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2011年9月15日 (木)

《漢詩鑑賞》 月下獨酌 李白

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李白には酒を題材にした詩が多い。

月も影も酒を飲まないが、自分(李白)のあとばかりついてくる。仕方がないから一緒に飲もうと3人で飲んでいると、月と影も酔っぱらってくる。

酒仙李白ならではの傑作である。

☆・・・・・・☆・・・・・・☆・・・・・・☆

月下獨酌(月下独酌) 李白

花閒一壺酒  花間(かかん)一壺(いっこ)の酒

獨酌無相親  独り酌(く)んで相親しむ無し

※春の夜咲きにおう花の中で、一壺の酒をかかえ、お互いに語り合う親しい人もいないので、独りで酒を酌む

舉杯邀明月  杯を挙(あ)げて明月を邀(むか)え

對影成三人  影に対して三人と成る

※そこで、杯を高くあげてのぼってきた明月を迎え、これで、月と我と我が影と三人となった

月既不解飮  月既(すで)に飲を解せず

影徒随我身  影徒(いたずら)に我が身に随(したが)う

※しかし、月はもともと酒を飲むことはできないし、影は影で、ただ我が身につき従うばかりでつまらない

暫伴月將影  暫(しばら)く月と影とを伴いて

行樂須及春  行楽須(すべか)らく春に及ぶべし

※まあしばらくはこの野暮な友の月と影とをつれにして、春のよき季節をのがさずに楽しみを尽くしておこう

我歌月徘徊  我歌えば月徘徊し

我舞影凌亂  我舞えば影凌乱(りょうらん)す

※私が歌うと月はふらふらと天上をさまよい、私が舞うと影も地上で乱れ動く

醒時同交歡  醒時(せいじ)は同(とも)に交歓す

酔後各分散  酔後(すいご)は各(おのおの)分散す

※醒めている時には、我ら三人は喜びを愉しみ合うが、酔って独り寝た後は、それぞれ別れ別れになってしまう

永結無情遊  永く無情の遊を結び

相期邈雲漢  相期して雲漢(うんかん)邈(はるか)なり

※いつまでも、世俗を離れた交遊を結ぼうと、はるかな天(あま)の川で再会を約束する

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