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2011年9月11日 (日)

9.11(同時テロ)から10年

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◆10年前の出来事

10年前の、日本の日付では9月12日に、その惨劇は起こった。

米国での、9.11同時テロである。

テレビをつけると何度も、スローモーションのようにその映像は繰り返された。まるで現実感は無く、映画を見ているかのようだった。

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◆戦争が変化した

あれ以来、“戦争”の概念が変化したと言われている。

国と国との戦争が、国(米国)とテロリスト(アルカイダ)との戦争に変化したのである。

世界史は、社会主義圏の覇者・ソ連が崩壊しても、国家対テロリストの新たな戦争を引き起こした。

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◆何故、このような戦争が起こるのか?

国家が正常に機能してさえいれば、恐らく戦争は回避されるだろう。ただし、それは世界中の国家が正常に機能しているという条件がつく。

つまり、国家間の人・モノ・カネの“均衡”が崩れると、必ずそこには戦争の“原因”が生じる。

戦争反対だ!というのは簡単だが、戦争は無くなる事はない。

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◆戦争は無くなるか?

私は悲観的な見方だ。

世界史を見ればどうしても、“悲観的”にならざるを得ない。

例えば砂漠で、機能しているのは国家ではなく、遊牧部族の長である。

遊牧民を実体として支配しているのは、大統領ではなく部族長である。

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◆もう一つ、言えば中国の存在である

中国には、天下はあっても国家はない。すなわち、中国という“国家”は無いのである。

はじめて、天下統一をしたのが秦の始皇帝で、これは諸国の国王を統一した天下、すなわち皇帝なのである。

蒙古民族が、天下統一したのが元であるように。中国大陸において“国家”という概念は成立しないのである。

“国家”という概念がないから、国家も正常に機能しないし、周辺諸国にも機能させないのは当然の事である。

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◆9.11同時テロから10年・・・

今、国を防衛する方法はただ一つである。

その方法とは、国家の機能を正常に働かすことである。

わが日本国は、その機能が正常に働いていないのではないか?

9.11から10年の今日、視界を少しだけ「世界史」に拡大して見れば、私はそのように思うのである。

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