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2011年9月25日 (日)

総じて、政府民主党は“慎重論”に陥りやすい

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◆野田流の“正心誠意”

短時間の日米首脳会談だったが、オバマ大統領からは、「TPP」や「普天間移設」について課題(宿題)を突きつけられた。

野田総理は、“誠意”を全身に示しながら、しかしオバマには「約束」を避けた。

「TPP」や「普天間移設」については、日本国内はもとより、民主党内ですら“コンセンサス”が得られていない。

野田総理としては、YESともNOとも「約束」できないのである。

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◆精一杯の“誠意”と“慎重論”

何故なら、(民主党内ですらまとまらないのだから)野田政権を1日でも長く維持し、延命するには、米国の突きつけた課題(宿題)に対しては、時間稼ぎするしか方法は無いのである。

野田総理の基本姿勢は、(野田総理の「持論」はあるだろうが)日本を代表する立場として、TPP、普天間、消費税、その他すべてに亘って“慎重論”である。

野田総理の“慎重論”は、それでも・・・「愚かで無自覚なウソをついた」鳩山由紀夫(元総理)や、「言っても何もやらない」菅直人(前総理)とは違って、オバマには野田氏の姿にある程度“誠意”は感じたのだろう。

I can do business with him.(彼とは一緒に仕事はやれる)とオバマは語った。

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◆グローバリズム対ナショナリズム

民主党の「党内融和」とか、自民党との「連立協議」などはどうでもよい事である。

TPP、普天間、消費税などの問題は、日本国内の「政局」レベルの問題ではない。

国際社会の中で、日本国がどう生き残っていくか?という問題である。

もし、日本を取り巻く環境が、≪グローバリズム対ナショナリズムの攻防≫だとするならば、国家を危機に追い込むのは、国境を超えた「テロリスト」とグローバリズムの頂点に立つ「超大国」米国である。

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◆外圧に抗して

もし、ナショナリズムを「愛国心」と言う風に捉えるならば、我々は国際テロリストや米国と戦わなくてはならない。

しかし、日本を取り巻く環境は「非情」で、「愛国心」が100%国益には繫がらない。

そのように単純ではない。

日本は、(アメリカが好き嫌いは別にして)“日米同盟”を選択し、米国の核の下にあるのだから、憲法改正する以外には、「超大国」米国には従属する(面従腹背)しかないのである。

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◆我が国が、子孫が、“生き残る”事を考えよ!

このように考えれば、例え愛国者であっても「グローバリズム」は受け入れるしかない。

「(TPPでは)農業を守れ」「(普天間では)沖縄の立場」といった“政治家の避けたい問題”ではあるが、少なくとも「政局」レベルの問題ではない。

TPPも普天間もいつまでも“慎重”に逃げてばかりはいられない。「グローバリズム」に対して“日本の生き残り”を意味する問題である。

何が正義か?正直、私にも分からない。ただ言えることは、日本人としての誇りを持ち、国を守る事を優先すべきである。ただ・・・

=日本人として生き、日本人として死にたいだけである=

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