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2011年9月30日 (金)

“寡黙”になってしまった野田総理≪残念!≫

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◆党内融和人事は、恐るべき野田流「高等戦略」

自民党・森雅子議員は、「(取り締まる警察のトップが・・・山岡大臣では)泥棒が、泥棒を取り締まることだ」(拍手!)と言った。

みんなの党・小野次郎議員は、「用心棒に、十手を預けることだ」(拍手!)と言った。

言うまでもなく“マルチ山岡”の国家公安委員長(兼消費者担当大臣、兼拉致問題担当大臣)起用を批判して言った事だが、ズバリその通りである。

よく言ってくれた。

野田内閣の閣僚は、山岡大臣のほかにも、平岡法相など、攻めどころはたくさんあるが、実は、これこそが野田総理の高等戦略である。

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◆批判の矛先を“小沢(山岡)に集中させる”野田戦略

問題山積の今、「(当然、政治とカネ問題で)小沢一郎の説明責任」「閣僚個人の適格性と任命責任」「原発事故処理と脱原発」に議論が集中する。

このことで、安全保障政策や税制政策の“日本再生”の議論が薄くなる。

マルチ商法専門弁護士(森雅子議員)や、元警察官僚(小野次郎議員)だけに、(予算委員会での)核心を突いた言葉だった。

野田総理は、「(山岡マルチ疑惑の)事実関係に本人にも確認させていただきたい」とする一方、「(山岡大臣として)職責を果たしてもらいたい」と答弁した。

野田総理が、敢えて「山岡大臣」を晒し者にしておく“理由”があるのである。

◆敵は小沢一郎

野田総理には、まだまだ“事の深刻さ”(獅子身中の虫)を分かっていないようだと言う考えがある。

イヤそうではない。(穿った見かたをすれば)「獅子身中の虫」を十分承知の上での“野田高等戦略”なのではないだろうか?

野田佳彦総理にとって、“敵”は野党・自民党ではなく小沢一郎である。

野田総理の誕生で、民主党と自民党の差異は少なくなった。

恐らく、野田佳彦総理にとっては、政治理念や基本政策について自民党とは胸襟を開いて話し合えるが、小沢一郎とは水と油のように溶け合う事は無い。

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◆そろそろ、“野田色(=保守)”を出せないか?

小沢一郎の“子分”山岡賢次を閣内に(身動き取れないように)幽閉しておくために、敢えて「マルチ山岡」を承知の上で、国家公安委員長・消費者担当・拉致問題担当大臣に起用した。

衆目監視の身だから山岡は、身動きが取れず、悪さが出来ない。

私はまだ半信半疑だが、党内融和(人事)と言う名の下に、小沢一郎を封じ込める野田佳彦の“高等戦略”だと考えれば、野田佳彦は“策士”である。

そして、政治家・野田佳彦には、「101回プロポーズ」発言の通り、粘り強く“保守・愛国連合”を模索して欲しい。

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◆野田さん、保守の期待を裏切らないで!

後世、総理大臣の評価は、「長くやった」ではなく、「何をやったか」である。

重要法案(憲法改正に必要な国民投票法、朝日新聞と日教組の反対を押し切って通した教育基本法、国家公務員の改正法案など)を成立させた安倍晋三元総理は、高く評価すべきである。

民主党は、マニフェスト破綻(公務員改革など)について「4年間」でやり遂げると言うが、それは欺瞞である。「自己保身」の言い訳である。

2年間で出来ないことは、4年間で出来る訳が無い。野田総理のすべきことは、安全運転(余計なことは言わない、派手はしない、突出しない)ではない。

山岡らを閣内に閉じ込め、“政敵”小沢一郎に勝利するまでは良いが、その先は断固として野田色(=保守)を鮮明にして欲しいモノである。

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1ヶ月前の「ドジョウ発言」で、野田さんらしさを前面に出した時の“魅力的”な野田さんとは別人のようだ。今の野田さんは安全運転に集中するあまり“寡黙“になりつつあるようで残念である。

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