三斗の酒を飲んでから、朝廷に出仕する。出仕の途中で麹車(きくしゃ)に会えば飲みたくて口から涎(よだれ)を流す。いつも残念に思っているのは、酒泉に領地がえをしてもらえないことだ。

左相日興費萬銭  左相の日興萬銭を費やす

飮如長鯨吸百川  飲むこと長鯨の百川を吸うが如く

銜杯樂聖稱避賢  杯を銜み聖を楽しみ賢を避くと称す

左相李適之(りてきし)は、日々の遊興に一万銭もの大金をつかってしまう。その酒の飲み方は、大きな鯨が百の川の水を吸いつくすように飲む、杯を手にしては、清酒を楽しみ、どぶろくは飲まないと自らいっている

宗之瀟灑美少年  宗之は瀟灑たる美少年

舉觴白眼望靑天  觴を挙げ白眼にして青天を望めば

皎如玉樹臨風前  皎として玉樹の風前に望むが如し

宗之(そうし)はすっきりしてあかぬけた美少年である。杯をあげて、世の中を白眼視して、青空を見ると、その様子は素晴しく美しい木が風を受けて立っているようだ

蘇晉長齋繍佛前  蘇晉は長齋す繍仏の前

醉中往往愛逃禪  醉中往往逃禅を愛す

蘇晉(そしん)は仏教に深く帰依していて刺繍した仏像の前で長い間精進潔齋をするが、酔っては往々にして座禅を逃げ出している

李白一斗詩百篇  李白は一斗詩百篇

長安市上酒家眠  長安市上酒家に眠る

天子呼來不上船  天子呼び来れども船に上らず

自稱臣是酒中仙  自ら称す臣は是れ酒中の仙と

李白は一斗の酒を飲めば、詩を百編もつくってしまう。長安市中の酒場で酔って眠ってしまい、天子からお召しがあっても、船に乗ることも出来ない。自分のことを「私は酒飲みの中の仙人です」と称している

張旭三杯草聖傳  張旭は三杯草聖伝う

脱帽露頂王公前  帽を脱ぎ頂を露わす王公の前

揮毫落紙如雲煙  毫を揮い紙に落とせば雲煙の如し

張旭(ちょうきょく)は三杯の酒を飲むと見事な草書体で書を書く。帽子を脱ぎ、頭をむき出しにするなど、王公の前でも礼儀をわきまえない。しかし、筆をふるい、墨を紙に落とせば、その文字は雲煙の飛ぶように見事である

焦遂五斗方卓然  焦遂五斗方に卓然

高談雄辧驚四筵  高談雄弁四筵を驚かす

焦遂(しょうすい)は普段は話下手であるが、五斗の酒を飲んではじめて意気があがってくる。そのとうとうたる雄弁で、声高く話し、周囲の人々を驚かすほどである

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2011年10月 1日 (土)

二人目の孫が誕生しました

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◆人は泣きながら生まれてくる(五木寛之)

昨夜、息子(パパ)よりメールあり、産婦人科病院へ行った。

隼弥君(2歳)は「分娩室」に入れないので、パパ・ママと別れて、GG(ジイ爺)とBB(バア婆)と一緒に、家に戻ることにした。

隼弥君は、“親子の愛”が引き裂かれるかのように「パパ」「ママ」とずうっと叫び泣いた。

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◆森羅万象に感謝したい!

泣き叫びながら・・・ようやく昨夜10時半頃寝た。

時折思い出すように「パパ」「ママ」と、夜泣きした。

今朝、息子(パパ)が帰ってきて、「今朝0時20分、3kg超の男子(隼弥君の弟)誕生」「母子共に健康で無事に生まれた」との事。

誠に有難く、森羅万象に感謝したい。

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◆親子愛から家族愛へ

隼弥君は、今日から“お兄ちゃん”になる訳です。

親の愛を“独占”できないが、立派な“お兄ちゃん”になって欲しい。

(GGも、立派なGGになるように努力するからネ)

これからは、親子愛・夫婦愛にプラスして兄弟愛、そのすべてを含んだ総合的な“家族愛”を大切にして下さい。

(何故なら、子どもは「社会」で育てるのではなく、「家族」で育てるものなのだから)

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