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2011年8月 1日 (月)

原爆と原発~その多様な選択肢を議論しよう!

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◆原発も“恐怖&憎悪”の対象か?

昨日、NHKのEテレで、途中から見たが、かなり「偏向」していた。

広島大学の教室で行なわれた、『白熱教室JAPAN(ヒロシマからフクシマへ~原爆の記憶と正義を問いなおす)』という番組である。

「不偏不党」「中立」と言いながら、実際の番組の流れは極めて「偏向」していた。

それに、「ヒロシマからフクシマへ」のタイトルが示している通り、(福島原発事故を契機に)原爆と原発をごちゃ混ぜにして、「原爆への恐怖&憎悪」の記憶を「脱原発」感情へと巧みに誘導するものだった。

つまり「恐怖&憎悪」の対象が、従来の《原爆》から《原発》まで拡大させたことである。

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◆露骨な“自虐史観”

この『白熱教室JAPAN』の講師は、「なぜヒロシマに原爆が落とされたのか?」と問いかけ、自ら次のように言った。

「広島は、昔から海軍の軍事基地があり」「日清・日露(戦争)と、大陸侵略の拠点だった」「広島が狙われた理由」はそこにある。

この講師は、「原爆への“恐怖&憎悪”を語る前に、(日本人の)“過ち”を反省しなければならない」と言った。

全て、日本国が悪い、日本国は侵略国である。(原爆を落とされた事も)日本国が、悪いからである。反省しなければならないという露骨な“自虐史観”に基づいている。

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◆政治イデオロギーと自虐史観に支配された原水禁運動

1945年8月、広島と長崎で原爆が投下された。数十万の住民が被曝した。そして日本は敗戦しアメリカの占領下におかれた。

3月の大空襲、そして8月の原爆投下・・・、これはアメリカによる無差別爆撃、大量殺戮であり(原爆投下を許可した)トルーマン大統領の“人道への大罪”である。

戦後暫くして、日本の「原水禁運動」は、政治イデオロギーに支配され、共産党と社会党系に分裂した。

共通しているのは、どちらも“自虐史観”に基づいていることである。

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◆原発は推進?廃止?→その問い自体が間違っている!

武田邦彦教授のブログで、推進派でも反対派でもない「安全な原子力なら賛成」と主張していた。概ね、同感である。

「なんとか原発を続けられないか」という推進派と、「絶対、原発はやめるべきだ」という反対派の不毛な論争、即ち、二者択一(白か黒か)の議論は間違っている。

科学技術の力で、原発の安全性を「完全に制御」すべきである。それでも、「安全」が制御されなければ、その時は止めれば良い。

この事を、「住民判断」に委ねるから、いつまでも両派の「やらせ」問題が騒がれ、「安全」のための真摯な議論が疎かにされるのである。

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5_009

(靖国神社境内)

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コメント

原発推進論者の殆どが、「安全な原発」推進論者だと思いますが・・・。
福島第1原発も第2原発もM9.0の大地震の震源地近くでありながら、安全に発電は停止したのです。
残念な事に第2原発は巨大津波が襲ってきた事により冷却水を循環させる為の装置が水をかぶり、電源も失なわれ動かなくなった事により、高温になり水素爆発を起こした・・・。
それも、官邸側が地震直後の米軍からの援助を受け入れていれば、爆発には至らなかった可能性もあるのです。
その辺の恵と検証が行われてい無い事が不安を感じさせる大元ではないでしょうか?
地震後の検証をきっちり行って国民に分かるように説明しない政府・・・。
中国の政府の高速鉄道事故処理を批判出来ない状況です。
ただ違うのは、あちらの政府は「自国の国益が何であるか」をはっきり認識して動いているという事です。
我国の政府は国益などそっちのけで自身のイデオロギー実現と延命のために国民を不安に陥れ、反原発をあおっている・・・。
一刻も早い菅総理・民主党政権の辞任を望みます。

投稿: moon | 2011年8月 1日 (月) 12時56分

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